昨日、映画「ウォッチメン」を見てきた。
現在、全国で上映中。
公式ホームページは以下。
http://www.watchmenmovie.co.uk/intl/jp/
どうやらアメコミ原作らしく、ストーリーはかなり詳しくウィキに載っていた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A6%E3%82%A9%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%A1%E3%83%B3
ちなみに監督はザック・スナイダー。この人、「ドーン・オブ・ザ・デッド」のリメイク版を作った監督で、元々はCMやミュージッククリップなどを作っていたらしい。
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この映画は結構お勧め。
話は脱線したけど、「ウォッチメン」。
これは結構壮大な話で、映画自体も約2時間40分と長め。
この作品を一言で言うと、アメリカにとってのいわゆる「正義」や「平和」や「信仰」というものを、アメリカン・コミックの「ヒーロー」という文化的メタファーの日常や社会的境遇の描写を通じて、シニカルに問い直す意欲作。といったところ。
とにかく、良くも悪くも意欲作だと思う。
メッセージ性はかなり強いし、世界観もかなり特殊。最初設定を理解するのに、かなり時間がかかる。
個人のキャラクターたちは一人ひとり、よく描かれていて、正義とそれを行使する個人の倫理観・価値観、それに反発・同調する世間や政治や経済活動などの描写は、シニカルで鋭い。
こういったミクロな視点からの個人描写は優れていて、単純に楽しめるんだけど、冷戦状態での核戦争危機といった国際政治問題や「正義」そのもの、さらには人間の生命倫理・「信仰」を問うような巨視的な視点からのメッセージがどうもチープに響く。
これはメッセージ性が悪いとかそういうい問題ではなくて、まず単純に尺が足りない。12巻のコミックを忠実に再現して、一つの映画作品にするには、情報量がおお過ぎる。
それに、映画という一つの作品として、アクションから恋愛、そして壮大なテーマ群(アメリカの「正義」、「平和」、「信仰」)に対するシニカルな洞察と緻密な描写。とにかく盛りだくさん。やりすぎ感がどうも否めないな。
漫画は面白そう。今度読んでみよう。
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個人的には、ロールシャッハの刑務所の件が好きだなあ。
そこだけ、ピックアップしても十分一つの映画になるのになあ。

