いや、その喫茶店なんだけど「シルク」という名前だからきっとママは絹子さんて名前だろうなとは思ってたんだよね。
電車の待ち時間が1時間くらいあるから、なるべくひっそりと時間を潰そうとしたんだけども。
お手洗いを借りようと声をかけたら、めちゃくちゃ家っぽい。店っぽくなくてお宅にお邪魔させていただきます。の雰囲気。
出て来たら、テラスにタバコを吸いに出て来たおじちゃんに「どっから来たん?」と話しかけられて、東京モノなことがバレて。。。
なんやかんや話してたら、
「そんなら中に入って吉野の桜もっとええのんがあるから見ていきぃな」
てなことになり。
もう、すっかりお酒飲み始めている常連さんのところに「お邪魔しまーっす」って(笑)
常連さんじゃなくて旦那さんとその友達らしく、明らかにテラス席や目の前の池的な造作物からも手作り感満載だったんだけど、家の中もモロ手作り。
大画面に映してくれた吉野の桜よりも気になりすぎるモノがいっぱいある(笑)
こーれは、、、と思ってツッコミ始めると
「凄いやろ。ワシ作ってん。」「階段ももう見たか?」「こっちはバーやねん」などなど。
お友達も檜の皮で作ったマスクをしてて、というか私がはいってきたら急にマスクしたから、やっぱ東京モノはバイキン的な?と思ったら自作のマスク自慢の伏線で(笑)
香りがいいから1枚こうてやるわな。ってことでそのまたお友達がプレゼントしてくれました(笑)
自分で食べようとしてた揚げたてコロッケもそのまま「どうぞ」ってくれるし(笑)
上の階に泊まれるで。とありがたいお申し出まで。
これからカラオケに行くらしく、飲み屋で会ったら2時間は楽しく過ごせそうなツッコミどころ満載の、さらにツッコマれ好きそうな集団(笑)
「旦那か彼氏と来ればいいのに1人で来たんか」
「豪快そーやけど酒のまんのか?」
「おもしろそうやからカラオケ一緒にいかんか」
などなど、楽しく時を過ごせましたとさ(笑)
ママさんはやっぱり「絹代」さん。
お名刺をいただき
「また来年友達連れてくるからねー!」
と淡い約束をして早めに駅に向かいましたとさ(笑)
吉野神宮駅は
♪襟裳の春は〜 何もない春です〜♪
と歌いたくなるほど寂しい駅で、風の音と遠くからの電車の音しかしない。。。
サワサワと風の音がして、ヒラヒラと桜吹雪が舞い、、、、これもこれでいいですな。
待ち侘びてた私の特急ちゃんを乗り継ぎ、近鉄とオサラバして新幹線で帰って参りました。
新幹線は快適!!
新幹線は乗り慣れているけど、他の特急とかに乗ると新幹線の快適さがわかる。
ほとんど揺れないし止まらないし、座席もいいし、窓も安心感あるし、社内販売来るし、ほぼ家状態で移動できるもんね。
京都駅は混んでたけど、なんか新幹線乗り場まで来たら、旅も終わった。みたいな感じしたぁ。
白浜は行ったばかりだけど、なんだか今回のひとり旅はぜんぜん知らないところに行った新鮮さと、遠すぎる不安感と、絶景みた感動と、お勉強になった充実感と、そして最後には地元の方と思いがけない交流と(笑)
二日間家でゴロゴロして腰が痛くなるなら、目一杯旅して足腰が痛いほうがいいね!(結局痛いのよ)
数日後には全て忘れてしまうだろうから、珍しくブログに旅を記録しておこう。