きのう土曜日、リコは恥ずかしながら54歳にして

劇団四季による有名ミュージカル「CATS」🐱を鑑賞してきた。

 

 

 

人口流出が止まらない…

新幹線「のぞみ」も止まらない…

フジテレビの『ノンフィクション』も放送されていない…

テレビ東京のネット系列局もない…

ないないづくしのこの静岡県で約2ヶ月ほど上演されている「CATS」。

 

 

浜松市(…リコ地区からはもはや他県扱い)なら行かないが

静岡市なら電車でも1時間くらいということで

「行ってみるかなぁ、、」と軽く思ったのだった。

 

この田舎でロングランなのに、

ファンが多いのか、全国からファンが来たりしているのか

残席も乏しく、2階に僅かという状況。

 

会社で前の席の同僚は「四季の会」会員。

ということで、彼女に2階最前列席を取ってもらったのは8月半ばのことだった。

 

もう一人の同僚女子はすでに2回鑑賞済で「もう一度行きたい」と鼻息も荒い。

 

 

 

何にでも関心が薄い、好奇心ゼロのリコ。

ミュージカルには

一抹の不安があった。

 

ミュージカルが苦手なのだ。

むろん、ミュージカル映画も好きではない。

 

”冷めた”リコはとにかくミュージカルというのもが苦手な質。

 

「CATS」を楽しめるだろうか。

 

そんな不安を持って臨んだ。

 

 

前日に「四季の会」会員である同僚女子からザックリとしたストーリーを聞いたが、、、




 

 

リコ席からの景色。

圧巻の舞台美術。CATSの世界。

ご当地ならではの”ご当地ゴミ”を見つけるのも

楽しみのひとつ、、らしい。

 

 

さて、今回2階最前列とは言え、実質の3階のような昭和感満載のこの会館。

静岡市民文化会館…。

 

ココには何度も来てくれていた”ジュリー”

もう来てくれることはない。が。

その昔は、この辺りもガラ空きだったことをつい思い出してしまう。。

それを考えるとCATSの人気?、劇団四季の人気には驚くばかりだ。

 

肉眼では演者さんの顔の表情はわからないことを確認。

俯瞰で見えるから、ヨシということにする。(…と、思うしかない)

 

 

そして、開演。

隣の3人組はリピーターなのだろう

音楽が流れると同時に手拍子しながら体を縦に動かし始めた。

 

やっべ。

 

CATSは根強いファンが多いのか

周りの雰囲気に最初からやや気後れ気味で、遠い舞台を眺めるリコ。

 

そして、ネコの世界

…いや、CATSの世界がリコのこの気持ちを放置して、広がっていくのだった。

 

横文字のネコたちの名に…

急に歌い始めるネコたちに…

案の定、予想していた「不安」に襲われ

途中、ウトウトっと、気を失いそうになる自分にハッとするときもあった。

 

1階席ではCATSの面々が客席近くに行ったり

一緒にダンスを踊ったりと1階席の特典を満喫していたが

フィナーレでは、この2階席にも上がってきてくれて

最前列のリコは”CATSの一匹”に触れることができた。

 

 

…ということで、舞台美術は素晴らしく

演出も素敵で、さすが劇団四季!

うん、素晴らしかった。

 

とは言え、同じ釜の飯を食うメンバー内で

男女のドラマもさぞ色々とあるんだろうなぁ、などと思いながら

初めてのCATS鑑賞を終えたのだった。

 

ま、1階前方での鑑賞だとまた感動もひとしおなのだろう。

 

っつうことで、リコの2回目のCATS鑑賞は無いことと

やっぱりミュージカルは苦手だなということが明確になったのだった。

 

 

 

 

 

 

◆「ライオンキング」はまた観たい…ぞ。