千秋楽、最高でしたねぇ〜!!!
この時期には危険な当日乗りして、飛行機が出発遅れの為、私が劇場に着いた時には絶賛歌姫対決中。千秋楽に遅刻とは…やっちまったなぁ。。。と思い『1回目の休憩まで待ちます。』と言ったのですが、新歌舞伎座の係の方が『大丈夫です!ご案内します!』と、席に連れてってくれたので『エンヤラヤッ!』が終わるまで通路でしゃがんで待機。笑
周辺のお席の方には、大変ご迷惑をおかけしましたことをこの場をお借りして再度謝罪いたします。

やっぱり前乗りしないとアカーン。と、猛反省しつつ
私が1番好きな水月堂のシーンや男爵に骨董品売りつけるシーンに間に合って良かった(^○^)と、ほっと胸を撫で下ろす。(撫で下ろすな。w)



冬美ちゃんと梅雀さんのトークで印象的だったのが梅雀さんが『僕の演奏を冬美ちゃんが真綿のような歌声で包んでくれる』って仰ってたこと。
冬美ちゃんはどんな人とデュエットしてもセッションしても、自分の色に塗り替えたりするんじゃなくて新しい素敵なものを作り上げてくれる。
ベースだけの音って普段聞き慣れないお客さんたちにも馴染みやすいように歌の前にベースの音色についてお話ししてくれたり、一緒に演奏する梅雀さんも聴く側も心地よくなれる空間を作ってくれる冬美ちゃんが本当にすごいと思います。
土俵は違えど芸歴はもちろん年上の先輩から尊敬され、包み込んでくれるって、こんなふうに言われるということが冬美ちゃんの生き様全てを物語っていると思いました。
今回のお二人の共演は本当に最高で、梅雀さんにオファーしてくれた新歌舞伎座さんナイスすぎます!!!

冬美ちゃんは『まさか梅雀さんが歌手の芝居に出てくれるなんて思わなかった』と仰っていましたが、冬美ちゃんのお芝居は歌手芝居なんかじゃないし本当にお芝居にのめり込めます。初日ですでに出来上がってる感というか安定感はあったんだけど、千秋楽にはもっともっと安定感があり息ぴったり〜という感じと、アドリブとか入れずにも『今日はいつもより多めにサービスしまっせ~!』感が伝わってきてめちゃくちゃ楽しかった(^^)
脇を固める役者さんたちのお芝居も素晴らしいし、重く無いお芝居だったから冬美ちゃんがステージにいないシーンで『冬美ちゃんまだかなぁ』ってあんまり思わなかった(^^)
こういうオリジナルの作品を、これからもやって欲しいなぁて思いました!
このお芝居を作った方たちが梅雀さんとすごい仲良しなお友達?って言ってたから、また共演があるといいなぁ〜。


そうだ、最後のカーテンコールのときに、冬美ちゃんのおでこについた夜桜の時の紙吹雪を葛山信吾さんがそっと取ってくれてて、優しいなぁと思いましたし
『なんか私のこのへんに紙吹雪ついてません?』
みたいな感じの冬美ちゃんがとても可愛かった♩
葛山さんは、ずっと男爵仕様のロン毛のカツラだと思ってたけど、カーテンコールも男爵の髪型だったから地毛だったのかとびっくり。
あと木村花代さんがまさかの劇団四季の前にハンダづけ工場で下積みしてたこともびっくりだし私服になるとめっちゃほんわか可愛くて、声も千秋の時と違ってふんわりしてて役者さんってすごいなぁと思いました。
長田くんは挨拶が可愛すぎて、やっぱりとってもお気に入り(^^)笑
清原も、20分くらい喋って良いですか?というほど今回の新歌舞伎座をすごい満喫してくださったようで、お客の立場からしてもすごく微笑ましく良かったです!(何目線w)