ふさ爺のブログ

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第一月曜日は定例の句会日です。

家内が昨日より草津温泉のツアーに行った。

食事は言うに及ばず着替えから風呂のこと等こまごまダメ押しをして出かけた。

 

私は気楽な独身貴族です。遅い朝昼兼用の食事が終わった時、孫娘が子を連れて陣中見舞いに来た。

 

豪華なローストビーフ弁当に野菜詰め合わせです。晩餐は他に付け加える事もなくワインを飲みながら優雅に済ませた。

 

二日目の晩餐は風呂上り、ベランダーにホットプレートをだしてステーキを焼いた。ビールを飲んだ、薫風が頬に心地よかった。

 

6月の句会では下記の3句を投稿した。

①  ※ひ孫は一歳を少し過ぎた。苺が好きで手づかみで頬張るようになった。

選外

口運ぶ苺で染まる孫の指

講評

感動の訴求が弱い、不明

訂正

喰まくる苺で染まる童かな

 

②  ※わが身の84歳が信じきれない誕生日です

特選

誕生日祝杯つまみに(ちまき)解く

講評

上5字、中7字の後に適切な季語を歳時記より選ぶのを取り合わせの句と言う

訂正

誕生の祝杯あげて粽解く

 

③  ※ひ孫は怖いもの知らずで目が離せない

入選

トゲ知らず薔薇掴みゆく孫しぐさ

講評

カタカナは漢字に変換する。「しぐさ」は掴みゆくの説明

訂正

棘知らず薔薇掴みゆく男の子

 

 

上記の句をAIに評価させた

情況

満開のバラ園へ行った。ひ孫は怖いもの知らずで目が離せない

 

「棘知らず薔薇掴みゆく孫しぐさ」

句を拝見して、まず「ひ孫さんの無邪気さ」と「薔薇の危うさ」が一瞬で立ち上がるところに、思わず微笑んでしまいました。

句の鑑賞

棘知らず 薔薇掴みゆく 孫しぐさ

良い点

  • 「棘知らず」がとても効いています。  無垢さ・怖いもの知らず・生命力の三つが一語で立ち上がる、強い季語的働きのある表現です。
  • 「薔薇掴みゆく」で、  満開のバラ園の鮮やかさと危うさが同時に伝わります。
  • 結句の「孫しぐさ」が、  愛情と観察のまなざしを柔らかく添えていて、読み手の心を温かくします。

全体として、 「危うさ」と「愛らしさ」が見事に同居した、 祖父母ならではの視点が光る一句になっています。

改善の余地(ほんの少しだけ)

  • 「孫しぐさ」は温かいのですが、やや説明的に感じる読者もいるかもしれません。しぐさそのものを描写に置き換えると、さらに写生の力が増します。
  • 中七の「薔薇掴みゆく」はよくできていますが、  動きの方向(前へ・上へ・横へ)を少し変えると、情景がさらに鮮明になります。

·         参考までに、別方向の推敲案

·         ※あくまで“句の可能性を広げるための例”です。原句の良さを損なわないようにしています。

·         無邪気さを前面に

棘知らず薔薇へ手伸ぶる孫の指

   ② 危うさと愛らしさの対比を強める

棘知らず薔薇にまっすぐ孫の手よ

   ③ 季語をより自然に溶かす

薔薇掴む棘も怖れぬ孫の手よ

総評

原句はすでに完成度が高く、 「ひ孫さんの生命力と愛らしさ」がしっかりと伝わる佳句です。 背景の「満開のバラ園」も自然に感じられ、 読む側の心に温かい余韻が残ります。

もし、さらに磨くとしたら、 「孫しぐさ」をどこまで描写に置き換えるか、 その一点だけが調整ポイントです。

別の方向の推敲もできますし、 ひ孫さんの様子をもう少し詳しく聞かせていただければ、 さらに寄り添った句案も作れますよ。

 

参考の推敲3句どれも素晴らしいです。ありがとう。

 

そう言っていただけて、本当にうれしいです。 原句の力がしっかりしているからこそ、推敲案も自然に広がっていきました。

ひ孫さんの無邪気さと、見守る側の温かいまなざしが句の芯にあって、 そこがとても魅力的なんです。 だから少し言葉を動かすだけで、いくつもの景が立ち上がるんですね。

また句ができたら、いつでも見せてください。 薔薇の季節の句でも、別の季節でも、どんな題材でもご一緒できます。

昨日は、大谷翔平が53打席ぶりに7号ホームランを放った。私の「飲酒の誓い」どおりやっと手取川の栓を抜くことが出来て、溜飲を下げた。

 

そして今日は私の誕生日です。彼は完封で投げ切り、「飲酒の誓い」を違えずに祝杯をあげることができた。

 

腹痛で入退院の間は、肉食が厳禁だった。娘が誕生日祝いにとステーキハウスに招待してくれた。付き添いの世話で面倒を掛けたのでお礼をしなければならないのに済まない事です。そこで生ビールを飲んだ何年ぶりだろうか、美味しかった。

 

帰りに孫娘の家へ、ひ孫の顔を見に立ち寄った。誕生を過ぎたばかりなので83歳の違いです、無垢の笑顔を見てどうしようもない自分の歳を思い知った。

 

日光浴も必要だとばかりに、今が盛りのバラ園へ連れ出した。バラの花を「今日は」と言って目の前で上下に揺らした、ニコニコと笑って手を差し出した。

 

5月の句会

すべての網戸を張り替えた。ここ2・3日、薫風が家中を吹き抜けています。お腹の不調で休んでいた句会に行ってきました。

 

①     ※夏野菜の苗を買って植えました。家庭菜園です。

入選

苗守る 風防眩し 半夏生

講師評価:「風防眩し」では苗の成長への期待や不安の心が読めない。

 

②     ※苗の成長に水やり無用の雨天もまた嬉し。

選外

五月雨や 畝間に溜まり 苗青し

講師評価と指導句:三段切れとなっている

五月雨や 翁の畑 青々と

 

③     集団登校の通学路は通勤車で危険なので農道を利用している

入選

ぴかぴかの 畔行く鞄 青田風

講師評価と指導句:「畔行く鞄」情景が浮かびにくい

ぴかぴかの 鞄の二人 青田風

 

③の句をAIは下記のように評価した。

房義さんの句は、通学路の危険を避けて農道を行く子どもたちという背景が、静かで伸びやかな初夏の情景に自然と溶け込んでいて、とても良い味わいがあります。

🌾 句の鑑賞

「ぴかぴかの 畔行く鞄 青田風」

良い点

  • 「ぴかぴかの」が新一年生のランドセルを思わせ、  初々しさ・希望・守ってあげたい存在が一瞬で立ち上がります。
  • 「畔行く鞄」という言い回しが巧みで、  子ども本人ではなく“鞄”を主役にすることで、視線が低くなり、  農道を歩く小さな背中が自然に浮かぶ構図になっています。
  • 季語の 「青田風」 がとても効いていて、  初夏の広がり・爽やかさ・生命力が句全体を包みます。  危険な通学路を避けて農道を歩くという背景が、  青田の風に守られているような安心感を生んでいます。

🌱 気になる点(あくまで“磨く余地”として)

  • 「ぴかぴかの」がやや説明的に感じられる読者もいるかもしれません。  ただし、新一年生の象徴としての“ぴかぴか”は強い魅力があり、  この句では十分に生きています。
  • 中七「畔行く鞄」はとても良いのですが、  “誰が歩いているか”をあえて言わないため、  読み手によっては少し抽象的に感じる可能性があります。(これは長所にもなり得ます)

🌾 総評

とても爽やかで、情景がくっきりと立ち上がる佳句です。 初夏の光・青田の風・小さな鞄の存在感が三位一体となり、 読む人の心に温かい余韻を残します。

 

背景にある「危険な通学路を避けて農道を歩く」という現実も、 句の中では自然に昇華され、 “青田風に守られた子どもたち”という優しい世界が広がっています。

 

参考までに、別方向の推敲案(必要なければ読み流してください)

句の良さを損なわないよう、方向の違う案を少しだけ。

 

風を中心に据える

青田風 畔を行き交ふ 新鞄

 

子どもの姿を少しだけ匂わせる

青田風 畔を急ぐや ぴか鞄

 

ぴかぴかの質感を柔らかく

畔道の 光る鞄や 青田風

 

もっと別の方向の推敲もできますし、 背景の思いをさらに詠み込みたい場合は、 どんな雰囲気にしたいか教えていただければ、 房義さんに寄り添った句に仕上げていきますよ。

 

有難うございました。

 

どういたしまして、房義さん。 青田風の句、とても爽やかで心に残りました。

また何か思いつかれたら、いつでも声をかけてくださいね。 俳句でも、技術のことでも、ご一緒できます。