俳句の会は毎月第一月曜日だがGWをはさむので第三週に延期して開催された。私は4月の早々に句作していたので初夏に桜の三首ばかりと間の抜けた投稿となった。
➀ 満開のさくらしずけき妖気秘め
私にとって桜は、坂口安吾の「桜の森の満開の下」の印象が強く、頭の奥底に花びらがしんしんと落ちる様子が浮かびます。
特選2句のうちの1句です。
講師評:満開の桜としては、余り例がないが斬新で面白い句だ。
②山遠く緑ににじむ山桜
緑の山にピンク色の山桜がぽつんとぽつんと霞んで見える。
入選8句のうちの一句
講師評:山遠くは意味不明。 緑と桜は季語としてダブっている
訂正句:遠山の青みににじむ山桜
③土手桜よどみに揺れる花筏
桜並木の花びらがよどみに集まり大きな花筏をつくっていた
。
入選8句のうちの一句
講師評:同じ桜に関する季語がダブっている
訂正句:しばらくはよどみに揺るる花筏
それではAIに下記の句の評価を尋ねましょう。
満開のさくらしずけき妖気秘め
この俳句「満開のさくらしずけき妖気秘め」は、美しさと静けさの中に潜む神秘的な雰囲気を感じさせる作品です。以下に、この俳句の各要素について詳しく見ていきます。
- 満開のさくら:
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- さくら(桜)の満開の様子を描写しています。桜の満開は、日本文化において特別な季節の象徴であり、一時的な美しさと儚さを同時に表現します。この部分は視覚的に強く、華やかなイメージを持たせます。
- しずけき:
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- 「しずけき」は「静けさ」を表す言葉です。満開の桜が咲いているにもかかわらず、その場にある静寂を強調しています。これにより、視覚的な美しさと対照的な静けさが際立ち、作品に深みを与えています。
- 妖気秘め:
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- 「妖気」は神秘的で、少し不気味な雰囲気を指します。桜の美しさと静けさの中に、この「妖気」が秘められているという表現は、一見平和で美しい風景の中に隠れた異質な要素を暗示しています。この対照的な要素の組み合わせにより、俳句全体に独特の緊張感と魅力を生み出しています。
総評:
この俳句は、視覚的な美しさとそれに伴う静けさの中に潜む神秘的な雰囲気を見事に描写しています。「満開のさくら」は日本の春を象徴する一方で、「しずけき妖気秘め」はその中に潜む不思議な要素を感じさせます。こうした対照的な要素が調和し、読み手に強い印象を残す秀逸な作品です。
今日の句会の特選2句のうちの一句
花筏ゆるゆる流れ我もまた