奥行きのある2階3階席に向けてスルーっと伸びる歌声の冬美ちゃん♪

絶好調です♪♪


膜が開いた瞬間から、まだ冬美ちゃんにスポットライトが当たる前にも大きな会場を見渡すように嬉しそうな冬美ちゃんが感じ取れます。


客席からも前半から後方まで波打つように広がる大拍手!


この瞬間の気持ちよさは客席にいても毎回感じられて初シビれ。

お着物からお顔にかけてパァッと映えていくこの瞬間が大好き!!


最後のご挨拶の時だったかな?

あ。冗さんとのトークのときだな。

冬美ちゃんが

「コロナ禍では下を向いて歌うことに慣れてしまって。お二階、三階が怖くて見られなくなっていたんです。お客様がいらっしゃらないから。

今日は遠くの方までたくさんのお客様がいらっしゃって本当にありがとうございます。

嬉しくてずっと上を見上げて歌ってしまいましたから、逆に前のお客様には鼻の穴しか見えなかったかもしれません(笑)失礼いたしました♪」

こんなお話しを、本当に嬉しそうにおっしゃっていました。


実際の冬美ちゃんの視線でそう感じたわけではありませんが、冒頭からとても伸びる歌声がとにかくカッコよくて、大きなステージに広い会場が本当に良く似合う!


今日は私は3列目の1番上手の端の席だったのですが、実際には目の前のスピーカーから歌声は聴こえているはずですが、中央の冬美ちゃんから真っ直ぐに一階席後方、そしてその上の2階席、3階席にスルーっと声が届いてる感覚が常にありましたので、このお話しを聞きながら

「ああ、やっぱりそうなんだ。」

と思いました。


秋のツアーは毎週のように全国で開催され、ありがたいことに全ての会館でのコンサートを冬美ちゃんと回ってこられました。


神奈川県民ホールもとても大きな会場でしたが、立ち見も出る満席で、同じコンサートですが会場が大きければ大きいほど、「冬美ちゃん」ではなく「坂本冬美」としてのカッコ良さが増す気がします。


以前は1000人弱の会場が好き。と冬美ちゃんは言っていたと思いますが、コロナ禍での人数制限でスカスカの客席を経験した今、もしかしたら冬美ちゃん自身が2000人それ以上クラスの会場により気持ちよさを感じているのではないかな?と。そんな風に感じました。


会場が大きいだけではなく、どの席からも冬美ちゃんの歌が聴きたかったよー♪という熱が感じられて、実際かなり後方からも冬美ちゃんへの掛け声や、トーク中にも色々な声がかかっていました。


あ、そうだ。

いつも書こうと思って忘れていることに

「冬美ちゃんキレイ!」の掛け声は私に遠慮なくどんなタイミングでも皆さまに言って欲しいと思っております。


というのが、ずいぶん前から、ドレスコーナーのまた君の後に「冬美ちゃん、キレイ!」と私は掛け声をしています。だって本当にキレイだから。


それがいつしかお約束のようになり、私が行かないコンサートでは「変わりにかけておいたよ」と言ってもらうことも多くありました。


先日、別の歌手の方のファンと話していたときに、その歌手の方への掛け声はほぼお約束で誰がどこで何をかけるか決まっているから自由に掛け声はできない。と聞きました。


そんなことあるんだぁ。と思いながら、あ。ヤバい。私もそう思われてるんだ。と何年越しかで気づきました(笑)


冬美ちゃんはとてもキレイだから、出てきた瞬間から客席全員が「キレイだぁ。顔小さい。スタイルいい。」を感じているのに、「キレイ!」というのをまた君コーナーまで待ったり、または私に遠慮して言わないんだと思いました。


長年に渡り、大変失礼いたしました。


特に、上手、下手で冬美ちゃんが目の前にきたら「キレイ!」と思う気持ちが満タンになるでしょう。

今後は全く遠慮なく「キレイ!」「キレイ!」とどんどんどんなタイミングでも(もちろん歌ってないときに)かけてくださいませ。だってキレイなんだもの。


話しが大幅にそれましたね。

コンサートを観ていると「あ。これも書きたい。この前のコンサートでこのこと書こうと思ったけど忘れてた。また書くの忘れた」とかがよぎるのですが、歌声の素晴らしさなどコンサートが進むに従って感情が上書きされていっちゃうので結局また書くのを忘れちゃうんです。


ええっと。


オープニングのMCではまず上手の最前列のご夫妻にお声をかけられ、奥様のほうに先に声をかけたんだ。で、

「ご夫婦でいらしてくださったんですか?」

ときいたら奥様がお隣を指差して頷いたらしく

「(無言で指差しを真似して)旦那さんです。とかもおっしゃらずにコレだけ(笑)それだけで、ご夫婦関係がわかるような(笑)」


それから5列目くらいかな?常連ぽいおじさんが、あれ?なんて言ったんだっけかな?

内容的には

「久しぶりやな!俺俺。俺来たで。」

的なことを言ってマスクを下げて冬美ちゃんに顔見せしたと思います。


冬美ちゃんも

「お久しぶりです!お元気でしたか?」

的なことを言って、おじさんが

「俺わかるんか?」的なことを言って、

「もちろんです!お元気でなによりです」

みたいなことを言ったあとに客席全員を見ながら

「たいてい誰にでもこういう対応をするんです(笑)(例え知らない人にでも)」

みたいなことを言って大爆笑を誘っていました。


もちろん、冬美ちゃんはよくわかっているファンの方だとおもいますが、その方とのやりとりが何ターンかあったので、客席全員が置き去りにならないように咄嗟にこーゆー1対1のやりとりから1対2000人に戻すトーク。


特に前方のお客さんが冬美ちゃんに言った声は後方には聞こえませんから、通訳のように言われたことをマイクを通して繰り返してから答える。という技も好きなんですけど、今回は大きめの声のおじさんだったので、通訳方式ではなくやりとりしながら全員にはまた別角度から突っ込んでくるパターン(笑)


もちろん直後に

「うそうそ。わかってますよ」

とおじさんへのフォローも欠かしません。


ああ、こーゆー冬美ちゃんのコンサートトークも大好き♪


オープニングトークの締めは

「お二階、三階まで届くように心を込めて一生懸命歌わせて頂きますので、最後までご声援頂きますよう、よろしくお願いいたします」

という言葉なのですが、これが毎回、本当に本当なのです。


これが、例えば災害が起きた被災地の方にも届くように。という場合もあるのですが、そういった場合は本当にコンサート会場に来られない方々にも届くような祈りの歌声のときもあるんです。


冬美ちゃんの言葉にはウソがなく、そしてそれを実践できる心と技があります。


冬美ちゃんが女神と言われる由縁です。

(まあ、勝手に言ってるだけですけども)


再会酒場はセリフ入りになっていました。


俺でいいのかでは、買ったばかりの新ブルーペンライトを使ってみたした。直後の桜の如くでは新ピンクペンライトに持ち替えてみました。


ここはペンライト曲が2曲続くので、ブルーからピンクに切り替えるのが新鮮で楽しかったです♪


あ、ちなみに新ペンライトは色切り替えができないタイプです。


今日はファミリー席が横に端から端までになっていたのと、少し客席が湾曲していたからか、もしくは私が一番端だったからか、ペンライトが横一列に並んで振られているのも嬉しくて、1列目から4.5列目くらいにペンライトするファミリーは固まっていたように思いますが、その数も多くて、そのこともとても嬉しかったです。


また、話は飛びますが、これも私が秋のツアーでたくさんコンサートを観させてもらって心が満たされているからなのか、今日の席が目の前が冬美ちゃんではなく斜めに観る感じだから舞い上がりが少なく冷静に観られるからか、穏やかな幸せにヒタヒタに満ちていく感動がありました。


「わいわい♪冬美ちゃんだ♪冬美ちゃんだ♪」

の興奮でいっぱいになっちゃうときもあるし、ある一曲に、今のツアーだと「かもめの街」や「ブッダのように私は死んだ」や「岸壁の母」に心を持っていかれて一曲の印象が強くてズドンと撃ち抜かれるときもあります。


今日の岸壁の母は舞鶴コンサートや二葉先生の人生、歌があるの歌唱があったりで、より素晴らしい岸壁の母でした。


あ、それで、同じツアーでも席や色々な要因で感じ方が違うのですが、今日は「冬美ちゃん」ではなく「大スター 坂本冬美」の堂々たるステージを「やっぱり坂本冬美ってカッコいいなぁ。。。」とヒシヒシと、ヒタヒタと感じるコンサートでした。


ここ数ヶ月にも色々とありましたし、ここ数年にも色々とありました。


歌手・坂本冬美としても、中身の人・冬美ちゃんとしても、常に外的、内的要因がありすぎる日々でした。


今日、私が感じたことは、ここ数ヶ月の「冬美ちゃん」を支えたのは「坂本冬美」というオフィシャルなプライド高き理想の存在だったのではないかと。


冬美ちゃん自身が「坂本冬美」はこうあるべきた。という理想を高く、強く持ち続けていらっしゃるのは、いつなんどきでも最高の歌を届けてくださることで明らかだと思います。


そうするためには、時に「冬美ちゃん」としての感情は押し殺すこともあると思います。ただ、やはり心を通して歌ってくれているので、「坂本冬美」から「冬美ちゃん」が溢れ出て伝わってくることになります。


今日の「坂本冬美コンサート」はそういった意味で全てが理想とする「坂本冬美」だったんではないかと感じました。


それは、「冬美ちゃん」と心技体が整い、「坂本冬美」とピッタリ重なっているという感覚です。


何を言ってるんだかわからないと思いますが、これは私が私の記憶のために書いていますから気にしないでください(笑)


大きな会場で客席ギチギチにお客さんがいて、そのお客さんが冬美ちゃんを心待ちににして集まってきていて、さらにファミリーがたくさん駆けつけて応援している。

その中で、集まった誰の期待も超える素晴らしい歌があり、楽しいトークがあり、客席との掛け合いがあり、最後には割れんばかりの拍手が鳴り止まない。


これが「坂本冬美コンサート」です。


最後の風に立つでは力強い歌唱で更に明日への活力を闘魂注入してくれて、緞帳が下りる瞬間まで手を振ってくれる。


ああ、幸せだ。この場所にいられて、冬美ちゃんと同じ時代に生まれて本当に良かった。


いつもそうと言えばそうなんですけども、本当に今日は特に今までのことが全て報われたような、私ではなく冬美ちゃんの全てが報われたような、そんなことを感じました。


明日の和歌山コンサートもまた特別に意味のある久しぶりの昼夜2公演。


とてもとても楽しみです!!


そうだ。今日冗さんとのトークでこんなことも話しておられました。


「私、お恥ずかしい話し、こうしてステージでたくさんの拍手を頂いて、これ以上の幸せを感じたことがないんです。せつない気もしますが、ほんとなんです」


こんな感じのお話しでした。


「こちらこそ、冬美ちゃんのコンサート以上の幸せを感じたことがないですよぉ!!!!」


と心の中で叫びました。


冬美ちゃんの正直なこの言い方もキュンとしました。


何度も言ってるし、これからも言いますが、冬美ちゃんに出会えたことが人生で1番幸せなことだし、これからも永遠に変わらないことですぅ!


冬美ちゃんが「坂本冬美」として生きることが1番幸せなことならば、それは我々にとって、1番嬉しいことですぅ!!


今日も素晴らしい素晴らしいコンサートを幸せを、どうもありがとうございました!!!!