本日も五木さんノリノリ、冬美ちゃんツヤッツヤのBC幸せコンサート(タイトル変わっとるw)に行ってきました♪


これまた新しい大きな会場に昼夜いっぱいのお客様🈵


昼の部では開始早々の五木さんMCで、

「上の方まで見えてますよ〜!ペンライトも!」

と手を振られたかな??


BCコンサートは早くから宣伝が行き渡っていたので、どこに行っても大きな会場が満員で気持ちいい限り。


冬美ちゃんも

「お客様も見やすいのではないでしょうか?いかがですか?」


とおっしゃっていたので、舞台上から客席の顔が気持ちよく見えていたのではないかと思います。


色々面白かったのですが、楽器のお話しで冬美ちゃん可愛さ爆発!


五木さん

「いいピアノが置いてあると触りたくなるんです。以前は自分のピアノを持ってツアーを回っていたこともあります。運ぶのが大変で」


冬美ちゃん

「重たいですもんね」


五木さん

「自分で持つわけじゃないですけど。。。」


みたいなのが昼の部で、夜の部では


五木さん

「家にこれを置くのは難しいので」


冬美ちゃん

「大きいですもんね」


五木さん

「運び入れるとなると足を外してクレーンで吊って、、、、」


冬美ちゃん首を振ってそりゃ大変だぁ。のお顔。



あ。違う。かわいかったのここじゃなくて、まあ、そこもかわいいんだけどそれより前だ。


お琴と太鼓のセッションを受けて、五木さんがお三味線をご自分で弾いてセッションに参加も考えたけど、衣装チェンジできなくなるからまたの機会に考えるとお話しになったら、冬美ちゃんが「ではそのときは、私も口三味線で参加します(笑)」

って言ったんでした。それで、


五木さん

「口三味線じゃなくても、冬美ちゃんもお琴とお三味線をやりますから(笑)」


冬美ちゃん

「いえいえ、すみません。できません(笑)両方とも五木さんに頂いたんですけども。。。(モゴモゴ)」


五木さん

「お琴だけじゃ弾けないから先生付きでね。舞台でも披露したんだよね」


冬美ちゃん

「(苦笑)40公演ほどあったんですけども、一度としてまともに弾けたことはありませんでした(笑)」


五木さん

「僕が行った時はちゃんとできてたじゃない」


冬美ちゃん

「それは、、、、当て振りだったんじゃないでしょうか(笑)」


五木さん

「お三味線も舞台で去年だっけ?」


冬美ちゃん

「いえいえ、あれはコロナ前でしたから、、、えーっと何年前でしたか、かなり前ですね」


五木さん

「そうか、コロナ前に新歌舞伎座でね、沓掛時次郎という演目で流しをするシーンがあったから冬美ちゃんにお三味線を弾いてもらおうということで」


冬美ちゃん

「あれは本当に大変で。ティントンティンティ〜ンだけなんですけども。。。」


五木さん

「音数はね。少なくても音数じゃないんですよ。難しさというのは。ティントンティンティ〜ンのところがね(笑)」


冬美ちゃん

「ティ〜〜〜ンって(笑)ティ〜〜〜ンってなっちゃうと歌っている五木さんもン?っていう。。。あれだけでもずっとお稽古して、楽屋でもずーーっとやっていたんですけども。

楽器は難しいですねぇ。

(バンドの皆様を振り返って)演奏できる皆様を心から尊敬しております(笑)」


冬美ちゃん

「五木さんは何種類くらい楽器の演奏をなさるんですっけ?」


五木さん

「17種類くらいしていたかな。舞台上に楽器を並べてどんどん演奏していく(演出)というのもやりましたねぇ(最前列マダムたちウンウンと頷く)花道からもスッポンで上げたりして、端から端まで移動するのにバイク使ったり、行きすぎちゃって袖まで行っちゃったり(笑)」


冬美ちゃん

「本当に凄いですねぇ!!私もお三味線は細々とお稽古続けていますが、何十年かかるか(笑)」


五木さん

「来年40周年なんだからステージでやれば?」


冬美ちゃん

「無理無理無理無理無理!!」


五木さん

「じゃぁ50周年を目指すとか?」


冬美ちゃん

「(一瞬考えて)」あら?なんて答えたかな?答えはNOですが、なんと切り抜けたか思い出せず。



この「無理無理無理無理無理!!」が、洗足池の散歩を拒否する猪俣公章先生のワンちゃん(ああ、名前が思い出せない)くらい前足突っ張る感じで可愛かったです、


これ以降、今まで五木さんが諦めずに(笑)冬美ちゃんにたくさんの初挑戦の機会を与えてくださっていたんだなぁ。を思い返して感慨深く、歌謡界の宝になるだろう冬美ちゃんをとても早くから励まし、挑戦する楽しさを教えてくださっていたんだと感謝しました。


初舞台から始まり、お琴にお三味線にきっとその他諸々。


んで、お芝居も一時期冬美ちゃんはもう劇場公演はやらない。と言っていたところを特別出演という形で夫婦善哉へ。


座長のプレッシャーが辛いなら僕の公演のゲストならどう?喉が心配なら歌を減らしてその分は僕がやるからどう?


本当のところはわかりませんが、そんな感じで優しく寛大になんとか冬美ちゃんを劇場公演の世界に連れ戻してくださったのかな?と思います。


主役ではできない(準備が大変すぎる)花魁役の高尾や、人生初妊婦役andお三味線生演奏の沓掛時次郎とか。


今回のジョイントコンサートツアーのハードスケジュールとか。


あ。そうだ。

夜の部でだったかな?


五木さん

「ジョイントコンサートは色々な方とやってきましたが、これが最後です。だから最後のお相手は冬美ちゃんしかいないと思いました。」  


冬美ちゃん

「(絶句)そんな。。。そんなこと仰らないで、若いのも大勢おりますからっ!(笑)」


五木さん

「そうなるともう年も離れすぎていますから」


こんなやりとりもありまして、あと5か所で終わってしまうBCコンサートの中でも、五木さんがジョイントで冬美ちゃんに伝えたいことはまだまだ多くあるんだと思いました。


冬美ちゃんはデビューからずっとスターで、今もスターで女神。自分に厳しく、歌の道に関しては尚更真っ直ぐ。ビジュアル、歌唱力、表現力も申し分なく、向上心も強いので進化を続けています。


きっと五木さんもずっとそうで、だからこそ、今の、またはこれからの冬美ちゃんに、同じ舞台やステージに立ち伝承したいことがたくさんあるのだと思います。


毎回「冬美ちゃんしかいないでしょう」とおっしゃってくれていますが、本当にそうなんだと思います。


冬美ちゃんもその五木さんの期待や、後輩に大切なことを伝えてくださる心の大きさ、歌謡界への五木さんの愛、ひしひしと感じながらこのツアーを走っているように感じます。


だからこそ、尚更に、最後のこのシーンがグッときてしまいました。


夜の部最後のMCのとき


五木さん

「今日も昼夜こんなに多くのお客様に来ていただいてありがたいことです。

コロナ以降は1回公演が多いけれども、このツアーは2回公演も多くて。

今日と明日は2回公演が二日続くという。


冬美ちゃんも単独コンサートは1回公演でしょ?」


冬美ちゃん

「はい。そうですね。」


五木さん

「久しぶりにこうして2回公演が続いて疲れていない?大丈夫?」


冬美ちゃん

「(一拍あって)60周年の先輩がこうして疲れも見せずにやられているのに、」


あれ?なんていう言葉だったっけかな?


丁寧な言葉で、意味合い的には「大変だなんて思うことすら失礼にあたる」

というような内容だったと思います。


絶対すっごく疲れているのに、何か凄く大きなものを飲み込んだ瞬間のように感じました。


求められるスターとしての覚悟のような、私にはそんな風に見えました。


決して冬美ちゃんに無理をして欲しくないし、喉も身体も大切にして欲しいけれども、昨年の新歌舞伎座からBCコンサートツアー、そして明治座まで続く五木さんとの共演は、きっと「坂本冬美」を更に大きくしてくれる修練なんだ。

敢えて五木さんは冬美ちゃんを指名して、冬美ちゃんもわかっていて、わかっていたからこそ、覚悟を持ってお願いしたんだ。


そんなことを思いました。


とはいえ、神に選ばれた歌姫だからといって、なぜに冬美ちゃんにばかり試練は絶え間なく続くんだろう。天命とはこんなにも過酷なのか。でもそれを超えて今いる先輩から直々にご指名頂くのはありがたいことなんだろうなぁ。


なんだか、そんなことを思ってしまい、2メートルも離れていないステージ上の冬美ちゃんに、いつもより強く忠誠を誓った次第です。


あ。ちなみにコンサートは非常にハッピーオーラに包まれて、浪花魂のかっこよさは更に更に増しておりましたー!!!


明日は松山コンサート♪


あと、5か所。


目ん玉かっぽじってしっかり感じて参ります!!!