うたコンの観覧に行ってきました!
指定席じゃなくなったので開場時間に行きましたが長蛇の列・・・
早くから並んだ方も多いと思いますが途中豪雨になった時間帯もあったので、開場時間の列が動き始めるあたりが並びごろかな?との判断で参りました。
18:30頃に並び始めたファミリーは1階13列目中央。
私は18:40頃に並び始めて2階Rの9列目(右ウィングで張り出しているので良席です)、19:00ちょい前に並んだ方は3階L4列目だっけかな?これも左ウィングなので良席です。
指定席のときはギリギリの19:30頃に入場していましたが、ちょっと早めるだけで3階後方は避けられるのかな??と思いました。参考まで。
あ、でも、今日とても天気が悪かったので来ない方がいるから良席だったのかもしれません。
まぁ、備忘と参考を兼ねて。メモメモ。
うたコンは曲順が事前にわからないことが多かったのですが、今回はwebでも「曲目・曲順」が公開されていて、1曲目があばれ太鼓、7曲目がOh!クラウディアを歌ってくださることは事前にわかっておりました。
会場に入ってからファミリーと合流して掛け声の打ち合わせ(笑)
1曲目の場合は放送が始まる直前にスタンバイした状態で30秒程度の空白の時間があり、客席もステージも静まり返るので、今日は掛け声をかけるならそこだね。と。
Oh!クラウディアは前奏で掛け声するような歌じゃないし、あばれ太鼓の曲中の掛け声は演奏でしかも今回は豪華太鼓の演出もわかっていたので届かない。ならば、冬美ちゃんに応援にきてるよ~~~!と掛け声するならこの本番直前しかない。と話し合っておりました(w
前回のうたコンは岸壁の母(の付き添い)としてやはり1曲目でのご登場でしたので、冬美ちゃんへの掛け声は1回で「二葉先生!!!」の掛け声をして冬美ちゃんに「よし!」の頷きを頂いておりましたから、あのタイミングならかけられるとヤマを張っていました。
ひな壇に他のご出演者が紹介されて最後に1番に歌う冬美ちゃんの紹介かな?と思っていたら、いきなり
「トップバッターは坂本冬美さん」と冬美ちゃんが谷原さんに呼び込まれ、黒のお着物でビシーっとキメた冬美ちゃん登場♪
かっこいい・・・
思わず「ふゆ~~~みちゃん!!!」とフライング気味に掛け声しちゃいました(w
打ち合わせ違反(w
太鼓のゲストを続けてご紹介された気がします。
スタンバイしてから静寂が訪れましたが、「あと●●秒」というスタッフさんの声が2階では聞こえないのか・・・・と焦り、もしすぐに演奏が始まったら変なタイミングになっちゃうからどうしよう。と冷や汗。
さらに静寂・・・の中で「あと20秒!」のスタッフさんの声が聞こえました!!!
生声の1階最前列のスタッフさんがステージに向けてかけるカウントダウンの声が2階席に聞こえるほどの静寂なんです。
こ~~~れは冬美ちゃんじゃなくても緊張しますよぉ。。。
お。20秒あるならやっても大丈夫かな?と判断して我ながら会心の一声。
「ふゆ~~~みちゃん!!」
なんと冬美ちゃんがその掛け声の方向に左手でガッツポーズ!!
ぎゃ~~~~~、アニキかっこい~~~~~!!!
それから各方面に散っていたファミリーから次々と「ふゆみちゃん!」「ふゆ~みちゃん!「ふゆみちゃん!!」の掛け声がたくさんかかりました。
はぁぁぁぁぁぁ、いい仕事した。私(笑)ということで本日の業務終了とホッとして、あとはゆっくりと楽しませていただきました♪
あとからファミリーに聞いたらガッツポーズじゃなくて、手のひらをひらいて敬礼みたいなポーズだったらしいですが、そのタイミングといい、咄嗟のアクションといい、本当に頼りがいのあるアニキって感じで、より一層あばれ太鼓でのトップバッターの冬美ちゃんがかっこよく感じました。
ちなみに宝さんが紹介されたときには「宝さん!」と掛け声してみましたが届かないくらい小さい声になっちゃって悔しかったです(w
間奏では今回太鼓の特別ゲストのTHE RAMPAGEの与那嶺さんと山本さんがキメッキメのポーズで見事な演奏。
それを受けての間奏明けの冬美ちゃんがまたかっこいいこと♪♪♪
自然発生的な手拍子でしっかりと会場をひとつに束ねる冬美ちゃんが眩しかった~~~~。
冬美ちゃん便りを読むと緊張で・・・とありますが、2階席から観た冬美ちゃんは威風堂々、安定のかっこよさで痺れまくりでした。
しばらく空きまして、冬美ちゃんは衣装替えだなぁ。と思いつつ皆様の歌を聴きながら少しソワソワ気味に再登場を待ちました。
福田こうへいさんと民謡の方たちの演奏中にひな壇に現れた冬美ちゃんは真っ白のドレスに真っ白のジャケット。
「おおおおおおおおおおおお、白か!!白できましたか!!!!」(発狂)
前説で練習したソーラン節の振り付けを一緒にやりたい気もしましたが、双眼鏡で冬美ちゃんを観ることがやめられません!(いつもじゃんw)
冬美ちゃんも「あ、これやるんだった。」という感じで控えめに参加。客席の動きを鏡でやっているようで、お隣の谷原さんたちとは逆、逆(w
すでに心ここにあらずと言う感じで、次の歌に集中して頭の中は「恋をしていたのは~~~」が繰り返されているように見えました。絶対そうだと思います(確信)
トークになり、サーカスさんが話し始める頃に「やだ、サーカスさんと衣装の色かぶり」みたいなことに気づき、サーカスさんの一員のように見える並びをお隣の方がお友達と話していますが、そんなことより生で観る冬美ちゃんの大人の花嫁衣裳のような素敵なお姿を脳裏に焼き付ける時間に集中しました。
そして、冬美ちゃんのトークの番になるとサザンの桑田さん歌唱のOh!クラウディアがだいぶ長めに流れました。
モニターにもその映像は映っていて客席からも見えるようですが、私は冬美ちゃんだけをガン見。曲に合わせて気持ちよさそうに口ずさむ姿に少し安心。
これから歌う歌のオリジナルを長く流さないで~。という気持ちではなく、桑田さん素敵だな~~。この歌本当にいい歌だなぁ~~。と観ているようで、本当に桑田佳祐さんのこと、この曲のこと大好きなんだなぁ。と思いながら冬美ちゃんを観ていました。
さらにブッダのように私は死んだの歌声が流れて、紅白の映像が流れたのかな?と思って双眼鏡キープしながら目線だけでモニターをチェックするとレコーディング風景の映像でした。
少し照れ臭そうに画面を観ながら、ブッダを提供していただいたときのお話。
そして、谷原さんから「Oh!クラウディアは冬美さんにとって大切な歌なんですよね?」と聞かれて。
すごく、まさかの、弟さんのお話。
それを受けて谷原さんに「今日は弟さんへの想いと供に歌ってください」という趣旨の曲紹介。
もう、これは、ちょっと、どうしよう。
はじめて生歌でこの歌を聴くのに、そう言われなくてもそう思ってしまうけれど、はっきりとそう宣言されての歌唱って、冬美ちゃん大丈夫だろうか?
そう言わなくてもただ「大好きな一曲です」でもいいけれども、弟さんのこと言ったら本当にそういう想いを込めて歌える方だから、本当にそうしてしまう方だから、心が大丈夫だろうか?歌になるだろうか?泣いてしまうのではないか?でもそうならそういうお話を歌う前に言わないだろうから大丈夫ということなんだろうか・・・・
サーカスさんが歌っている間、胸が締め付けられながら、ただただ冬美ちゃんを待っていました。
ステージのセットの後ろを一人でスタンバイのために横切る姿がチラリと見えました。
足元を確認して歩いていらしただけかもしれませんが、下向きでゆっくりと歩く姿が、また不安や、、、不安ではないな。心配でもなく、なんだろう。とにかく複雑で苦しい気持ちでタオルを握りしめながらその時を待ちました。
もちろんしっかりと受け止めたいのでペンライトもなしで、とてもとてもとても集中して聴きました。
一人でステージの真ん中で、素晴らしい歌声で、やさしく強く、聴きなれたメロディーを張り上げるわけでもなく滑らかに歌い、ときに震わせる声は泣いているようにも聞こえ、高音は切なく、広げた手は感情的に、祈りのような、願いのような、心を震わせる歌でした。
一番が終わると、割れるような拍手が客席から沸き上がりました。
ただただその歌声に送られる拍手は、歌手としてあらゆる感情を込めた歌声も、すばらしい歌声として届いた証のようで、とても嬉しく思いました。
2番は大好きな「Oh 何も言わず Long Hairを風にとかせて」からでした。
泣いちゃいました。
今思い出しても、歌声が脳内再生されるのではなく、あのとき歌から直接心に入ってきた感情が蘇って自然と涙がジワっときてしまいます。
冬美ちゃんのアルバムを聴く前に、この歌のこの部分はどうやって歌うんだろう?と思っていたラスト2行の
「心にしむ恋は今宵悲しく
一人でいるときゃなおのことだよ」
ここが、こんなにも切なく悲しく、音じゃなくてメロディーじゃなくて痛みを受けた心そのものが伝わる表現になるなんて。
CDで聴いたこの曲とはまた違い、今日は言葉通り、弟さんに捧げた歌でした。
歌い終えて天を見上げて、その目線の先にはきっと微笑む姿が見えたと思います。
冬美ちゃんが歌い終えて、次のVTRが流れているときに、隣の初対面のお二人が、
「こーゆー歌のときはペンライトはやらないの?」と話しかけてくれました。
「はい。ちゃんと、集中して聴かせていただきたいので」と答えました。
お二人にはあばれ太鼓のときにペンライトをお手伝いしていただき、青Tシャツも着てたのでファンなんですぅ。追っかけなんですぅ。掛け声もするんですぅ。応援なんですぅ。という話をしていたので聞かれたわけなんですけど、どんな歌でもペンライトすることが応援ではなく、冬美ちゃんの気持ちを心を歌をどんなときにもしっかりと聴かせていただけるファンでありたいと、いつもながらにそう思いました。
帰って来てテレビで何度か見直しましたが、生で感じたあの感情はテレビで歌を観るときよりも、何も見ずにこうして心で思い浮かべたほうが正しく確かに心で感情を思い出すことができます。
一生忘れられない生歌というのがいくつもあるのですが、それは何を着ていたとか、どんな表情をしていたとか、もっといえば歌詞やメロディーが思い出せなくても、心で感じた感情が強烈に焼き付いているのです。
今日の歌は、そういう歌でした。
冬美ちゃんが誰かに届けたい。と想って歌うとき、その歌声はその場にいない人にも本当に届けてしまうのです。
それが例えば被災地であったり、故郷であったり、想う人であったり、もう会えない人であっても。
いつもはそれを例えばコンサートであれば、客席全員に届けてくださいますし、テレビであれば家で観ているファミリーにも届けてくださいますし、そのような場面を何度も何度も体感してきているので、だから頭おかしいと言われても(w)そんなことができるのは人ではなく女神であると、これまた本当に思っているのです。
もう少し、冷静なところでは、お着物でアニキ全開の坂本冬美さんと白のドレスで感情を露わに歌唱する坂本冬美さんが数十分のうちに現れるという衝撃もありました。
もうひとつ、白の衣装はテレビで観る100倍、生のほうが素敵でした。
テレビ番組だからこの歌を歌っていただけるのですが、生でみんなに観て聴いて感じて欲しかった。
今日は、そんな特別な日でした。