試合終了を告げるホイッスルの後に、喜びがあふれるスタジアム。
久しぶりの勝利である。
「とりあえず勝ってよかった」
「GWすべて負けだったもんなぁ」
「でもなんか完勝とは言えない感じだった」
「いずれにしても今日は結果が全てだよ」
FC琉球の稼ぎ頭である高橋や我那覇には、ほとんど仕事をさせなかった守備陣。
相手のどこにチェックに行くのか、右か左か それを徹底していたので簡単にタマが奪える。
この辺りは川邊の功績が大きい。
得点力のある相手を無失点に抑えたのは大きい。
この部分では完勝と言えよう。
しかし、攻撃が実に勿体ない。
単独突破を仕掛けるが、突如スピードダウンして味方を探しだす。
「止まるな!」
「行けよ!」
「前だ!前に持ってけ!」
勝負を仕掛け、あとはシュートだという場面でのスローダウンにフラストレーションが溜まる展開。
フットボールは、得点の多さを競うスポーツである。
シュートを撃たなきゃ始まらないのである。
しかし、佐藤悠希の前めでの起用は正解だった。
パス、連動性などで攻撃の核となっていた。
得点シーンも、あまりにもどフリーすぎて驚いたが、抑えを効かして流し込んだゴールに発狂する。
「やった!」
「よっしゃー!!!」
「佐藤が決めた!」
「あの佐藤が!」
「ボランチやらされて、何したらいいか分からずフラフラしてたあの佐藤が!」
おいしい所を掻っ攫ったこの男の今後に期待だ。
「あと3点は取れた試合だったな」
「勿体ない場面が多かった」
恒例の試合後の打ち上げも、試合内容に満足こそないものの、表情は明るい。
アウェイまで応援に行ったとある仲間が「移動まで含めて苦節何十時間、長かった・・・」と漏らすほど結果が欲しかった。
5月のホームゲームで内容も伴った勝利を期待したい。
本日のポイント
●零封したディフェンス陣
●ショートパスだけでなくロングパスも使い始めた
本日のポイント番外編
●マリノスファンでもあるYが、FC琉球の永井に対して当時の愛称でスタンドから永井に向け挨拶したら、応えてくれたと感涙。永井やっぱ良い人だ。
チケットの査定 「今日のチケットおいくら?」
査定士 taketo
・入場料 1000円
・雨は上がったが風が強かった -100円
・相変わらず審判の判断が良くなかった -300円
・佐藤ユウキが点を取って勝利! +500円
・失点を0に抑えた! +100円
・観客が少なかった -200円
今日の査定 1000円
査定士 大
・良く当たっていた琉球GK +100円
・流れがよくなってきた攻撃 +200円
・フィニッシュがまだ良くない -200円
・守備のバランスが良くなった +300円
・こじ開けた佐藤悠希! +500円
今日の査定 1000円
・入場料 1000円
・緩慢な相手の中盤を制して多くの決定機が +300円
・それを逸しまくり -500円
・適材適所。悠希はあのポジションで使いましょう +100円
・久々の零封。DF陣御苦労さんでした +300円
今日の査定 1200円