日に日に今回の災害の大きさを思い知る・・・
今日は出社前の6時半頃から、交通機関の制限で身動きがとれないなどの連絡があり、無理せずに出社できるもので営業してみた。
会社でしたことは、社員の出社ルールや安全のためのルール作り、そしてできることを考えた。
募金や商品提供など即対応のものや、長期にわたりこの出勤状況が続いた場合に自宅勤務でできること、また時差出勤をするためのルールや安全確認、連絡方法など、考えたり相談したり・・・
企業の運営というよりは、私たちどうする?みたいなことかな。
6時すぎには帰宅したけど、頭を使ったせいかグッタリして寝てしまった。
頭がすっきりしてから、いくつかのニュースを見たり、友達や家族と電話で話して状況などを報告しあっているうちに前向きな思考から会社脳が働き出した。
Jリーグが3月いっぱい試合をしない。というニュースのあとに、巨人vs阪神戦がチャリティーで開催されたとのニュース。
私の尊敬する冬美ちゃんはよく「歌うことしかできませんので、一生懸命歌います」と言う。
その言葉にはいつでも力がこもっていて、本当に一生懸命歌ってくれていることが伝わってくる。
私にできることはなんだろう?
改めて考えてみると「働くことしかできませんので、一生懸命働きます」かな。
考えること、アイデアを出すこと、それを実現するためのリサーチをして、行動を起こすこと。
これが私たちにできることだと思い、やっと、そんな会社脳が戻ってきたんだ。とも思う。
土日で頭がパンクするほどの情報量が流れ込み、少し先のことを考えることができなくなり、今のことを考え無力感さえあったけど、仕事脳が帰ってくると少し先のことが考えられるようになる。
目標や希望というのは、こんなことかもしれない。
わずかな情報からでも、たくさんの情報からでも、インスピレーションを感じて先読みをすることは自慢だけど得意だ。
それしかないのに、それだけでやってきたと思っているくらい。
ただ、それはひとりではできなくて、ネットやテレビだけじゃない人との会話や相談、社員の顔や社長の顔が浮かんでこないと仕事にはならない。
さっきから2時間ほどとても頭がすっきりして、今日会社から帰るときにはしばらく仕事どころじゃないな。と思っていたのが、仕事のことで頭がいっぱいになった。
やるべきことが見つかったなら、あとはやるだけ。
やるべきことが不安定だとただただ出勤方法や自宅勤務のやり方などを考えてしまうが「何のために」がはっきりすると、思考が具体的になるから効率的だ。
私たちは会社に集まることが仕事ではない。一人一人が思考を持った少数精鋭の集合体なんだ。
明日からは自分のだけではなく、自分たちの仕事ができそうだ。
私には仕事しかできないから。私は仕事を一生懸命やろうと思う。