一年の区切りってなんなんだか。
とりあえず仕事にいかなくていい一週間以上で気持ちをリフレッシュさせることかな。
もっと前から行かなくちゃいけなかったハンズさんを見に行ってきたら、本当に大きくスクラッチを取り扱ってもらっていた。
あまりというか、ほとんど会社と直接私と取引をしてもらっている人にしか会わないで仕事が進んでいくし、商品の売れ行きや評価も数字や取引先さんから聞く情報がほとんど。
自分の目で見たり、感じたり、もっとしていかなくちゃね。
今日、日経新聞に新商品のピッキー(毛抜き)が紹介されていたんだけど、おねーちゃん第二号から「日経に載るなんてすごいね」ってメールをもらった。ママちゃんからもメールをもらった。
尊敬する社長さんから、マスコミには「公認」公に認める。認められたもの。とする効果はあるけど、広告効果は実際に店頭にたくさん商品が並んでいたり、取り扱い店舗が多かったり、まぁ、店頭に限らずネットやテレビ通販、カタログ等のいわゆる販売するチャンネルに多く取り扱われていることのほうが力を持っている。と言われたことを実感したなぁ。
その人のたとえ話は的確でわかりやすかったんだけど、私が営業に行って「100万本売れた商品なんです」と言ってもウソか本当かはわからないけど、それが日経新聞に「100万本売れた商品」と書いてある記事をもっていけば、商品を知らない人でも「売れる商品」なことがわかる。と。
ウソかホントかわからないことを、ホントと証明することがメディアにはできる。それが「公認」ということらしい。
怖いのは、間違っていることであろうと報道されてしまえばそれが「ホント」として伝わっていくこと。
私はマスコミというか、報道番組やワイドショーが嫌いだ。自分の成果でもないものを自慢げにブームとして取り上げては火付け役気取りをしたり、自分たちでブームだともてはやしていたものの賞味期限が切れてくれば今度はバッシングという方法でメシの種にする。
亀田親子を持ち上げるだけ持ち上げて、バッシングする。ちょっとでも弱味を見せればとことん攻めてくる。どんなに恩恵を受けていても、それを守ろうとせずに偏った正義感を振り回して扇動する。
特にゴシップ誌系の見出しは見るだけで気分が悪くなる。人の悪口を言いたい。聞きたい。という人間の醜さを否定もせずに仕事にしている。そしてそこに需要があることにも・・・不快感を覚える。
低俗・下品なやり方だ。
でも、実際にそんな雑誌に気になる見出しがあると読んでみたくなるし、知りたい欲求を抑えられない。私にもたくさんある醜い人間のサガなのだ。
話しは反れたが、商品なり会社なりが公認されていくということは、下手を打つと大変なことになっちゃう。という怖さも感じているのだ。
今までは売れるか売れないかわかんないけど、売れるかもしれないじゃん。っていう感覚に共感してくれた人たちと仕事をしてきたけど、来年来る仕事はきっと「売れてるらしいから、こんなことしてみたらどう?」ってゆー話が多くなるんだと思う。
はじめからおいしいのが前提で来るってこと。
それを、ヒット商品を出した恩恵だ。なんて考えちゃうと手痛い失敗をすることになる。
ひとつひとつの判断はより慎重にしていく必要があるし、現状分析を客観的にし続けなければいい話しなのか悪い話しなのかを間違えてしまう。
その場の損得だけで共感できない人たちと仕事をしてはいけないし、する必要もない。
会社の規模を拡大させることは目標ではないし、やりたいことをやるためにせっかく地ならしをしたところ。
今お世話になっている範囲内でより深く、信頼関係を築きあげて行く事が大切なんだと思う。
仕事上でたくさん不義理をしてきたけど、「義理とフンドシをはずしては商売はできない」と言うじゃないか。え?言わない?
あ~、ダメだ。まだ仕事モード全開・・・
お休みに入ったんだから、来年考えよっと。