冬美ちゃん自身初めての南陽市でのコンサートということで、私も赤湯に行ったのは初めてでした。
冬美ちゃん曰く
「新幹線駅とは思えないほどのどか」な駅にギネス認定の素晴らしい木造ホールが10年前にできていたとのこと。
二階席がなくなだらかな傾斜の客席が1400席。
昼夜ともに最後列までみちみちの超満員!!
拍手が後ろからザーーーっと降りてくるような気持ちのいい空間で、素晴らしいコンサートでした。
オープニングトークでは、南陽市についてタクシーの運転手さんから情報収集したというお話しをいくつかご披露(笑)
知ったかぶりせずに、昨日タクシーの運転手さんが教えてくださったと言う冬美ちゃんが冬美ちゃんらしくて大好き♪
鶴の恩返しの舞台と言われていることや、あとなんだっけかな?いくつかお話しを披露されたあとに少し首をかしげて
「あら?もうひとつ何か言おうと思っていたのに思い出せない。。。。
あ!南陽市が合併で誕生したのが1967年の4月1日。私が生まれたのが1967年の3月30日ですから、私と南陽市は同じ歳というご縁がございました!
あー、思い出せてスッキリしました(笑)」
このお話しだけじゃないのですが、いつでも冬美ちゃんのオープニングトークは面白くて、これからどんなコンサートが始まるのかな?と緊張気味の客席を一気に「坂本冬美コンサート」の雰囲気に温めてくれます。
東京からは新幹線で2時間ちょっと。山形空港や仙台空港経由で来た北海道や関西ファミリーも終活して、かなりファミリー多めで、席もファンクラブ席が1〜3列目に固まっていたので、前方は普段の客席より青かったです。
掛け声もたくさん♪♪
クリアアサヒコーナーがなくなっても再会酒場の紹介のときには修羅さん改めシュラさんがビールジョッキのレプリカを高々と上げて「かんぱーい!」と新コーナーを作っています(笑)
夜の部では冬美ちゃんに
「それは本物じゃないでしょ?」
と聞かれて、おそらく「本物!」と答えたようで
「嘘ばっかり!」と突っ込まれておりました(笑)
そーいえば、石巻コンサートの「キャーーー」コーナーでは冬美ちゃんの「キャーーー!」が上手く出ず、後半低音の「きゃーー」をかなり長く伸ばしながら「あら?喉の調子が悪いですね」とご自分のお声を「キャーーー」の発声で確認(笑)
赤湯の「キャーーー」は短めでしたが大丈夫でした。きっとこの「キャーーー」は喉に悪そうだけど、それでもやるのが冬美ちゃん(笑)謎(笑)
明治座で喧嘩安兵衛ではお芝居にたくさん「キャーーー!」があるからお喉いためませんように(祈)
シェルターなんようのステージは低く、最前列までの距離が近いのでものすごく冬美ちゃんが近い!!
昼は2列目、夜は最前列だったのですが、いつも以上にステージの世界に吸い込まれて細かな記憶や曲の世界というよりは、冬美ちゃんがここにいる!!という幸せに満たされて、それはそれは贅沢な時間を過ごさせて頂きました。
ぼーーーーっとしてたというよりは、ポーーーーーーっとしてた感じ。とにかく幸せ。
昼の部ではブッダの「手を伸ばせば闇を這うだけ」の歌詞がモゴつき、そのまま進みそうでしたが「ん?」という表情をされ、
「大切なところですから最初からやり直しましょう。歌の意味がわからなくなってしまいますもんね。大変失礼いたしました」
とおっしゃられて、結界を作る前奏から歌い直されました。
今のコンサートではとても丁寧にブッダのストーリーを話されてから歌い始めるのですが、そうでなくても冬美ちゃんが歌詞やストーリーをしっかりと伝えようと歌っていらっしゃることがよくわかるシーンでした。
これまたそーいえば、石巻では火の国の女の2番というか「闇を流れる火の川で うちはあんたの夢をみる」のところを「うちは一人じゃ よう寝れん」の方を歌われました。
両方ともある歌詞だから違和感はないのに歌い終えると
「少し歌詞を間違えてしまったんです。このバージョン(ENKAバージョン)だと最後は闇を流れる〜なんですけど、うちは一人じゃよう寝れんのほうを歌ってしまって。58年間一人で寝てるのにww」って。
ハプニング好きなファミリーを喜ばせてくれました(そんなつもりはありませんっ!by冬美ちゃん)
冗さんとのトークでは、木造建築のホールとしてギネスに認定されているお話しから冗さんが
「大阪万博のあのリングはここを真似したらしいですよ」とサービストーク。
冬美ちゃんも「あのなんとかリング?(笑)」と。
昼夜ともに大屋根リングは「なんとかリング」でした(笑)
テレビの告知で5/25(日)BSTBSで21:00〜の冬美ちゃんスペシャル2時間の話しがメインなのですが、その前に当日放送だった「ラーメンを食べる」の話しをふられると
「それは番宣でラーメンを食べてるだけですので、観て頂きたいのは25日のほう」
というようにバッサリ(笑)
夜の部では同様のタイミングで「人生、うたがある」の告知が入ると
「それは過去のVTRが流れるだけですから、観て頂きたいのは25日」ってな感じでした(笑)
27日のうたコンは大阪からの生中継で「祝い酒」を歌われるとのこと。
コンサートには関係ないんですけど、私事ですが白浜パンダさんたちが中国に旅立つ前にご挨拶しておきたいと白浜旅の予定がありまして、、、忙しい追っかけの合間を縫って(笑)来週25〜27日にしたんですよ。
私の予想では冬美ちゃんの次回うたコンは5/20だったんです。前回大阪で浪花魂を初披露されているから大阪はないだろうとヤマを張ってたんですけどまさかの27日ご出演。
オンラインサイン会みた方ならおわかりのように、今パンダ観に行ってたからうたコン応援行かなかったなんてことは許されないのが私の立場です(喜んでますw)
ということで白浜から大阪経由で帰ることになりました(相当喜んでます♪)
ええっと、レポレポ。
BCコンサートツアーの間にも単独があったので、いつからどうなってたかが定かではないのですが、今のコンサートはフルコーラスの曲がない?と思います。
新曲の浪花魂も1番3番。ブッダも夜桜お七も2番なしです。
あと石巻から酔中花がなくなりました。
岸壁の母はたぶん浪花魂が入ったとき、、、じゃなくて能登はいらんかいねが入ったとき、、、あれ?それって同じときか?まあ、そのあたりから前口上部分がなくなり、前奏とともにまた君で登場するときと同じ場所からの登場になっています。
単独コンサートでの2回公演て今珍しいんだっけ?
石巻と赤湯は両方とも2回公演だったし日程も近かったので、たっぷりと落ち着いてここが変わったとかライティングこんな感じだったかな?とか思う余裕がありました。
いつから何が変わってたのかはうまく思い出せないんですけど。。。
最後の風に立つは石巻より大きく優しいイメージ。
突き刺さるというより包み込むような、それでいて沁み渡るような感動的な素晴らしい歌を頂きました!!!
ごちそうさまでした!!!
冬美ちゃんのコンサートを観た感想を冬美ちゃんの歌じゃない歌で表すのはおかしなことだと思いますが、冬美ちゃんの昨日の歌や、または応援していたいファミリーの気持ちを思うとき、浮かんだ曲はこれでした。
大自然の中、見知らぬ土地で、冬美ちゃんファンになっていなければ見知らぬ人だったはずのファミリーと、素晴らしいホールで地元の方々と新鮮に感動のコンサートを浴びている幸せ。
冬美ちゃんの歌はどんな人の心にもとても丁寧に深く優しい「愛」を届けてくださる。
客席からの大拍手を浴びて、「この拍手を力にして年末まで頑張れそうです」とおっしゃる冬美ちゃん。
本当にハードスケジュールが年末まで続くことが確定しているので、無理はして欲しくないとは思いつつも、我々にできることは応援しかありませんから、どの現場でも青を絶やすことなくみんなで応援しに参りましょー♪♪
貴女にとって愛でありたい。
素晴らしいコンサートをありがとうございました!!!