歌謡ショーの幕があがり、夜明けのブルースのイントロに乗って五木座長が降臨!!!

 

ペンライトの客席を見渡して・・・ひろしコールに包まれて・・・五木座長は言葉が出ません。。。

その姿に客席は感涙!!!!

 

♪ここは松山~♪のあとの「ひろしー!!!」の大ボリュームでの掛け声は史上最高のひろしコールだったでしょう。

 

もちろん私も超大声で叫ばずにはいられませんでした。

 

その「ひろしコール」で五木座長も大感動。

 

歌い終えてもしばし言葉が出てこない・・・その間にも「ひろし」コールが鳴りやまず・・・

 

すぐに「契り」を歌われましたが、その歌声にきっと安堵したであろう五木さんファンの方々。

 

五木さんファンの方々の心配と喜びがいかばかりかは自分がもし冬美ちゃんが長期休演となったときにどのように心配したかと置き換えなくてもわかりすぎます。

 

♪愛する人よ 健やかに♪の歌詞が沁みすぎます。

 

60周年記念公演であることも相まって、ずっと健康で素晴らしい歌声を届けてくださっていた五木さんの凄さや、その五木さんでずっと幸せに過ごさせてもらっていた五木さんのファンの方々との心の声のやりとりが手に取るように伝わる空気。

もう感動ですよぉ!!!!

 

歌い終えた五木座長もしばらくひろしコールを浴びてからお話しをはじめてくれました。

 

そのご挨拶の中では体調不良でこんなに心配をかけたことがなかったというお話や、入院した当初は集中治療室にいたこと、すぐにでも復帰したかったけれどもそういった状態ではなかったことなど、丁寧に経緯を説明してくださいました。

 

風邪をこじらせて気管支炎などになってしまったと思っていましたが、想像していた以上に深刻な状況だったこともはじめてわかり、冬美ちゃんや太川さんはじめ共演者やスタッフの方々がただただ無事を祈ってお留守を守り、必ず五木座長が戻ってこられると信じて2週間守り続けていた覚悟が、こんなにも深刻な状況だったんだと知り、改めて共有できた気がしました。

 

ファンにも心配をかけてしまったこと、常に「ひろしが元気だから頑張ろう」というパワーを与え続けていたのに、今回初めてそれが叶わなかったことなどをファンの皆様に伝えていらっしゃいました。

 

それから、代役を務めてくれた太川陽介さんや、歌謡ショーを支え続けてくれた冬美ちゃんへの感謝を伝えてから冬美ちゃんが呼び込まれました。

 

ステージ上部の下手からぴょこっと現れた冬美ちゃんは

「五木先輩!60周年おめでとうございます!!」という言葉だったかな?とにかく五木さんへのメッセージをひとことめにされていたと思います。

 

祝い酒には会場中がおおきな手拍子をしてくれました。

 

私もすでに拍手と手拍子で手のひらが痒くなっているくらい手拍子をして、冬美ちゃんファミリーから大きな大きな「冬美ちゃん」コール!!!

 

五木座長の病状や体調を心配する気持ちを乗り越えて、お留守番をしながら、五木座長の不在をお詫びしつつ2週間ステージを守り続けたのはどんなに大変なことだったでしょう(涙)

我々にできるのはこうして手拍子や掛け声で応援することだけだったことも、今現在でも応援・声援をすることしかできないことが歯がゆいような、でも、ファンはファンらしく、できる応援をすることが使命であると思いつつ、もうどんな歌なのかどんな歌声なのかを耳で聴くことすらできず、手拍子や掛け声に思いを乗せました。

 

続いての夜桜お七ではスター歌手のヒット曲という本来のかっこいい坂本冬美さんを浴びまくり・・・

♪さくら~ さくら~♪のところでの手拍子を、いつものように、そしていつも以上の大人数で五木さんファンの皆様が一緒にやってくれていて、そのことにも大感動してうれしいを通り越して大感動でした。

歌い終えての最後の「ふゆ~~~みちゃん!!!」も大ボリューム。

 

衣装チェンジした五木座長も現れてのお二人でのトーク。

泣き出しそうな冬美ちゃんと、なんとか進行しようとする五木座長のお二人にも割れんばかりの拍手。

 

太鼓の宝さんの紹介あたりでやっと落ち着いてきて、おもしろく宝さんを紹介する五木座長♪

 

あばれ太鼓、細雪、男の火祭り、長良川艶歌と続きます。

 

太鼓の宝さんとお琴の山田さんの素晴らしい合奏も今日が最後なのかな?と思いながら聴かせていただきました。

ふっと、人生、歌があるの司会が五木さんなら、この合奏はあの番組で映像に残ったのになぁ。という思いがよぎり、ベストカップルコンサートは歌謡ポップスチャンネルで放送されましたから一応映像には残ったかぁ。なんてことを思いました。

毎回、素晴らしい合奏を聴かせてくださって、どうもありがとうございました!!!

またどこかの機会で再演があるといいなぁ。

 

ギターの弾き語りコーナーでの五木座長のよこはま・たそがれ、そして大好きな暖簾。いい歌だなぁ・・・

いつもは冬美ちゃんの両性具有のかっこよさで、男歌も女歌も聞いていますが、暖簾の主人公の男らしさ、、、、というか。

♪酔って男が涙 流せば見苦しいね すべて胸にしまえと 今夜も酒が叱る♪

こういうやせ我慢的な、見栄を張っても男であることを守るという男らしさ、男性特有のかわいらしさというか男たるものと男だけが思っている部分が、やっぱり女性としてはたまらなく愛おしいんですよねぇ。

 

五木さんのかっこよさはそういった男性特有の男らしさを常に実践してくださっているあたりに感じまして、ぜったいに弱みを見せずに、常にかっこよく、どんなに大変でも大変なんてことは言わない。というあたりが女性からしたらかっこいいしなかなか今はそういう男をみかけないだけに貴重で・・・何言ってるかわからなくなってきましたが、五木マダムたちがどういう五木さんに惚れ抜いているのかはわかる気がします。

そういう強い、かっこいい五木さんが、登場から男泣きしている姿は、胸がはちきれそうになるほど辛く、でもうれしく、愛おしい。

千秋楽に間に合わせて復帰することだって、病状からすれば驚異的だったと思いますが、それでも今目の前に立ってくれているのも男らしさ、五木さんらしさなんだと思います。

 

支離滅裂な感情になったあたりでゲストのベイビーブーの皆様が呼び込まれました。

 

また君に恋してるですっぽんから登場の冬美ちゃんに豪華なコーラスをつけてくれました。

 

ベイビーブーと五木座長と冬美ちゃんのトーク。

登場トークでジャパネットのプレゼンターに似ていると自己紹介した方に関西人同士ということできつめに突っ込む冬美ちゃん(笑)

和やかな雰囲気でほろ酔い満月のコーラスもつけてくれました。

 

五木座長から「オリジナルを歌わないわけにはいかないので・・・僕はマラカスを担当します」という紹介を受けて、「列車にのろうよ」を披露。

客席のみなさまもご一緒に!ということで、はじめて(笑)いろんな振り付けを一緒にやらせていただきましたが、そのことよりも目の前で五木座長がマラカスをしてくれていることがレアすぎて・・・幸せな時間でした。

 

後から聞いたら五木マダムは白手袋を持参していて、この歌のときには白手袋をしていたそうです(笑)さすがっす!

 

その後は新曲コーナーということで、冬美ちゃんが走り出てきて浪花魂、五木座長が母の顔とこしの都。そして大フィナーレで役者さんを途中で呼び込んでのVIVA LA VIDAとなりました。

 

ワンコーラス半でしたが最後のビバラビですので、死人ウチワと太郎丸ウチワと冬美ちゃんウチワを振りまくりました。

 

冬美ちゃんや役者の皆様はもう泣いていましたが、太川陽介さんと五木座長が抱き合ったところで完全に涙腺崩壊!五木座長も泣いておられました。もちろん太川さんは号泣!!!

 

感動のフィナーレで幕を下ろしましたが、アンコールの拍手が力強く鳴りやまず・・・

しばら~くして再び幕があがると、ボロボロに泣いただろうお顔の冬美ちゃんや皆様。

五木座長が

「もう終わったと思って、みんなと抱き合ったりしていたのに(照)(笑)」

無音だったのでバンドさんに合図して、ビバラビのエンディング部分のメロディーが鳴り始めると

「もう一度VIVA LA VIDAはやれないからね(笑)」と。

 

寛太郎さんが最前列マダムの死人ウチワや客席のニセ死人(修羅さん)を五木さんに指さして報告すると、

「なんで死人がいるの(笑)」と客席の偽死人に笑いながら突っ込み。

偽死人は腕に書いた「ヒロシ」の文字を見せながらデカボイスで「ひ~ろし~~~!!」と絶叫(笑)

五木座長も大爆笑。

 

涙涙の大千秋楽にひと笑い提供して満足気なニセ死人(笑)

 

そんなこんなで大千秋楽の幕が本当に下りました。

 

五木座長が戻ってきてくださって、本当によかった!!!

とはいえ、ご無理なさらず、五木マダムのためにも素敵なお姿を70周年でも見せていただきたいと願うばかりです。

 

波乱の明治座でしたが、毎日毎日幕が上がれば感動のステージを、本当にどうもありがとうございました!!!

 

みなさまどうぞゆっくりとお休みしていただき、また元気なお姿でどこかで再会いたしましょう!

 

どうもありがとうございました!!!!!