【孔子・論語】知之者不如好之者、好之者不如楽之者 | 人生100年。まだ50年もあるし♬ なにしよう?

人生100年。まだ50年もあるし♬ なにしよう?

人生100年時代。
50歳ならもう一度50年を生きられる。

「歳だからいいや」とかウジウジしている暇はないのです!
死ぬまで生きなきゃならないし。

若い頃には何をしたいか真剣に考えました。

第二の人生に向けて、見つめ直す時かな〜って思います。

人生まだまだ半分のまさひろです。

 

孔子が論語でこんなことを言っています。

 

子曰く

 

知之者不如好之者

好之者不如楽之者

 

之れを知る者は 之れを好む者に如かず

之れを好む者は 之れを楽しむ者に如かず

 

あることを理解して知識でやっているだけの人は、

それを好んでやっている人には及ばない

好んでやっている人でも、

それを楽しんでやっている人には及ばないものである

 

 

日本にある

好きこそ物の上手なれ

とほぼ同義(かな)。

 

 

 

日本の教育者の工藤勇一氏が

NewsPicksの動画で言っていたけど、

日本の学校教育は初めからボタンを掛け違えている、と。

 

日本は幼児教育の段階から歪みを抱えていて、

その問題は何かというと、

幼少期から主体性を削ぐ仕組みになってしまっているそう。

 

そもそも赤ん坊なんかは主体性の塊みたいなもので。

 

子供はみんなキラキラした目を持ち、

やりたいことを心に強く抱いて、

それこそ、みんなが主体性を持っている。

 

しかしながら。。。

 

生徒児童全員が大人しく椅子に座り、前を向いて、

時間割通りに勉強をし、団体生活を送る。

 

あれをしなさい、これをしなさい、と

他の国からすると過干渉なくらいに、

親や教育者が「やるべきこと」を押し付けてくる。

 

心配で親切で、良かれと思ってサービスで言っていることも、

思春期になると

「うるせぇな」

といってくるようになる上に、

言われなくちゃ出来ない子になり、

主体性が失われてしまう。

 

OECD加盟38カ国中唯一、日本だけ

教育現場の「働き方」がどんどん悪くなっているそうで、

さらには、

不登校の問題というのは、日本と韓国だけの問題。

 

若者の大人意識、当事者意識が低いのは日本が随一で、

傾向が似ている韓国から比べても

数値で言うと半分近く意識を持つ割合が低い。

 

当事者意識を持っていれば、多様性社会で発生する摩擦も、

自分で解決する力がおのずと身についていく。

 

当事者意識が低いばかりに、何か問題があれば

いつも文句ばかり

政治が悪い、

会社が悪い、

組織が悪い、

国が悪い。。。

 

赤ちゃんは主体性しか持っていない。

子供は全員が主体的なのに、

教育がそれを奪ってしまっている。

 

幼少期から与えられた物で生きていくのだから、

そりゃ

楽しみ

なんて知る由もないわけで。

 

況してや(ましてや)社会人になって

「システムの歯車」

となって何十年も経てば、

それはそれは

「子供のころ何が楽しかったっけ?」

なんてものも思い出すことすら出来なくなっていても

おかしくないわけで・・・。

 

 

さてさて。

 

日本の教育問題

なんていう、スケールの大きい話になったけれど。

 

ここからは少し乱暴な物言いになるけれど。。。。。

 

これからの若い世代には、

どうか主体性・当事者意識を高く持てるような

教育、風潮が広がるように祈るうえ、

自分もそのように若い人たちに接しようと思うけれど。

 

そんな教育環境にどっぷり浸ってきた自分からすれば

正直言って

「ク◯💩喰らえ」

な話でしかなくて。。。。。

 

 

だったらなによ、

楽しんでやればいいんだろ、っていう。

 

ウジウジ言ってないでやれよ、っていう。

 

こう言う話を見て聞いて

「自分って、そうそう、

 そう言う環境だったから仕方ないんだよね」

って、簡単に言い訳にしちゃう人とは

距離を置いていこうと思いまーす。

 

 

人生楽しんだもん勝ち。