千穐楽、最高!とても幸せな1ヶ月でした(  *¯꒳¯*)
少しずつ書き起こしていた台詞もなんとか話は繋がるようになって、これ読んでるとその場面が思い浮かぶと思います。当分は(笑)。
美登利さんの記憶を消したくない方、必見です。

台詞書き起こし(私的完成版)
第一幕
〇美登利の登場シーン
美登利:ここがあの鹿鳴館、あれがシャンデリアってやつね。いくらぐらいするのかしら(ニヤッと)
男爵:どなたであろう、男のエスコートもなしに。ご案内したまえ。
清原:ようこそおいでくださいました。私は今夜の舞踏会の主、影山男爵の秘書・清原でございます。誠にぶしつけですがどちら様でしょうか
美登利:ご丁寧に痛み入ります、私の名前はみどりと申します。
清原:その、どちらのみどり様でしょうか。
美登利:芝神明清水屋の美登利でございます。踊りのお師匠さんの代わりでございます。(ここで決めポーズ)
清原:芸者か、美登利姐さんってことか。さぁどうぞこちらへ。御前、ご要望の貴婦人でございます。
美登利:お目にかかれて光栄ですわ、男爵。
男爵:その佇まい!(美登利のこと褒めるような台詞)
美登利:そのように褒められますと恥ずかしさでこの身が溶けてしまいそうですわ。いつもですと着物の裾が足元を優しく包み込んでくれるのにこのようにスカート召しますと、足元は心もとなく風が吹くばかり。そのように洋装着こなし遊ばす男爵さまの前におります今もただ恥いるばかりでございます。
男爵:本当に芸者?
美登利:徳川様をお支えしておりましたが…(ここ分からない)
一家一門散り散りの、家のお役に立てますならばと芸妓というものに身を売って、何も浮世でございます。
清原:生国は?父上様は?
美登利:お察しください。お尋ねくださらないのがお情けでございますわ。
男爵:察してやれ。(この後続くけれど分からないので省略)
美登利:身に余る誉ですわ、お役に立てますよう一生懸命に。
【男爵とダンスからの歌姫対決】
美登利:お恥ずかしゅうございますわ。家のため、父、母のため苦界に生きながらえておりました。
男爵:私になにかできることはありませんか?
美登利:初めてお会いしたあなた様に?
男爵:どこかでお会いしたことはありませんか?
美登利:あっ!男爵様は美術館というものお作りになろうと遊ばされているとか。
なんでもございませんわ。(キラーン✨)
うちにもありますのよ、重宝が(ここ怪しい)。宗達とか雪舟とか。(方々に手を伸ばす仕草付き)
たつきのために手放したくもありがたさも分からない人に渡すのは…
(男爵:私に任せなさい!みたいな)
美登利:まぁ、嬉しい♡もう、喜んで♡



○水月堂のシーン
美登利:こんちはー。あら、近江屋の旦那。
旦那:お、清水屋の。姐さんもなんか古道具かい?
美登利:梅も過ぎたから、春らしい面白い根付でもないかなーって。
旦那:目ぼしいものがあったら私にツケときなさい。
美登利:あら、ほんと?嬉しいわ、旦那♡
旦那:ここで会ったのも100年目ってね
美登利:あらやだ、私をたかりの名人みたいに言わないでくださいよぉ
旦那:はるさんも、みどりの言うことを信じちゃダメだよ。
美登利:はるさん、ちゃんと払いますからね。いつ私が嘘八百申しました?そりゃ嘘の100や200は申しますがそれもお座敷、芸の内でござんすよぉ
(旦那帰る)
美登利:本当ですよ〜。
竹ならば割って見せたいこの心ってね!近江屋の旦那またお座敷かかるのお待ち申しておりますよぉ。
(慌てる美登利)
美登利:はるさん、はるさん昨晩のこと考えてくれた?
春貞:え?
美登利:もぉ!しらばっくれないでよ!鹿鳴館!
(戸を閉める)
美登利:鹿鳴館の!!
春貞:ああ、踊りの助っ人だっけ?お金持ちがいっぱい来て、ご祝儀もいっぱいもらえるとか?
美登利:とぼけないでよぉ。その金を山のように持った連中がガーガー群れてんのよ。カモがネギ背負って鍋担いで踊ってるのようなもんなんだから!
ガアガアウヨウヨ
春貞:そんなに美味しそうなの?
美登利:そりゃ〜もう!
春貞:いや、聞かなかったことにする。
美登利:え〜ひとりじゃできっこないんだから。
春貞:詐欺の片棒は担がないからね。いけないことでしょ?人を騙してお金をとるなんて。
美登利:じゃあはるさんがまがい物を本物だと言って売ってるのはいいの?
春貞:人聞きの悪いこと言わないでよ!しかもそんな大きな声で!
美登利:大きな声は地声ですぅ。昔から美登利ちゃんが遊んでると隣の町内にいても分かるって評判だったんだから!!!!
春貞:お客さんがあぁ、これは本物だと思ったものが本物なの!骨董というものはそういうものなんです。
美登利:だって、偽物じゃな〜い(まがい物じゃな〜い)私がこんなにお願いしてるのに?美登利、泣いちゃおっかなーえーーーん。
春貞:泥団子になってそこらを走り回ってた頃とは違うんですからね。(子どもじゃないんだから!!)
美登利:私の泣き声は隣の町内まで届くわよーーーー!!(大きな声が千穐楽でさらに大きくてかわいかった♡)
春貞:本気だなぁ…
美登利:私はいつだって本気で一生懸命。そこが美登利の売りですから♪人助けよ、これも。
春貞:どこか人助けですか!!
美登利:はるさんだって1杯入るといつも怒ってるじゃない!長屋の連中は白いおまんまも口にできないのに、鹿鳴館では贅沢三昧の乱癡気騒ぎ。こんなことがいつまでも赦されるはずがないって。
あいつらに、一泡吹かせてみたいと思わないのぉ〜?(指をくるくるさせる仕草付き)
春貞:でもそこに集まるのは政治家、華族さま、社長、軍人、、今をときめく腕利きたちでしょ?
美登利:そう!よりどりみ・ど・り♡
春貞:うまい!!
美登利:キラーン✨
春貞:また始まったよ
美登利:さっき近江屋の旦那が買ってたあの絵さぁ、はるさんがこの頃根を詰めて描いてた鯉の滝登りよね…?
春貞:あれは…違いますよ…
美登利:じゃああれは?北斎の写しってやつ。玄人でも分からないって自慢してたじゃな〜い!!
(絵を探すバタバタ感かわいい)
美登利:近江屋の旦那!あの絵はねーーーー!(大声パート2)
春貞:あああもう…分かりました!!
美登利:う〜れ〜し〜い〜♡それでこそはるさんだーー!
美登利:はるさん、自分のこと本当は善人なのになぁって思ってるでしょー?
春貞:はい、思ってますよ
美登利:んふ♡それでいいのよぉ。本当って信じていれば本物なんだからぁ。
春貞:はぁ、そういうことかい。
春貞:ばれてしまっちゃ〜仕方がねぇ、おらぁしっぽを出しちまうよ。
美登利:待ってました!成駒屋!!
春貞:今度は何を使おうか
(使うものを探す)


○骨董品見せてるシーン
美登利:本当にお見せするようなものだったのかしらぁ。急に心細くなってまいりますわ、ねぇ春貞?
春貞:おひいさま。
美登利:こう見えても家老の嫡男ですのよ。今は小さな小学校の先生などをしておりますが世が世なら私の家のご家老様でございますのよ、可哀想に、ねぇ。
春貞:常陸の宍戸藩松平家に伝わるお刀がまがい物であるはずがございません。
(清原、松の掛け軸を広げ男爵に見せる)
春貞:姫のお父上、松平大炊頭さまがことの他大切にされていた〜
美登利:うぅううう(泣いてる)ごめんあそばせ。あの時の悲しみが一時に蘇ってまいりまして…。私(わたくし)の父上は故なき汚名でお腹をめされたのです。その前の夜、私の手をこうお取りになって、
「姫よ、わし亡き後母を大切に、末永く健やかに暮らしおれよ〜」っと。
その時床の間に飾ってあったのがそのお軸、久方ぶりに拝見致しまして、ううぅぅ
男爵:私のつくる日本初の美術館に所蔵しましょう。
美登利:まぁ嬉しい!!ねぇ春貞(ピース✌️)
春貞:ひい様、男爵さまの前ですよ。(ここって御前かな…)
美登利:あのぉ、それで…そのお刀とお軸で…いかほどに…?(顔可愛い)
(男爵値段書く)
清原:御前!
男爵:いや、しかしなぁ…
美登利:春貞、やっぱり帰りましょうか…
男爵:いやお待ちください
(値段みせる)
美登利:んまぁ(ー”ー )
(0足す)
美登利:(もっと!の表情)
(0足す)
美登利:((o(*゚▽゚*)o))
美登利:このご恩は生涯忘れませんわ。春貞、ほら、あれも。(はるさんの、えっなんのこと?みたいな表情)
他にもありますのよ、こーいうお宝。ねえ、春貞?
(ノリノリで退場)


○男爵に売りつけたあとのシーン
春貞:はぁ!!!もうこんな格好してると、首を絞められたニワトリの気分だよ。
美登利:あらぁ、はるさんが思ってるよりその格好、お似合いよぉ?す・て・き♡
春貞:やめてよ、嘘ばっかり、心にもないこと言わないでよ。
美登利:嘘じゃないわよぉ。でも喋り出すと頭のこの辺からスラスラ〜っと違うことが出てきちゃうのよねぇ。(ここの早口、見る度に早口になってて凄かった♡)
春貞:あのさ、父君に姫よぉってやつ、あれほんと?
美登利:私、長屋の浪人の娘よぉ。私たち同じ町内じゃない、大丈夫ぅ?
春貞:だって死に迫ってたから。あと「ねぇ、春貞」って急に振るのやめてよ!いつもみたいに合図してよキラーンって。
美登利:こういうのは勢いなんだから!
はるさんだって、常陸の国のなんとかっていうお大名がいてってあれすごかったじゃない。私ははるさんに合わせてただけよ。
春貞:ああ、松平おおいのかみよりのりね!
美登利:ここに来たら踊らないと上流階級じゃないとバレちまうわよ
春貞:これ以上何もさせないでよ。ただでさえドキドキして死んじゃいそうなんだから。
美登利:あらぁ、男爵はお上手だったわよ。
どことなーく寂しげで。(ハンカチなでなで♡)
お金と地位があっても人間、幸せにはなれないのねぇ。
春貞:金が余って退屈してるんじゃないですか?しかも色好みって評判ですよ〜。早くに奥さん亡くして、手が早くて最低だって!!
美登利:もしかして張り合おうとしてる?
春貞:え、私が?ははっ、ははっ!!そりゃあ、背で負けて、顔でちょっと負けて、地位うんと負けて、金でとことん負けて!!(美登利毎度頷く、かわいい。)
どうせ古寺の子せがれですよ、その寺も焼けてなくなって、今や小さな古道具屋だし、嫁のきても無いし、わーん(泣いてる)
美登利:私何か悪いこと言った?はるさん今日おかしい。はるさんだって、いい所あるじゃない!絵だってあんな本物そっくりに!
春貞:本物じゃなーい
美登利:あぁごめんごめん。
あっ、歌姫だ。ごきげんよう。先日はどうも。私、美登利と申します。芝神明清水屋のみ・ど・り♡
千秋:紅林千秋と申します。
美登利:まぁ綺麗なお名前。秋のみどり……。あっ、私が美登利。秋の千秋と春のみどり。
(秋のもみじと春のみどり)
今度は負けませんことよ。
(千秋逃げる、清原追う)
美登利:訳ありって感じねぇ、あのふたり。


〇自由党の残党が襲いに来るシーン
明石夫人(真千子姉さん):キャー、残党よーー!野蛮人よぉー、ケダモノよーーー!
(残党の雄叫び:貴様らーーーー!これが文明開化といういうものか!鏡でその珍妙な姿を見るがいい!!猿にも劣らぬなんとかがー!!)
美登利:ちょっとなにすんだい、この唐変木!
春貞:どこのぼくでしょうね。
美登利:ろくでなしっていってんだよ!このすっとこどっこい!!!
残党:なんだ!尼が!
美登利:こ〜わ〜い〜♡
春貞:あなたが怖いよ
美登利:そう?(ここのアヒル口超絶かわいい)
【男爵登場・決闘シーン】
男爵:女や老人に向かって刀を向けてそれでも日本男児か!さては人を斬ったことがないな?
(刀投げ捨てて、)忘れものだ
【團十郎よりもかっこええわ。ブラボー!!ブラボーーー!!!】
(ワチャワチャしてる美登利、怪我に気づく)
美登利:血が…、怪我をなさってるわ、春貞ハンケチ!
春貞:ち、ち、ち、ち、ち、ち、、ありがと。
美登利:動かないで!!!
男爵:美登利殿、私達初めてではなかったんだ
美登利:えっ。(素の姿が一瞬見えたようなここの「えっ」結構好き)
男爵:上野の戦で手負いで動けなくなった時手当をしてくれた(みたいなこと言う)
美登利:えっ!彰義隊ってあの上野の?
男爵:そうです、上野の。
美登利:思い出した!
男爵:男たちを前にして、美登利殿のあの威勢のいい啖呵。
美登利: 敵方とはいえ手出しもできないその人に大の男が寄ってたかってなぶり殺ししようとはそれでも江戸の侍かぁ!
男爵:そうです!
美登利:それか!!
ふたりで:お久しぶりでございました〜
男爵:あのとき美登利殿がいなければ今の私はいません
美登利:あの時の官軍の若武者が?
男爵:20歳だったこの私。
美登利:私も15。縁だわね〜。
(警官くる、貴婦人たちの「遅い!」)
緞帳降りる前に春貞がお酒飲んでそれを見てる美登利がかわいい♡♡♡

第二幕
第二幕は美登利の台詞多めです
○美登利とカモネギ男爵のシーン🦆
美登利:広いのねぇ、鹿鳴館って。春貞はどこに行っちゃったのかしら。
男爵:そのうちここへ戻られますよ。この建物は国のものですが…
美登利:この足の下に?
同じですわ、私共と。私のそばにもおりますわそういう人。お寺を焼かれて寺領は没収。
男爵:今その人は?
美登利:古道具屋を細々と。
男爵:今度連れていらっしゃい。
美登利:街の道具屋なんで偽物ばかりですから。
男爵:偽物でもいい、壊されるくらいならまとめて守ってやりたいのです。(みたいなこと言う)
美登利:偽物でも?
男爵:真贋は後の世に任せればいいのです。つくり手の気持ちがこもっているなと思ったらいいのです。(みたいなこと言う)
美登利:偽物で騙されても?
男爵:騙すより騙さる方がよいのです。(みたいなこと言う)
美登利:まぁ♡男爵、あなた本当に善人でいらっしゃる。
男爵:あなたほどではございません。
(美登利、扇子をパタパタかわいい)
男爵:あなた何か隠していらっしゃる。それが魅力となって私を惹きつけるのです。(みたいなこと言う、男爵顔近し)
まだ誰にも言ってないのですが、近いうちに仮装舞踏会を開こうとしているのです。
美登利:仮装ってなにかに化けますの?別の人になるなんて私にできるのかしら。
(男爵カモかぶる🦆)
美登利:まぁ!お似合いでございますわ。でも、どういうお心で?
男爵:政府に取り入って甘い蜜を吸った寄生虫のような連中の話(長くて分からない)
美登利:それでカモ?
偽物カモしれないってことですわね?
本物だと騙して?
私も人助けは大好きですけれど…かいかぶりでございますわ
男爵:カモかぶりかな
うまい!お上手!!(ここでタイミング良く好き!!!と言いたくなる)
華やかなお噂をいくらも拝見しましてよ、新聞で。
男爵:私もこの鹿鳴館と同じ、所詮なにかのまがい物に過ぎないのです。
あなたが紛い物だったら私なんか…
男爵:本物のカモを一緒に捕りに行きましょう(みたいなこと言う)

【はるさんと清原】

【新聞記者と千秋】
新聞記者:ここに貴婦人の偽物がいます!って
美登利:えっ!!(結構声出す)
キラーン✨|  Ꙭ)و゙ ㌧㌧
美登利:ごめんなさーい、お扇子探しておりますの、お扇子ありませんこと?あった!あった〜(扇子ヒラヒラ)
あらぁ、紅林さま、どうなすって?ご気分でもお悪くて?
あらぁ、野々宮さまのお坊ちゃま
私、あなたさまがこんなに小さい時分にお宅にお邪魔して…こんなにお育ちになられて。
皆さまお変わりなく?
お父様はご息災?
新聞記者:えぇ、まぁ。紅林さま、また。その時はぜひ。
美登利:あら〜お邪魔したかしら。かわいい顔して悪そうねぇ〜。
言わない。大丈夫よ。私も芸者だから。苦界の女は愛満たない。昔のことはどうだっていいの。今一生懸命、堂々と生きていればそれでいいんだ。あんたはこの舞踏会の華なんだから。
いくら新聞を売るためだとしてもそんなに男爵の粗探しするかね。今度あったらおしりペンペンしてやるんだから。
千秋:いいんだもん。今度会ったら全部話してやる。この鹿鳴館と心中してやる!(みたいなこと言う)
美登利:おやめよ、気持ちは分かるけどやけっぱちになるのはまだ早いよ。
千秋:お前が必要だって言われたんだ(みたいなこと言う)
美登利:あの男爵なら言うな
千秋:言ったのは清原よ。
美登利:えっ。そうか!男爵がふたりを引き裂いて自分のものにしようとしたんだ。
千秋:清原があたいを男爵に売ったんだ。自分の出世と引き換えに人身御供に差し出したんだ。
美登利:清原があんたを?(ここのオーバーな感じかわいい♡)
千秋:ちくしょう。ちくしょう。
美登利:オーマイガー(千穐楽のオーマイガーよかったです)
【仮装舞踏会】

○清原の悪巧みバレるシーン
男爵:そこまでだ!
美登利:悪巧みは、みんな聞かせてもらった。天網恢恢疎にして漏らさず、お天道様はお見通しだい!
(春貞の知りませーん!)
清原:千秋、あんなに引き上げてやったのに…そうかみんなグルだったのか、騙してたのか(みたいなこと言う)
美登利:騙したのはあんた。千秋さんがみんな話してくれましたよ、あんたのやってきたこと、そのからくりを
・美登利の連ね・
男爵が任せっきりをいいことに
一度が二度、二度が三度と癖になり
抜いた空箱始末に困ったそのときに
折りよく春貞の絵に出会い
多分こう考えたんじゃないですか?
抜いた絵の写真を基にそっくり偽物描かせておいて
箱に戻せば無事安泰
でもね欲は欲を生むんだね
外国に売れば金がびっくりするほど高値がつくと
黒田の旦那に持ちかけられ〜

(千秋の拳銃シーン、御前撃たれる…)
(このシーンで撃たれないとは分かっていても美登利をさりげなく守ってくれる男爵がよい)

美登利:(男爵撃たれる。一瞬沈黙)
御前、御前。はるさん、医者を
春貞:人殺し〜
黒田さん:わしは知らんぞ
春貞:こんなのに巻き込まれたら、清原さん!(みたいなこと言う)
美登利:(扉を閉める)御前、もういいですよ。
男爵:騙された?
美登利:みたい(ここかわいい♡)
(ここから千秋との感動シーン)
美登利:千秋さん、立派だった。かっこよかった。辛かったね、苦しかったね、よくやったよ。
(男爵、清原を縄付きにはしたくなかったため千秋に感謝)
千秋:殿様は本気であたいを外国で学ばせたかったんだって。
美登利:男にもいろんなのがいるからね。
春貞:よかった〜。本当に死んじゃったのかと思った。心臓が口から飛び出しそうだった。
美登利:大丈夫?(血のついたハンケチをひらひら)
春貞:弾入ってたじゃない。しかも2発も。
千秋:1発だけね、2発目は空砲。
春貞:聞いてないし!
美登利:キラーン✨言った!

明石夫人(真千子姉さん):しました、しました、しましたわよ
男爵:花火ですよ、余興の。
千秋:美登利さん、あいつ!
美登利:おい!新聞記者!!おしりバシバシじゃすまねぇぞ。
六条夫人:お下品ね
美登利:あら失礼♡

(新聞記者、涙涙の熱演「お父さん」)
男爵:なんでも書きたまえ。黙っていたらわからんだろう。(みたいなこと言う)
四郎:お父さん、お父さんですよね。
(周りのみんなの「お父さん!?」)
四郎:覚えておいでですか。橘四郎です。柳橋の芸者桃太郎の息子です。
男爵:あの桃太郎の。あの時の赤ん坊、四郎が、君か。
四郎:本名、橘静子(たちばなしずこ)、僕の母です。
男爵:どうしていたんだ。探したんだぞ。
四郎:母は先月亡くなりました。
男爵:桃太郎は死んだのか。
四郎:父はいないものと言われきました。それが今際の際になって、父は生きている、僕が誇りに思っていい立派なお方だと。そう言い残して。
四郎:お父さん!
(ここいいシーンなのに美登利台詞ないからあやふや)

千秋:四郎さん、おとっつぁんに女の扱い方教わりな。
美登利:その通り。
春貞:でも、奥さん亡くして芸者に子を産ませたんだからあんまり見習わない方が…
美登利:ちょっと!
明石夫人(真千子姉さん):奥様!!ということは影山家の財産は四郎様が…
六条夫人:薫、男爵の後添えではなく、四郎さんのお嫁さんでもいいんじゃない?(みたいなこと言う)
薫:賛成ですわ、お母様。
(みな笑う、四郎戸惑う)

美登利:はるさん、そろそろお暇しようか
春貞:早く着物に戻りたいよ
(お金もってきて2人でピースするのかわいい✌️、25日の夜の部でフゥーーーーと声出てたのがかわいい♡♡)

○ラストシーン
薫:本当の子じゃなかったりして…
(メインキャスト登場・清原を除く)
(四郎・男爵形見の櫛のシーン→清原貴婦人たちスカートから登場)
清原:御前!!騙された…。
美登利:だから、騙したのはあんた!
千秋:バーーーン🔫
清原:すまなかった。
(千秋、男爵に頭を下げ清原に駆け寄る)
美登利:元のさやに戻ったわね。仮装の道具とかちゃんと返したわよね。立つ鳥跡を濁さずってね!
はるさん、引き上げようぜー!!
春貞:あいよー!
男爵:春貞さん、それは!
春貞:ただのきびだんごですよ。鬼ヶ島のお土産の。
男爵:ふたりともまた何時でも来たまえ。
美登利:お姫様ではなく嘘つき上手な芸者でも?
男爵:ええ。
美登利:嘘ばっかり。キラーン✨
(美登利と春貞手を繋ぐ、腕を組む退場!花道ダッシュε=ε=ε=ε=、25日夜の部はここでもヒューーーーーと声が出てましたよね?かわいい♡♡♡)