今年も行ってきましたサントリーホール!
本田美奈子.さんの「音楽彩」と同じくライフワークとして冬美ちゃんが参加しているイベントなので、冬美ちゃんご出演回は全部観てきたはずです。
そんなにたくさん記憶はないですが、たぶん去年は「恋人よ」その前が「大阪で生まれた女」でドレスでした。
今年は何かなぁ??と思っていたら、冬美ちゃん便りでまさかのネタバレ(笑)
「風に立つ」とのことで、お着物で攻めた選曲だなぁ。と思っていました。
冬美ちゃん登場の何組か前に司会の永井さんが
「今年の冬美さんは風に立つということで、ボレロの演奏がイントロにつくオリジナルアレンジ」
というような話しがありました。
3番の最後の「それでも行かねばならぬ道」のところはボレロっぽいから合うんだな。
と思っていましたが、始まったらイントロってゆーか、けっこう丸々ボレロをフルオーケストラが演奏してから、改めて風に立つのイントロが始まりました。
記憶の中では、コンサートのSEがボレロだったのがたぶん2クールくらいあって、そのときのオープニング曲が風に立つのときがあったんじゃないかなぁ???
合うんです。
今日は町田コンサートでの風に立つの勇ましさはどこへ?というほど緊張したアウェイバージョンの風に立つでしたが、ひっさびさにフルコーラス!!!
「私って場違いですかー?みんな日本人ですよねー?演歌って聞いたことありますかー?」
とでも言いたげな感じでしたが、意外と客席の客層もバラバラで、いつにも増して不特定多数感。
「やっと意味がわかる歌がきた。」とホッとした方も多かったように感じました。
あ、今年は冬美ちゃん最後から3番目だったので、例年どおりミュージカルソングやオペラ、ピアノにヴァイオリンのクラッシックやジャンルがわからない前衛的な演奏など、多岐に渡ったそれぞれの音楽をずっと聴いたあとに登場でした。
昨年、一昨年は3〜4曲に一度これから演奏する方や曲や楽器などについて解説があったと思うのですが、今回はそーゆーのがないから、、、、、あれ?聞いてなかっただけであったのかな?
休憩がないから司会の方が話してるときにお手洗い行っちゃったからなぁ。。。
まあ、そんなわけで、考えるな感じろ。的な感じで3時間以上サントリーホールを満喫させて頂きました。
以前出演されていた「まごころ募金コンサート」かな?「歌謡チャリティーコンサート」のほうか。フルオーケストラで1曲だけ歌うイベント。
あれでも風に立つを聞いていると思いますし、夜桜お七やまた君もオーケストラバージョン聴いているのですが、正直あんまり良かったことがない。。。
あの冬美ちゃんの繊細な表現とオーケストラが合わないんだと思います。
長らくオーケストラは鬼門と思っていたのが、ピタっときたのがカノンから入るラブソングスの「大阪で生まれた女」でした。
「恋人よ」もENKAバージョンそのままでほとんどアレンジを変えなかったように思います。
無理にオーケストラ仕様にすると冬美ちゃんの歌のいいところが減っちゃう。
デュエットや合唱になると冬美ちゃんの良さが無くなるように、オーケストラなど演奏を引き立てようとすると冬美ちゃんは引いちゃう感じ。
冬美ちゃんに必要なのは伴奏で、主役が1人でこそ表現できる歌なんだよなぁ。。。と思う日でした。
とはいえ、そーゆー企画のコンサートだから仕方ないのですが、冬美ちゃんファンとしては多くの冬美ちゃんの歌を知らない方には本来の「坂本冬美」の歌が聴いて欲しいと思いました。
お着物だから、オリジナル曲だから「坂本冬美」なわけではなく、冬美ちゃんが冬美ちゃんらしく歌えることが「坂本冬美」らしさだと思います。
ということで?持ち歌のオーケストラアレンジ苦手〜でございます。私が。
ちなみに、会場からは大拍手で、冬美ちゃんもニコニコと二階席にも笑顔で手を振り、つつがなくステージを務めていらっしゃいました。
私が、町田コンサートであまりにも力強い風に立つを浴びたばかりなので、あれを!あれをみんなに観て欲しい!と思ってただけでございます。
まあ、それは坂本冬美コンサートに来て頂かないと、ラストでの風に立つのあのかっこよさは浴びられませんのでねー♪♪♪
