気に入らないからって弱者に当たったり
自分の非を認めず、他人の所為にしたり
自分がされて嫌な事を他人には平気でしたり
そんな奴らばっかり。

自分っていう人間が汚れてる事には気付かない。
自分以外は他人で
他人は自分には関係ない。
自分が良けりゃそれで良いんだな。

そんな奴らばっかりの中で生きてると
ただ自覚は生まれないけど
自分もそんな奴になってしまう。
自分で自分の首を絞めてることに気付かない。

自己中心的な行為も自己防衛のうちか。
今日は誰にも会いたくない
そんな自分が本当は好き

一人でいるあなたを見てみたい
陽が差してきたら、こっそりカーテンの向こう側で
幸福の意味を考える
あなたが傍にいないという幸福を

いずれは終わるということを想像する
できるだけリアルに描く
劇的なものではなくて
自然に終わるということを

一息ついて、カフェオレを淹れて
昨日の惨劇をなぞる
ここから何処へでも行ける
何でもできる

あなた、居心地がいい
一人、孤独の中に感じる
自由、不完全だから
嫌い、自分がとても嫌い

まぶたを閉じれば今日が終わる
そして明日がやって来るまでの時間が
好き、呟いた、あなたが好き、そんな自分が
まるでガス欠のライターみたいな気持ちだ
かじかんだ指が震える
たかがこれしきのこと、それでも
苛立たしくて、その分虚しい、惨じめ

なんでだ
なんでなんだ

目に浮かぶオレンジ色の灯火が小さく消える

もう一生、これ以上、温度なんて上がらない


涙が溢れ出てしまいそうになる
そんな一人ぼっちの帰り道には
「上を向いて歩こう」と
みんな口をそろえて謳うけれど

見上げればちぎれそうな眼差しの星たち
あっという間に滲んで何も見えなくなる
呆気なく流れ出した滴が
やけに頬に張り付くんだ

だから今は、下を向いて歩こう
足元を見て、小さくても確実な一歩を
今日の日のこの涙とともに踏み出すんだ
コートの襟を立てて、今はそれもいいと思える

冷たく吹き付ける冬の夜風だって
今なら余すことなく受け入れられるよ
行き場を失った惨めさも淋しさも
惜し気なく零していけたら

ほら、一人ぼっちが渇いていく

だから今は、下を向いて歩こう
足元を見て、小さくても確実な一歩を
今日の日のこの涙とともに踏み出すんだ
コートの襟を立てて、今はそれもいいと思える

痛みを残して目覚めた朝
あなたの匂いすら忘れて
馬鹿馬鹿しいくらいに私
濡れた感情を吐き捨てた

些か寒いシャワールーム
取り残された滴は涙だけ

人懐こい黒猫が
この夜に潜り込んだ

言いたい事の一つも言えなかった
女の間抜け
たとえ身体を手に入れたとしても
それは変わらないんだった

惨めな事この上ない
帰りたくないと漏らして
眠れなくて
メランコリアが聞こえてきた

騒がしい祭りのようだった
薄いカルピスウォーター

夏の忘れ物

あなたは根無し草

すっかり冬になってしまって

今はまだ震えているけど

じきにあったまるさ
あなたと私のあいだにある距離を嘲笑って
隙間なく埋めた夜
もうこんな近くまできたのに
降りかかる吐息に温度を感じなかったのは何故

そうか、私たち
こうやってキスをしていたんだ

立ち込める夏の
危なっかしい飽和水蒸気量
いつ溢れ出してもおかしくはないよね
あなたを感じたい




無機質な、受話器の向こう側の空気は
いつの間にかもう冬が訪れていた




あなたと私のあいだにある言葉を嘲笑って
はじめからそんなものは無かったと
もうこんなにも近くにきたのに
まだまだ足りないと感じるのは身体が無いから

私たちのあいだにある永遠は空虚
二度と言葉なんて求めないから
あなたを感じるための
身体が欲しいと思った
あなたが肯きさえしてくれれば
世界が変わるような気がしている
それが勘違いだったとしても
飛び込んでいく勇気があれば
変えられるのかも知れないけれど

もう何日も続けて
あなたが夢に出てくる

あなたは笑ったり、冷たかったり
イメージは目まぐるしく変わるけど
あなたはずっと変わらないよね
今日も少し離れたところから
私を呼び寄せるでしょう

こんな独り善がり、抜け出せるかな
明日、私の世界にあなたがいるなら確実に
もっと見通しのいいところへ
走っていけるように
二人笑い合えるように

こんなにも会いたいんだって
今、気がついた


過剰に盛んになっていく
この時代が怖いのか
物心ついたときからそうだったように
問題はない

太陽が一番高く昇る日中でさえ
凍えている昨今
遠く感じるよ
なだらかなカーブを描き終わっていく今日が

不自然なことだって世界の一部なんだ
変わっていくのが怖いのか
このまま終わってしまうのが
失っているのも同然なんだという

世界中の光がなくなったら
このまま目を閉じなくったって
凝らさなくたって
耳を澄ませて感じられる全てが

消えてなくなる
自分の中から、世界が


どうしてそこに立ち続けているの
それが当然であるかのように
本当は怖くて震えているのに

足が竦んで一歩も動かないのに
今日も明日が降りかかるから
それが当然であるかのように

一秒だって許せない
自分を置いてきぼりにしてでも
進まなきゃいけないから

泣きたくなったって
約束しよう
心の中の疑問符に
見栄っ張りな笑顔を

何だってできるはずなんだ
このままじゃいられない
自分の生きる道の為