「帰郷」昔、ビデオ屋で借りて観たことがありまして、結構感動した記憶はある、
大分忘れてはいますがね。
ベトナム戦争に夫(ブルース・ダーン)が出征した後、
病院で働く妻(ジェーン・フォンダ)は傷病兵(ジョン・ヴォイト)と出会い、
次第に恋に落ちていき、反戦運動を始めていくが、やがて夫が帰還してきて…
と言った内容のようです。
最初のビリヤードシーンから異常なほどベトナム戦争の思いが語られる。
そこから何とローリングストーンズの「out of time」が流れるオープニングタイトル。
そう、この映画、異常なほど既成曲が素晴らしいです。
ローリングストーンズ、サイモン&ガーファンクル、ビートルズ、ボブディラン、バッファロースプリングフィールド、ステッペンウルフ
もうスゴいラインナップです ――らしいです。 また、観てみよう。
さて、今回のTEDtalkはこんなハリウッドの大女優「Jane Fonda」の登場です。
この人のバイタリティと言いますか、エネルギーはどこから湧いてくるのだろうと
不思議にも思えるほど、凄いです。
私より14歳も年上です、でもって今でも年を感じさせないバリバリさ。
そんな、Jane FondaのTEDtalk、こんなのを訳してパワーをもらいましょう。
はい、生の声って、言霊が伝わってくるのです。
そう、何度も何度も、聞き返しながら、どう日本語にしたらいいのだろと
悩むわけ、そんなで日本語に訳し終える頃には、ほんと、ほんと、
他人とは思えないくらい、講演者を身近に感じるようになります。
はい、実際にやった人しか、苦労した人しかわからないかも……
心の中も伝わってくる感じ、さあ、あなたも、ご一緒にどうぞ!
here we go!
その前に、私も時々おじゃましますが、
筆子さんのブログ、ここを読んでいただくと「life_s_third_act」
の内容理解が早いです。
↓素晴らしい翻訳、そして解説ブログです。
筆子ジャーナル
今回も私のシャドーイング用ファイルを貼り付けて、そこに少しずつ
日本語訳をマイペースで足していきます。 (^O^)/
ジェーン・フォンダは、アメリカ合衆国出身の女優、作家、政治活動家。父のヘンリー・フォンダ、弟のピーター・フォンダ、姪のブリジット・フォンダも俳優である。これまで7度のアカデミー賞候補にノミネートされ、1971年に『コールガール』、1978年に『帰郷』と、主演女優賞を2度受賞している。
ジェーン・フォンダ: 人生の第三幕
life_s_third_act ←公式TEDページ、参考の公式和訳もありますが、最初から見ない方がいいです、
わからない単語は辞書で引いて(TED日本語のページならわからない単語に
カーソルを合わせると、日本語が出ます)
100回くらい声を聴いたら、日本語の文章が湧いてきます、
どうしても沸いてこないなら公式和訳を見る、そんな苦労から、言霊を感じられるかも……基本です。
そんなことをしているうちに、初めてのTEDtalkでも50回くらい聴くと
日本語の文章が沸いてくるようになります、そんなのをもっと続ける、
やがて20回くらいになる、
調子のいい時には10回くらいで、ピーンと閃く、そんなになります。
そして、もっと続けると、英語が最初から頭の中で日本語になっている。
そこまで行ったら、はい、何年か先、私の目標とするゴールです。(-_^)V
――Grit is living life like it's a marathon, not a sprint――
以下は
黒色は 英語原文スクリプト
赤色は 単語和訳、あるいは日本語参考文章
青色は 私の日本語訳
となります
There have been many revolutions over the last century, but perhaps none as significant as the longevity revolution. We are living on average today 34 years longer than our great-grandparents did -- think about that. That's an entire second adult lifetime that's been added to our lifespan.
And yet, for the most part, our culture has not come to terms with what this means. We're still living with the old paradigm of age as an arch. That's the metaphor, the old metaphor. You're born, you peak at midlife and decline into decrepitude.
(Laughter)
Age as pathology.
significant重要な longevity revolution長寿革命 come to terms折り合いをつける
entire second adult lifetime 二番目の成人の生涯 paradigm 考え方 metaphor比喩
decline低下 decrepitude老朽 pathology病理学
前世紀には多くの革命が起こりましたが、
長寿革命ほど有意義なことは起こりませんでした。
私たちは平均で34年もひいお爺さんの時代より長生きするようになりました。
これを考えると、大人の時期を二度も過ごすようなものです。
これまで、ほとんどの場合、私たちの文化ではこれが何を意味しているのか
理解していません。
私たちは今でも古い考えで、年齢をアーチと捉えて生活しています。
アーチと捉える、それが古い比喩です。
生まれてから、中年期にピークに達し、そして老年期に衰退します。
(笑)
加齢を病理学のような捉えかたです。
But many people today -- philosophers, artists, doctors, scientists -- are taking a new look at what I call "the third act" -- the last three decades of life.
They realize that this is actually a developmental stage of life with its own significance, as different from midlife as adolescence is from childhood. And they are asking -- we should all be asking: How do we use this time? How do we live it successfully? What is the appropriate new metaphor for aging?
adolescence思春期 appropriate適切
しかし、今日の、哲学者、芸術家、医師、科学者のような多くの人々は、
私が「人生の第三幕」と呼ぶ、人生最後の30年間を新たな見方で捉えてます。
彼らは、この時期は実際に、重要な人生の発展期の段階であり、
子供時代からの思春期のような、中年期の後とは異なると気づいてます。
そして彼らは求めています、私たちは疑問を持つべきです。
この時期をどのように生きるのですか?
どうすればそれをうまく生きることができますか?
年を取ることは、何にたとえたら適切でしょうか?
I've spent the last year researching and writing about this subject.
And I have come to find that a more appropriate metaphor for aging is a staircase -- the upward ascension of the human spirit, bringing us into wisdom, wholeness, and authenticity. Age not at all as pathology. Age as potential. And guess what? This potential is not for the lucky few. It turns out, most people over 50 feel better, are less stressed, less hostile, less anxious. We tend to see commonalities more than differences. Some of the studies even say we're happier.
(Laughter)
appropriate適切な staircase階段 upward上向き ascension上昇
wholeness, and authenticity全体性と信頼性 It turns outそれが判明 hostile敵対的
commonalities共通点
私は昨年、このテーマについて研究し、執筆してきました。
そして私は、老化をたとえるなら階段が適切だろうと見つけました。
それは人間の精神的な成長であり、知性をつけ、完全性、信頼性も増します。
老化と病理学はまったく似てはいません。
老化としての可能性には何がありますか?
この可能性は幸運な少数の人々だけのものではありません。
つまり、50歳以上のほとんどの人は精神状態が良く、ストレスが少なく、
敵対心も少なく、不安も少ないことがわかっています。
私たち世代は違いよりも共通点を見る傾向があります。
いくつかの研究では、私たち世代はもっとも幸せだとさえ言われてます。
(笑)
This is not what I expected, trust me.
I come from a long line of depressives.
As I was approaching my late 40s, when I would wake up in the morning, my first six thoughts would all be negative. And I got scared. I thought, "Oh my gosh.
I'm going to become a crotchety old lady." But now that I am actually smack-dab in the middle of my own third act, I realize I've never been happier. I have such a powerful feeling of well-being.
And I've discovered that when you're inside oldness, as opposed to looking at it from the outside, fear subsides.
You realize you're still yourself -- maybe even more so. Picasso once said, "It takes a long time to become young."
(Laughter)
first six thoughts最初の6つの考え crotchety気まぐれな smack-dabたたく
subsides 治まる
これは私が期待していたものではありません、私を信じてください。
私は長い期間うつ病に悩まされてました。
40代後半のころは、朝起きるてから最初に考えることはすべて否定的でした。
私は怯えていて、
「ああ、こんなことでは、私はひねくれ老人になってしまう」そんな思いでした。
でも今、自分の人生の第3幕の途中で肯定的な自分に目覚めてきてるので、
今までにないほど幸せになっています。
とても大きな幸福感もあります。
そして、私は、自らが老齢期になると、それは外見とは対照的に、
不安は治まってるのに気がつきました。
自分が自分自身に気づきます。
多分、自分発見かもしれません。
ピカソはかつて「若くなるには長い時間がかかる」と言っていました。
(笑)
I don't want to romanticize aging. Obviously, there's no guarantee that it can be a time of fruition and growth. Some of it is a matter of luck. Some of it, obviously, is genetic. One third of it, in fact, is genetic.
And there isn't much we can do about that. But that means that two-thirds of how well we do in the third act, we can do something about. We're going to discuss what we can do to make these added years really successful, and use them to make a difference.
Obviously明らかに fruition and growth結実と成長 genetic遺伝的
私は老化をロマンチックにしたくありません。
明らかに、それが実りと成長の時期になり得る、なんてことはありません。
いくつかは運も伴います。
いくつかは、明らかに、遺伝的なものです。
確かに、その3分の1は遺伝です。
そして、それについて私たちができることはあまりありません。
しかし、この意味は、私たちの3分の2の人々は人生の第3幕で
どれだけうまくやれるか、何をすることができるかということです。
これら追加された年を本当に成功させるために何ができるかを議論し、
実行するかで、この期間の人生には違いが生まれます。
Now, let me say something about the staircase, which may seem like an odd metaphor for seniors, given the fact that many seniors are challenged by stairs.
(Laughter)
Myself included.
As you may know, the entire world operates on a universal law: entropy, the second law of thermodynamics. Entropy means that everything in the world -- everything -- is in a state of decline and decay -- the arch.
There's only one exception to this universal law, and that is the human spirit, which can continue to evolve upwards, the staircase, bringing us into wholeness, authenticity, and wisdom.
thermodynamics熱力学 decline and decay衰退と衰退 evolve進化する
wholeness, authenticity全体性 信頼性
さて、老化を階段と例えた、そのお話をさせていただきます。
多くの高齢者が階段の上り下りに苦労していることを考えると、
これは奇妙な例えに思えるかもしれません。
(笑い)
私だって苦労してます。
ご存知でしょうが、全世界は普遍的な法則、
つまり熱力学の第二法則であるエントロピーに基づいて動いてます。
エントロピーとは、世界のすべてにおいて上昇し、繁栄したものは、
やがて下落と減衰の状態に移ることを意味します。
アーチ状態です。
でもこの普遍的な法則に、唯一の例外があります。
それは、人間の精神。
上向きに進化し続けることができる人間の精神、まさに階段です。
私たちは上に向かい完全性、信頼性を発展させ、そして知性へと導かれます。
And here's an example of what I mean.
This upward ascension can happen even in the face of extreme physical challenges.
About three years ago, I read an article in the New York Times. It was about a man named Neil Selinger -- 57 years old, a retired lawyer, who had joined the writers' group at Sarah Lawrence, where he found his writer's voice.
では、ここで私が言っていることの例です。
この精神上昇は、極端な身体的苦痛に直面しても起こります。
私は約3年前、ニューヨークタイムズの記事を読みました。
それは、サラ・ローレンスの作家グループに加わった、
ニール・セリンガーという57歳の引退した弁護士についてでした。
そこで彼は作家としての自分を見つけました。
Two years later, he was diagnosed with ALS, commonly known as Lou Gehrig's disease. It's a terrible disease. It's fatal. It wastes the body, but the mind remains intact.
In this article, Mr. Selinger wrote the following to describe what was happening to him. And I quote: "As my muscles weakened, my writing became stronger. As I slowly lost my speech, I gained my voice. As I diminished, I grew. As I lost so much, I finally started to find myself." Neil Selinger, to me, is the embodiment of mounting the staircase in his third act.
extreme極端な diagnosed診断された ALS筋萎縮側索硬化症
Lou Gehrig's disease ルー・ゲーリック病 fatal致命的な wastes廃棄する
remains intact無傷のまま quote引用 diminished衰える embodiment体現
2年後です、彼はルーゲーリック病として知られるALS(筋萎縮側索硬化症)と
診断されました。 命に関わる難病です。
しかしこの病気は体を損傷させますが 心までは侵しません
この記事で、セリンガー氏に何が起こっているかの説明を彼は書いています。
引用します。
「私の筋肉が弱くなるにつれて、私の文章は力強くなりました。
私の会話力がゆっくりと失われると、私の自分の声が出てきました。
私の体が衰えるにつれて、私は成長しました。
私が多くを失って、ようやく自分自身を見つけました」
ニール・セリンガー氏は、
私にとって、彼の人生の第3幕で階段を上っていくことを体現した人です。
Now we're all born with spirit, all of us, but sometimes it gets tamped down beneath the challenges of life, violence, abuse, neglect.
Perhaps our parents suffered from depression. Perhaps they weren't able to love us beyond how we performed in the world. Perhaps we still suffer from a psychic pain, a wound. Perhaps we feel that many of our relationships have not had closure. And so we can feel unfinished.
Perhaps the task of the third act is to finish up the task of finishing ourselves.
tamped突き固めた beneath下に abuse, neglect虐待、育児放棄 beyond超えて
wound 創傷 closure終わり
finishing ourselves 自分たちで仕上げる
私たちは皆、だれでも、生まれながら健全で力強い心を持っています。
時に、人生で遭遇する暴力、虐待、怠慢などの困難から、それは覆い隠されます。
おそらく、私たちの両親はうつ病で苦しんでいたかもしえません。
おそらく、両親は私たちが社会でどれだけ活躍したかの物差ししか、
愛する方法を知らなかったのかもしれません。
おそらく、私たちはいまだ精神的な痛み、傷に苦しんでいるのかもしれません。
おそらく、私たちを取り巻く社会の多くは解決してないと感じてるかもしれません。
そして、私たちはいまだ終わっていないと感じてるかもしれません。
人生の第3幕でする仕事とは、それら最後の仕事を自分で仕上げる事です。
For me, it began as I was approaching my third act, my 60th birthday. How was I supposed to live it? What was I supposed to accomplish in this final act? And I realized that, in order to know where I was going, I had to know where I'd been.
And so I went back and I studied my first two acts, trying to see who I was then, who I really was, not who my parents or other people told me I was, or treated me like I was.
But who was I? Who were my parents -- not as parents, but as people? Who were my grandparents? How did they treat my parents? These kinds of things.
accomplish達成する
私にとって、人生の第3幕、それは私の60歳の誕生日から始まりました。
どうやって生きるの?
この最後の期間で私は何を成すべきなのか?
そして気づきました。
自分がどこに向かっているのかを知るためには、
自分がどこにいたのかを知る必要のあることでした。
そこで私は冷静に自分の過去、60歳までの人生を振り返り、
両親や他の人が私に言ったり、接した私ではなく、
私は誰であるか、私は実際に誰であるかを自分自身で見つけようとしました。
それで、私は何者でしたか?
私の両親はどんな人でしたか?
両親としてではなく、人として?
私の祖父母はどうでしょう?
祖父母は私の両親とどのように接したのでしょう?
こうしたことを知ろうとしたのです。
I discovered, a couple of years later, that this process that I had gone through is called by psychologists "doing a life review." And they say it can give new significance and clarity and meaning to a person's life.
You may discover, as I did, that a lot of things that you used to think were your fault, a lot of things you used to think about yourself, really had nothing to do with you.
It wasn't your fault; you're just fine.
And you're able to go back and forgive them. And forgive yourself. You're able to free yourself from your past. You can work to change your relationship to your past.
doing a life review回想法 significance and clarity 意義や 明瞭さ forgive 許す
数年後、私が経験したこの過程は、
心理学者によって「回想法」と呼ばれていました。
その人の人生に新しい意義と明快さと意味を与えるとされてます。
私がしたように、あなたが以前考えていた多くのことはあなたのせいでなく、
あなた自身について考えていた多くのことは実際にはあなたとは
何の関係もなかったことに気付くかもしれません。
それはあなたのせいではありませんでした。 安心してください。
あなたは過去に戻ることで相手を許すことができます。
そして、あなた自身も許してください。
あなたは自分の過去から自分を解放することができます。
あなたは過去との関係を変えるために、今できることがあるのです。
――思うけど、こうした事って、自分の心を操縦するテクニックです。
多くの人は、知らないでしょうね、車の運転と同じですよ、ってことを。
朝起きたとき、なんとなく沈んだ気持ち、それって「想念」です、
そうしたモヤモヤの元、感情に変化する前のトイレの匂いのようなもの、
はい、即捨てること、今日の気分の良さは朝の心の掃除から、です。
☆☆→想念の力☆☆――参考にしてください――
Now while I was writing about this, I came upon a book called "Man's Search for Meaning" by Viktor Frankl. Viktor Frankl was a German psychiatrist who'd spent five years in a Nazi concentration camp. And he wrote that, while he was in the camp, he could tell, should they ever be released, which of the people would be OK, and which would not.
concentration camp 強制収容所
これを書いているとき、ヴィクトール・フランクルの「夜と霧」という本に出あいました。
ヴィクトール・フランクル(オーストリアの精神科医、心理学者)は、
ナチスの強制収容所で5年間を過ごしたドイツの精神科医でした。
彼は、強制収容所にいる間、ここに収容されている人々が解放された場合、
問題なく社会復帰できる人と そうでない人を見分けられたと言います。
And he wrote this: "Everything you have in life can be taken from you except one thing: your freedom to choose how you will respond to the situation.
This is what determines the quality of the life we've lived -- not whether we've been rich or poor, famous or unknown, healthy or suffering.
What determines our quality of life is how we relate to these realities, what kind of meaning we assign them, what kind of attitude we cling to about them, what state of mind we allow them to trigger."
clingしがみつく
そして彼はこれを書きました。
「あなたが人生で持っているすべてのものは、
ただ一つをのぞいてあなたから奪うことができます。
その一つとは、自分がどのような状況におかれようが、
そこでの対応を選択する自由です。
これは私たちが生きる生活の質を決定するものです。
金持ちか貧乏人か、有名か無名か、、健康か病気か、ではありません。
私たちの生活の質を決定するのは、私たちが現実とどのように関係するか、
私たちがそれら現実にどのような意味を見い出すのか、
私たちが現実についてどのような態度でのぞむのか、
私たちが現実に反応する時の心の状態です」
Perhaps the central purpose of the third act is to go back and to try, if appropriate, to change our relationship to the past.
It turns out that cognitive research shows when we are able to do this, it manifests neurologically -- neural pathways are created in the brain.
おそらく、人生の第3幕の主な目的は、過去に戻って、
必要に応じて、過去との関係を変えようとすることです。
認知研究で、私たちがこうするとき、
神経学的には神経経路が脳内に作成されることがわかりました。
You see, if you have, over time, reacted negatively to past events and people, neural pathways are laid down by chemical and electrical signals that are sent through the brain.
And over time, these neural pathways become hardwired. They become the norm -- even if it's bad for us, because it causes us stress and anxiety.
appropriate適切な cognitive 認知 manifests neurologically神経学的に現れる
neural pathways神経経路 hardwired硬くなる norm常態
それと、長い期間ね、過去の出来事や人々に否定的な対応をしていると、
脳内の化学物質および電気信号によって脳神経経路が確立されます。
そして、時間が経つにつれて、これらの否定的な神経経路は固定されます。
私たちにストレスと不安を引き起こす、そんな脳神経経路が
その人に固定され標準になってしまうのです。
If, however, we can go back and alter our relationship, re-vision our relationship to past people and events, neural pathways can change. And if we can maintain the more positive feelings about the past,that becomes the new norm.
It's like resetting a thermostat. It's not having experiences that makes us wise. It's reflecting on the experiences that we've had that makes us wise and that helps us become whole, brings wisdom and authenticity.
It helps us become what we might have been.
alter変更する thermostat サーモスタット whole全体 reflecting反映している
authenticity信頼性
もし、私たちが過去に戻っていかれて私たちの友達関係を変えたり、
過去の人々や出来事との関係を再構築することができれば、
脳神経経路が変わる可能性があります。
過去についてより前向きな気持ちを維持できれば、
それが新しい脳の思考回路、常態になります。
温度調節器をリセットするようなものです。
過去には私たちを賢くする経験はありません。
私たちが経験したことと向き合い、自分を賢くする体験にすることで、
私たちの全体性を高め、知性と信頼性を得る助けになります。
それは自らで私たちの可能性を助けます。
Women start off whole, don't we? I mean, as girls, we're feisty -- "Yeah? Who says?"
feistyにぎやかな
(Laughter)
We have agency. We are the subjects of our own lives. But very often, many, if not most of us, when we hit puberty, we start worrying about fitting in and being popular.
And we become the subjects and objects of other people's lives.
女性は全能の存在でしょうかね。 つまり、少女の頃から元気です。
「ええ?誰が言うの?」
(笑い)
私たちは実行力があります。
私たちは自身の生活の主人公です。
しかし、私たちのほとんどではないにしても、多くの場合、思春期を迎えると、
私たちは自分が世間に受け入れられているのか、そんな心配もし始めます。
そして、私たちは他の人々の生活に関わったり世話になったりもします。
But now, in our third acts, it may be possible for us to circle back to where we started, and know it for the first time.
And if we can do that, it will not just be for ourselves. Older women are the largest demographic in the world.
If we can go back and redefine ourselves and become whole, this will create a cultural shift in the world, and it will give an example to younger generations so that they can reconceive their own lifespan.
agency実行力 puberty思春期 largest demographic最大の人口統計 redefine再定義する
reconceive 再考する
Thank you very much.
しかし今、私たち人生の第3幕では、私たちの出発点に戻ってきて、
生きるべきは自分の人生なのだと初めて知ることができるかもしれません。
もし、それができれば、それは自分以外の人のためにもなります。
年配の女性は世界最大の人口集団です。
私たちが過去の自分自身を再認識し、自分に目覚めることが出来れば、
これは世界人類の新たなる文化を生み出し、
若い世代に自分の人生を考える模範となるでしょう。
どうもありがとうございました。
☆~♪☆ (-_^)V ~♪ ☆
「人生の第3幕」
どうにか訳し終えまして、ほっとしております。
ここ何日か、プライベートで忙しい日が続いており、
訳の方も休みがちでした。
最後のパラグラフを訳して、ジーンときますね。
「人生の第3幕」で生きる我々、後の世代に伝えるべき
人生の知恵を、自らの生き方で伝えなくてはいけません。
そう考えますと、年を取ったから、もういいのだ、とか
病気になってもお医者さま、べったりではなく、
自分の体は自分に責任があると認識し、
日々の健康生活に努力を惜しまない。
そして、迎えるべき日が来たら、伝えるべきは十分伝えた、
後は君たちに任せる、そんな気概を持って、向こうの世界に
旅立ちたいと願うのであります。