二日め。 | 深夜のしゃべりたい欲を満たすひとりごと

深夜のしゃべりたい欲を満たすひとりごと

記憶力皆無の脳を助けるための日記

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マドリッド観光。

プラド美術館では作品タイトルは言えないし、画家の名前を言うこともできないけど深く理解(笑)

ガイドさんが大当り。

一日見る一人イヤホンガイドより、1時間でみる生ガイドだにゃ。
え?ちゃんと聞いてなかったみたい?
何をおっしゃる。私は観光地をちゃんとガイドされるのが大好きなのだ。
勝手に私語禁止にしてガイドさんにピッタリついてイヤホンでガイドさんの声を聞きながら、二度と来ないであろう観光地を記憶ではなく感情に焼き付けるのだ。
従って、思い返して思い返せる分だけしか覚えてないけど、なんかのときに思い出したりするのだ。
もちろん、何の役にも立たないけど、脳を隅々まで使うトレーニングにはなるんじゃないか…くらいかな(笑)

今回のムセオデプラダで残ったのは、エル・グレコの絵が長いけど直る。(笑)
裸のマハの伝説もろもろ。ゴヤの生涯、遠近法8層構造のひと。

ギリシャ神話も、キリスト教も、王家や歴史に関しても全くわからない私が、この絵画から感じるのは歴史や文化ではなく感情くらい。
フランス語がわからないのに、フランス語の詩を見ても字のうまさしかわからないけど、フランス語の歌詞の音楽からは感情を感じるかもしれない。

きっと絵画も音楽を感じるように楽しむものなんだと思う。

ガイドさんは、ひとつの鑑賞法として、画家の特徴が出る手先やサインや時代背景を言ってくれる。
オペラの歌詞や、象徴的な楽器を教えてくれるようなもんだ。


いずれにせよ、芸術は自分で見て聞いて感じれば興味が湧いて印象に残るもの。
教科書を覚えて、確かにここにあった。と答え合わせをするものでは…私にとってはそうではないのだ。

なんも知らないから新鮮。
そして色々とやってきたこと、やっていきたいことがあるから共感が生まれるのだ。

西洋文化がわからない私にとって、プラド美術館は歴史博物館・史料館といった感じ。

いっぱい写真を見たような、そんな感じだったのだ。


んで、スペイン広場でドン・キホーテ像を見て、ドン・キホーテが実在の人物じゃなくて小説の主人公だったと知り…(  ̄▽ ̄)そのいなかったドン・キホーテが突進したことで有名な風車を見つつ、グラナダに向かったのだ。


風車のとこら見晴らしがよくて気持ちよかったー!
ドン・キホーテグッズはどれも惹かれたけど、買わなかった。やっぱり誰だか知らないもん(笑)


写真は退屈な風景その2。