CAREリハビリ動物病院≁診察の流れ | 障害犬デイジーのhoppyライフ

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先天性脱臼で前足が不自由なデイジー。ロサンゼルスで車椅子・義足の生活を綴っています。

先日、母とロサンゼルスにあるリハビリを専門に行っている動物病院、CAREに行ってきました。

一番初めの診察は2時間掛けて行うもので、その間に色々なことをしたので、ブログをいくつかに分けて書きます。

まずは主な流れからご紹介。

可動域測定中のデイジー

 

まず、病院の中に入ると受付は広く、最初は私達だけだったのですが、5分ほど経つと色々なサイズと種類の犬達が次から次へと出たり入ったり。忙しそうです。待合室にはテレビが設置してあり、ハイドロセラピー(水治療)を受けている犬をライブで見ることが出来ます。

小さくて見にくいのですが、ハイドロセラピーを受けている犬が写っています。

 

さて、いよいよデイジーの順番がやってきました。なぜか私、少し緊張。デイジーは大緊張

まずは担当の獣医のローリー先生とご挨拶。今までの経緯や悩んでいること、目指したいゴール等についてお話しをしました。

ローリー先生はとても明るくチャーミングな方で、「デイジーのケースはユニーク。とても良いチャレンジになるわ!」と言ってくれて、私の緊張も解け、笑みがこぼれました。

今までの経験上、デイジーは獣医の頭を悩ませてしまい、手の施しようがないと言われるばかりでした。そんな中、ローリー先生はポジティブで自信に満ち溢れています。

先生が動画を撮りながらデイジーの歩き方を研究し、どこに重心を掛けているのか、どっちの足の方が弱いのか等を見ていました。

 

そのあとは定規で足の可動域を測定し、小さいハンマーを使って人間と同じように脚気の検査を行いました。可愛いような少し可笑しいような。

 

続いて鍼治療。

初めての場所で緊張しているデイジーの為に、まずはリラックス効果のあるオデコの真ん中にあるツボに刺してもらいました。

妙にジッとして真剣な表情のデイジーのおでこからアンテナのように鍼の先端部分が突出しているヘンテコな姿に母、大爆笑。私もつられて笑ってしまったので、お互い止まらなくなってしまい、困りましたヽ(゚ロ゚; )

鍼治療中

 

鍼治療が無事終わり、最後はマッサージ。家でも出来るように一つ一つ丁寧に教えていただきました。

 

全て終えた頃には外は暗く、結果2時間半ほど掛けて診察して頂きました。痛み止め等のの薬を処方してもらい、やっと帰ることに。

鍼治療と緊張感が長く続いた為か、普段車の中で寝ないデイジーもさすがに帰りはウトウトして少し寝てくれました。

 

リハビリに励むことはデイジーにとっても、私にとっても新しいことなので大変ですが、これも将来のためだと思うと頑張れます。

デイジー、一緒に頑張っていこうね!