今日は浴場信用組合さんの貸切公演。
数名潜入に成功し、10:30の引き換え時間まで明治座さんの中で、明治座さんのミニ椅子で待機。ありがたや。
9:30頃から並びましたが座席は9列目の真ん中だったのでちょうど良い感じで観られました♪(備忘録w)
昨日、一昨日と休演で、今日から1週間は五木座長不在で再開とのことで、お芝居も歌謡ショーも初日と同じ緊張感で迎えました。
お芝居は太川陽介さんが安兵衛。
何度も観ているお芝居ですが、こうして五木さんが太川さんに変わってみるとなんと出番とセリフの多いこと。。。
さらに立ち回り、殺陣だらけっ!
こ、これを二日間で覚えて代役をなさっているなんて凄すぎます。
というか、そもそも五木さんがこの役を演っていることが凄すぎます。
体調が悪くなってからは私は歌しか観ていないので、あの体調でこのお芝居を1日2公演されていたのかぁ。。。と思うだけで、お休みできて良かったと思いました。
玉突き的に一学さんやその他の役も二役になっていたり、逆にひとつの役をお二人で演じるなど全員でピンチを乗り越えている感じがしました。
冬美ちゃんが登場するといつも以上の拍手。舞台も一気に明るさが増し、さすがのスター「華」がある。
キリリとセリフを言う姿も凛々しく、お芝居の主役の代役は太川さんですが、冬美ちゃんの存在感は助演から主演へ。と変化していました。出番が変わるわけじゃないんですけどね。
最後の大立ち回りでも会場からは大拍手。
見事に代役を務められた太川陽介さんに、ピンチを乗り換えた皆さんに幕が下りても拍手が続きました。
今日のお客様がいつ頃どういった情報を得ているのかわかりませんが、五木ひろしさんが休演していること太川陽介さんが代役として急遽主役になったことはその後の歌謡ショーでわかった方も多いんじゃないかな?と思いました。
それでも大拍手に包まれ、きっと皆さんほっとしたことと思います。
これが明日2公演と思うと。。。まあ、そもそも五木座長でも2公演なわけですが、改めて劇場公演の過酷さを感じずにはいられませんでした。
歌謡ショーはどんな構成になるのかな?と思っていましたが、セットリストはこんな感じでした。
祝い酒
MC
能登はいらんかいね
火の国の女
MC
はやぶさのお二人を呼び込みトーク。
あばれ太鼓
細雪(はやぶささん)
男の火祭り
長良川艶歌(はやぶささん)
俺でいいのか
お琴と太鼓の合奏
エンディングで着ていた白のドレスですっぽんから登場!!!
また君に恋してる
MC
ほろ酔い満月
ブッダのように私は死んだ
はやぶささんを呼び込んではやぶささんコーナー
曲目を両方忘れてしまいましたが、はやぶささん2曲。
紺かな?黒っぽい桜柄の振袖で登場。
浪花魂
夜桜お七
役者の皆さまを呼び込み、しばしトーク。
全員での「VIVA LA VIDA」
個人的見所としては、まあ全部なんですけど(笑)白いドレスですっぽんからのせりあがりは反則級に美しく、「五木座長に華を添えるならサーモンピンクだけど、魅力全開なら白ドレス」なのかしら?と思いましたが、たぶんそんなサービス的な意味ではなくブッダに合わせたのだと思われます。
2ポーズ目のお着物もラストの夜桜お七に合わせてだと思われますが、お衣装がかわるだけでも主役感が増し、五木座長との共演のときにはいつも冬美ちゃんがおっしゃるように「五木先輩に合わせてお上品なものを選びました」が本当なんだなぁ。と思いました。
トークではほとんど全部五木座長のお話しをされていて、はやぶさのお二人とのトークでも
「五木先生(SHOW学校の生徒さんなので)から学んだこと、印象的なお言葉」などを聞き出していました。
役者さんが全員登場した場面では太川陽介さんがたった二日で五木座長のセリフや立ち回りを全て覚えたことへの賛辞が心を込めて伝えられました。
バンドさんはほぼBCコンサートと同じだったので、BCコンサートで歌っていた冬美ちゃんのオリジナル曲になったのだと思われます。
単独の劇場公演よりも曲数が多く、ボリューム感のある歌謡ショーでした♪
冬美ちゃんが五木さんの歌を何曲か歌われるのかな?と思っていましたが、付け焼き刃で歌うよりもゲストに五木さんの楽曲を歌ってもらって、ご自分はご自分のオリジナル曲できっちりと魅せて歌うというのも、なんとも冬美ちゃんらしいなぁ。と思いました♪
ちなみにVIVA LA VIDAはほとんどを太川陽介さんが歌唱してくれていて、お芝居に続き歌でもナイスフォローな太川陽介さんにも大感動!お芝居だけでもあんなに大変なのに歌までしっかり届けてくださる太川さん。素晴らしい大活躍でした。
初日から1週間ちょっとで、もう一度初日に戻るという前代未聞の事態にも関わらず、客席はリラックスして今までもこれからもこの内容でやってこられたと錯覚するような素晴らしいステージでした。
五木座長のプロ根性も凄いですが、共演されてきた役者さんや、冬美ちゃんにもその魂はしっか「と受け継がれ、五木さんの完全回復までしっかりこの舞台を守るんだ。という意気込みに溢れた1日でした。
トークで歌で、最後にはマイクを持ってご出演者を隅々まで走り回りながらステージ上も客席もまとめあげる冬美座長(代理)という感じで、それはそれは頼もしく拝見させて頂きました。
♪終わりよければ それでよい♪
ということで、貴重で過酷な1週間の後には五木座長の元気な姿が観られると信じましょう。
本当に本当に開演してくださって、ありがとうございました!!!