J-POP TALKIN' NACK5 2024/7/31(水) 24:00-24:30 


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#radiko #シェアラジコ #田家秀樹 #nack5


J-POP TALKIN'で田家秀樹さんが「想いびと」全曲に関して丁寧にインタビューをしてくださった前編。


活字でのインタビューとはまた違い、実際の歌も流れ、田家さんのみのコメントと冬美ちゃんインタビューがとても聴きやすくまとめてくださっているのも素晴らしい。


「想いびと」はなかなか感想を言葉にするのが難しいアルバムですが、複雑な気持ちがどういったところから来ていたのかも少しわかって、自分の感想と比較してのある意味答え合わせをしている気持ちにもなりました。


アルバム発売から1ヶ月経って、とても聴き込んでからこのインタビューが聞けたのもとても良かったです。


こちらを先に聞いてしまっていたら、また違う印象になっていたかもしれません。


音楽として聴いても素晴らしく、歌詞の世界を聴いても素晴らしく、歌声を楽しませて頂いても幅広い感動があり、何より心に届く感情に思うところが多く、聴きごたえがある名盤。


「坂本冬美」というそれぞれが待つイメージが、先入観がない人はなかなかいないと思うのですが、それぞれの人が持っている「坂本冬美」像とのギャップが最初の感想になるかもしれません。


そして、それが取り払われて一曲一曲で違う顔、心、表現の幅広さが次の感想になるかもしれません。


それぞれの一曲に、またはある部分に、言葉や歌声や心情に突き刺さることや、癒されることや、救われることや感じることがあると思います。


香水のように、耳に心に馴染む時間をかけて香りが変わっていく変化もまた、坂本冬美の音楽らしい馴染み方で素晴らしいと思います。


キャッチーなフレーズを短く耳に残らせるような音楽とは違い、アルバム10曲でひとつの作品として作り上げた名盤は、人生を共に歩むパートナーのようで、その存在こそが「坂本冬美」そのもののようです。


初めて1曲を聴いたときの衝撃、それが一曲一曲にあり、聴けば聴くほど深さを増し、結局は「好き」という言葉でしか言えないのがもどかしいほどです。


来週はこのラジオの後編がありますのでとてもとても楽しみです。