image

 

あれ?ストールをはずしたのはここのMCだったかな?

 

千の風のときにストールあったような・・・定かではありませんがどこかでストールをはずして、んまぁウエストの細いこと!

いったいあの薄い身体のどこからあんなに歌声が出てきてくれるんでしょう。いつも不思議。

 

8年前のビルボードといえば、写真家の田中聖太郎先生が初降臨してくださり、ゴールドドレスやお着物の写真が今までと全く別次元に素晴らしくなった記念日としても一部ファミリーの中では記念すべき日でした。

 

なので、ビジュアル的にもビルボードライブは冬美ちゃん史における頂点でもあったのですが、8年経ってその美しさをキープされていることも素晴らしい!!!

 

書き漏れましたが、ビルボードの背景の暗幕とステージ自体の暗さと、ライトの強さでビルボードでなければ出せないビジュアルの美しさがありまして、間近で見えるからということもあるかもしれませんがとにかく歌っているときのお顔が彫刻のように美しく、全身のフォルムの美しさも際立ち、ちょっと気を抜くと視覚情報に支配されて歌が聞こえなくなっちゃうんです。聴こえてるけど邪念が気を散らすんです(笑)

 

8年前のビルボードは初めてでしたから、近さと美しさに感涙しているうちにどんどんライブが進んでいってしまい、やっと気持ちを落ち着けたらドレスに変身してきてその細さにまた視覚がやられて、キャーキャー思っているうちに記憶を失う。という経験をしておりますので、今回はそれは覚悟してなるべく視覚で歌が聴けないなんてことがないように臨みました。

 

それでも、「うわぁ・・・・・」と美しさが心を占拠してしまう瞬間がたくさんあり・・・・あの、その、幸せでした♪(にんまり)

 

さてと。Oh!クラウディアの紹介では、初恋山本くんとの川デートの甘酸っぱい思い出のお話しだったのですが、1部で「皆さんはよくご存じでしょうが初恋の山本君が・・・」と冬美ちゃんが話し始めると2箇所くらいから笑い声が・・・

 

そうするとすぐさま冬美ちゃんが

「なんで笑うの??(微怒)山本君の写真を観たから??スポニチの連載に山本君の当時の写真じゃなく、ちょっと体型が変わってからの写真が載ったので、それを観たから笑っているの?」

と奇想天外なお叱り(笑)

 

たぶん「みなさんおなじみの山本君のお話ししますよ~」みたいな話だしが面白かったのか、なぜ笑い声が出たのかはわからないのですが、それに対して心外だ!という感じで、「私の山本くんの何がおかしいのよ。ぷん!!(怒)」みたいにすぐに反応した冬美ちゃんがとてつもなくかわいかったです。

 

さらに、冬美ちゃんなりになぜ笑いが起きたのかを畳みかけるように質問していく感じも、そのマニアックすぎる内容も、さっきまで身も心もでご自身の魂も、我々の心も削りとっていたあの歌姫と同じ方とは思えないかわいらしさ。

 

歌を聴いていたら「かわいい」なんて言えるレベルのお方じゃないのはわかっているんですけど、どうしてもかいわいいんですもの。。。いつでも山本君を大切に想っている冬美ちゃんがかわいかったです♪

 

んで、鉄板トークの「という甘酸っぱい思い出でした」の直後からイントロでOh!クラウディアが始まりました。

 

え。ここから行くのか。というのが驚きました。

 

とてもやさしい微笑みや、切なさ、そして楽曲の素晴らしさ、演奏含めて音楽としてのかっこよさ、とても色んなことを感じるOh!クラウディアでした。

 

昇華したんだ。

 

聴き終えて思ったことは、Oh!クラウディアが昇華したんだという印象でした。

 

これは書くともっと長くなるので詳細は省略ですが、歌うに至る経緯も何度か番組でも歌ってそれぞれに意味があったりで聴く側にも先入観なしでは聴けない楽曲でした。

 

それが、いろんな背景がそぎ落とされて、去年の夏の恋の思い出と少しの未練と哀愁。という1曲の物語に収まった。という印象でした。

 

特に印象的だったのは少し微笑むような冬美ちゃんの表情と、やさしく温かいような感情が心に残ることでした。

 

身も心ものようなえぐられるような感情ではなく、良い思い出として少し懐かしんでまたしまっておこう。そんな感じがしました。

 

ブッダのように私は死んだを聴いた当初は衝撃作だったのが、今は冬美ちゃんの代表曲の1つになったように、Oh!クラウディアが歌っても聴いても悲痛だった日を超えて、気持ちよく歌って気持ちよく聴ける曲に昇華したんだ。冬美ちゃんが昇華させたんだ。すごいお人だ・・・そんなことを思いました。

 

 

おだやかになったOh!クラウディアに安心というかほっこりした気持ちでいたら、今度は「心はなれて」で切なさ極まりました。

もう、心が忙しい・・・・

 

ピアノ前の椅子で歌われたのですが、ちょうどその角度が私からは正面向きになって、心のど真ん中に向かって歌われているような感覚でした。

 

♪窓の外は冬♪

 

で外を見る仕草と声と感情とが相まって・・・まぁ、素晴らしいこと!!

 

ヴァイオリンも素敵だったなぁ。

 

特別な言葉ではないけれども、歌にすることで、繊細に表現することで感動になるなんとも難しい歌。

冬美ちゃんの丁寧な歌い方が、とても繊細なこの歌にあっていて、やっぱりこれは生がいいなぁ。と思いました。

通常コンサートでは「想いびと」の曲は「お客さんの年齢層を考えて(wやりません」というトークがありますが、「心はなれて」のビルボードLIVEバージョンを聴かせていただき、やっぱりやっぱりコンサートではなくこういった場所で、こういった編成のバンドさんで、こういったアレンジで歌っていたでけて本当に良かったと思いました。

 

めちゃくちゃ素晴らしかったです♪♪

 

 

花瓶の花、最高だったなぁ・・・・・(すでに遠い目)

 

素晴らしかった部分を書き出したら、全歌詞書いちゃうようになっちゃうんですけど、本当は全部この部分はこれだから素晴らしい!をやりたいくらい最高でした♪

 

もう、冬美ちゃんで出会えたこと、いつでも幸せにしてくれることに感謝しましたし、「あげるよ あげるよ 君に全部あげるよ」のところも歌詞以上にこのLIVEやアルバム自体やいつも歌ってくれることや、その惜しげもなく全てを人の幸せのために歌う冬美ちゃんの真実の言葉にも感じました。

 

大きく手を広げて「歩もう 歩もう 僕がその手を握ろう だから別になにも言わず ただ 笑っていてほしい」

ここ、力強かったんですよぉ。

 

全ての人を救ってくれる女神にしか言えない言葉。そんな風に力強くてやさしくて大きくて頼もしくてかっこよくて嬉しくて幸せで最高でした!!!!!

 

やばい。今頃泣けてきた・・・・

 

本当にいい歌でいい歌詞で、そして冬美ちゃんが歌ってくれるからその楽曲の素晴らしさも生きていくのに必要な言葉も心も、聴いている一瞬ではなく、こうして一生忘れられない感情として、持ち続けなければいけない心として、深く深く深く、受け取ることができました。

 

本当にどうもありがとうございました!!!

 

歌い終えると、演奏が続く中で下手観客席に退場されていきました。

 

おっと、もうだいぶ歌ってくださったか。もしやしてこれはアンコールのタイミングか。早いなぁ・・・・そんなことを想いながら拍手をして、やがてそれがアンコールの手拍子になっていきました。