やっぱり
明けない休みってないのだな。
 
年末年始の十連休も残すところ明日1日のみとなった。
世の中、今日から三連休らしいが…。
 
リコは8日月曜日が仕事始めだ。
 
今年は天災や大事故の幕開けとなってしまい、気も沈む。
そして、暖がとれる家の中で新年を迎えられたことが
本当にありがたいことなのだと痛感もした。
 
 
 
今年の正月三が日も、例に漏れず朝から呑んだくれた。
 
既製品のおせちと金箔入りスパークリング日本酒で
新年を祝った
 
 
考えたら、昨年25日くらいから家呑み続きのノー休肝日という…
買っておいた”肝臓エキス”をお守りのように飲む。
 
昨年の新年”孝行”は浜松高層ホテルステイ
年々、母の言動にイライラが募り
口論も多くなっているリコ母娘ではあるが…
今年の新年孝行もリコは企てていた。
 
そして、それは仕事納めの28日に急遽決まった。
 
仕事しながら会社の提携保養所の空き情報を虎視眈々と狙っていたところ
1/4~1/5で前から行ってみたいところに空きがあったのだ。
 
 
 
 
 
 
 
それにちょうど母も何かのテレビを見ながら
「初島に行ってみたい」と言っていたこともあり、ここに決めた。
 
ていうか、28日の土壇場で取れたなんてラッキーだわ。
 
54歳、独身、ひとりっ子。
ツイていない人生と思うことばかりだったが
ところどころでツイているリコ。
ありがたやお願い
 
 
っつーことで、初島行って参りました。
 
 
熱海港から初島までは船で30分ほど
89歳の母もリュックを背負っていざ乗船
 
ちなみに、初島は静岡県熱海市。
とりあえず”県内旅”とはいえ、乗船するとなると旅感出るわ~。
 
 
初・初島
「初島クラブ」のロビーも新年の装い
 
天候にも恵まれ暖かな初島。
外国人観光客もほとんどおらず、
さっきまで居た「熱海」の大混雑ぶりを考えても、
休日を過ごす…非日常体験に適している場所のように思えた。
 
庭園側の部屋とはいえ、その奥には相模湾や真鶴半島も
 
 
早めにチェックインでき周辺散歩
箱根越しに富士山も見えたなり
 
 
初島は島一周も4キロほどということで十分に歩くことができる。
初日はホテル近くの灯台まで母と散歩した。
 

灯台から360度の風景

手前に真鶴半島、少し離れて三浦半島…遠くには房総半島

伊豆大島、新島…とにかく素晴らしい景色だった。

 

1時間ほど庭など近場をブラブラしたところでホテルに戻る。

19時過ぎの夕食までに時間があったので

母の手を引いて大浴場へ行くことにした。

母とお風呂に入るなんて何十年ぶりのことだろう。

 

普段でも追い焚き機能がない我が家は

二人暮らしということもあり、年間通して専らシャワー生活。

 

「久しぶりに足伸ばして入れる…」と母も嬉しそうだった。

 

 

夕食は日本料理のコース

金箔をあしらったお造りと前菜からスタートし

鰆のしゃぶしゃぶ、河豚の唐揚げなど続き

全7品をいただきました

グラスワインは恥ずかしながら4杯発注

 

 

部屋に戻り、熱海駅で買い込んだビール、焼酎などを飲み干し

母のイビキを聞かされる前に、リコは早々に寝落ちしたことは言うまでもない。

 

 

夜の庭園はイルミネーションが眩かった

 

翌日も快晴。

しかも暖かいといより暑く、ダウンジャケットが邪魔になるばかりだった。

 

 

桜も一輪だけ咲いておりました

春か!

 

 

朝食はブッフェ。

貧しい母娘は卑しい食べ方で腹を満たした。

 

腹ごなしに母は近場を散歩、リコは島一周にチャレンジ。

派手な土産物屋とかもなく

漁協スーパー、民家、小学校があったりするだけだったが、

むしろ、それがいい。

 

静かな島。

 

ひっそりとした佇まいの小さな神社もあり、立ち寄った。

「母が健康でいられますように、そして、どうぞ自分がいい娘になりますように」と

手を合わせた。

 

汗だくになってホテルに戻り、ラウンジで一服している母と合流。

無事に帰宅の途にのだった。

 

カモメは付いてくるよ、どこまでも

 

 

 

 

さよなら、初島

カモメは手に持ったカステラを狙いにやってきては

絶妙な距離感を保ちながらついばんでいく

すげぇよ、カモメ

そして我ながらいい写真が撮れました

 

お正月に初島で一泊二食で二万円台。

(リコのグラスワイン発注で三万円になっちゃったけど…)

なかなかいい旅だったのではなかろうかと自負。

 

桜並木もたくさん立ち並んでいた初島。

桜の咲く頃にまた母と来られるといいな。

 

初島サイコー。

 

 

 

 

◆疲れました