写真を撮りに行ったって話は結構前に、この日記でも書いたと思うが、実際時間があまり無かったってのもあったが、12曲分、12枚、12シチュエーションを1日で撮ろうって決めていたので、朝まだ夜も明けていない時間から関東中を移動しまくったのを覚えている。
結局1日では間に合わず実際2日かかったのだが、写真は全く基本的な知識はなく、感覚だけで趣味でやっていたので、ポストカードの話がきたときに、「こりゃ、大変だ」って思いながら、撮る前に想像を膨らませて頭の中で見えている絵を写真にしようって決めたのを覚えている。
一日の中で、何度か自分的に奇跡が起きた。
まずは楽園エステの写真の中に偶然、鳥が入ってきたこと。
撮影に出た日がたまたま満月だったこと。
公園を歩き回ったのに幸せのカタチがみつからず、公園を出て肩を落として歩いていると、素敵な家族を見つけられたこと。
「すいません、黙って後ろからこの写真撮ったんですけど、ポストカードにしてもいいですか?」
「もちろんです、私達でいいんですか?」
「はい、とても幸せにみえたんで」
こんな会話をしたこと。
プロの写真家じゃないから、感覚だけだけど、なかなか面白かった。
写真って楽しいな。