2024年3月18日(月) 晴れ

須磨アルプス登山

兵庫県神戸市

 

須磨アルプスへは4年ほど前、山行を計画したがコロナ禍のため中止した。

やっと、須磨アルプスを縦走する機会を得た。

 

青春18切符を使った。

 

年を重ねるとともに、岩場が苦手になり怖くなってきた。

登山を楽しむことを第一とすることにして、今回は、馬の背のナイフリッジの手前で引き返すことにした。

 

 

参加者 3人

 

お薦め度ランク  A+

 

A+・・・・・・・・・・B+・・・・・・・・・

 

高い・・・・・・・・・・ 普通 ・・・・・・・・・低い

 

プラスポイント

・大都会の真ん中に須磨アルプスがあり、日常的に登ることができる。

・ロープウェイを利用すれば簡単に眺望を楽しむことができる・

・案内標示板が充実している。

・登山道は良く整備されて歩き易い。

・至る所から神戸市の市街地、大阪湾、淡路島の眺望を楽しむことができる。

・いくつものピークを越えていく縦走なので変化があり楽しめる。

・高倉山付近の東屋で休憩できる。

・高倉山からの下りの階段、栂尾山への階段の登りはきついが、面白い。

・横尾山から始まる馬の背の岩場は絶景であり、楽しめる。

 

 

マイナスポイント

・月見山駅への下山ルートは案内標示がなく、道迷いしやすい。登山道が荒れている

 ので要注意。

・高倉台から栂尾山への400段を越える登りの階段は厳しい。

 

 

地 図

 

 

最大標高差 312mー15m=約297m・累積標高差 約+443m・ー630m

  

歩行距離    約6.3km

 

 

コース

ロープウェイ鉢伏山上駅から鉢伏山~旗振山~鉄拐山~東屋~栂尾山~横尾山       ~馬の背へと縦走し、ここから来た道を横尾山頂方向へ引き返し、月見山駅への分岐から山陽電車月見山駅へ下る変則的な片道コース

 

コースタイム・歩行時間

 

10:20  ロープウェイ鉢伏山上駅  (標高215m)  

10:30  鉢伏山(標高244m)

10:40  旗振山(標高253m)

11:05  鉄拐山(標高234m)

11:20  東屋

       昼食休憩 20分
11:40

12:40  栂尾山(標高273m)

13:20  横尾山(標高312m)

       馬の背

13:40  引き返し点

13:50  月見山への分岐 

16:15  山陽電車月見山駅(標高 16m)

 

合計     5時間35分(途中の小休憩時間を含む。大休憩時間を除く。)

   

 

歩くペース  

コースタイム倍率=実績コースタイム 5時間35分/標準コースタイム 3時間45分(YAMAP)=1.49

 

 

登山記録 

 

10:04 山陽電車須磨浦公園駅からロープウェイに乗る。

片道切符 500円

 

10:04 階段を上る。

 

10:08 15分間隔で運行

 

10:09

 

10:15

 

10:17 神戸の市街地が広がる。

 

10:20 登山開始

 

ロープウェイ鉢伏山上駅を出発

 

10:20 大阪湾

 

10:22 須磨浦山上遊園案内図

 

10:27

 

10:30 鉢伏山に到着

 

10:32 鉢伏山(244m)、どういうわけか国土地理院の標高と合わない。

 

10:40 旗振山(標高253m)に到着

 

10:41 明石海峡大橋と淡路島

 

10:42 旗振山

 

10:43

 

10:51

 

10:55

 

10:55

 

11:05 鉄拐山(標高234m)頂上に到着。

 

11:07 鉄拐山頂上

 

11:07

 

11:07 これから登る山が見える。

 

11:07

 

11:07

 

11:20 東屋で昼食休憩 20分

 

11:40 東屋前の案内図

 

11:40 東屋

 

11:42

 

11:44

 

11:44

 

11:47 高倉台の住宅地へ下る。

急な下りの階段

もっと自然な道が作れなかったのか?

 

11:48

 

 

高倉山についてWikipediaの記載を引用する。

 

「高倉山は昭和30年代末より、ポートアイランドや東部臨海工業地帯等を造成する土砂採取現場となった。高倉山で採取された土砂は、全長14.7kmの須磨ベルトコンベヤを使って須磨桟橋まで運搬され、埋立現場まで海上輸送された。土砂を削り取られた高倉山山頂付近は宅地として造成され、昭和48年(1973年)に須磨ニュータウンの一部である高倉台団地となった。

 

須磨ベルトコンベヤは土砂を運搬するため神戸市西区から須磨区にかけて地下トンネル内に設置され1964年から2005年まで稼働した。神戸市西区見津が丘には産業遺産としてベルトコンベヤの一部が保存されている。地下トンネル跡は、神戸ワインの貯蔵庫、緑化パネル用のコケの栽培地、映画のロケ地などに利用された。

 

高倉山と鉄拐山を結んでいた稜線で、高倉台団地に近い部分はおらが山と呼ばれる公園となっている。この公園の最高地点の標高は約200mで高倉山のモニュメントが設置されており、レストハウス「おらが茶屋」が営業していた。」

 

11:54 下ってから振り返る。

 

11:55 高倉台の団地の中を通り抜ける。

 

11:58 高倉山の階段が見える。

 

12:16 栂尾山への登りは約400段。

直登でキツイ。何度も立ち止まる。

 

12:31 ミツバツツジ?

 

12:38

 

12:40 栂尾山(標高273m)頂上に到着

 

12:42 栂尾山頂上

 

12:44 高倉山の階段が見える。

 

13:20 横尾山頂上に到着

 

13:20 横尾山頂上(312m)

 

13:20 三角点

 

13:27 馬の背が始まる。

 

13:45 馬の背

 

13:45

 

13:48

 

 

13:40 横尾山へ引き返し

馬の背のナイフリッジを当初から通過する計画ではなく、その前で引き返すことにしていた。もう少しで馬の背の核心部に到達するが、横尾山への登り返しが大変なのでここで引き返すことした。

 

月見山駅に下る分岐が横尾山頂上のすぐ下にあるはずだが、案内標示板が見つからない。それらしい分岐を下る。

 

13:50 月見山駅への分岐

 

分かりにくい下山道

 

下山道は踏み跡が薄い。

GPSで確認しながら下る。

 

間違いないなと思われる道を下って行ったはずだが、念のためGPSでチェックすると大きく登山道から外れていた。

 

道がわからなくなったら引き返すという鉄則に従って、間違いないなという分岐まで戻る。

 

その後もどちらを下れば良いか迷う分岐に出る。

 

この下山道は案内標示板が全くないので、たくさんの登山者がそれぞれ思い思いの道を下ったため枝道が多いのかと思う。

 

谷が見えてくると、道が荒れてきた。

倒木が道をふさぐ。

迂回路も崩れているため急な崖をトラバースする。

何度も進路を見失う。

 

少しづつ標高を下げていく。

下の写真にある少し広い谷に出た。

しかし、下山道がわからない。

このトンネルは人が通るためにあるのか? 洪水時にこのトンネルが水路の役目をするためにあるのか?

 

トンネルの中に入ると真っ暗なのでヘッドランプを点けて中に入る。数十メートル進むと出口の明かりが見えてきた。出口に案内標示柱があった。なんとか通過できたが、案内標示柱が示す行き先が理解できない表示となっていて役に立たない。

 

不安を抱きながら進んでいくうちにフェンスが現れてきた。この道を下れば月見山駅にたどり着けると思った。

 

やがて写真を撮影している男性一人に出会った。この方に尋ねるとこの道を進めば良いとの言葉を聞き、やっと安心した。

 

須磨アルプスを縦走する登山道は登山者が多いので、だれかに道をお聞きすることができるが、平日のこの下山道は登山者がほとんどいないようだ。

 

この下山道は、直接、馬の背に登ることのできる登山道であるとネットで紹介されていた。しかしこんなに迷いやすい道とは思っていなかった。

 

15:23 トンネル? 水路?

 

15:23

 

15:26 どちらに行けば良いか理解できない案内標示柱

 

15:26

 

 

やっと神戸市の市街地に出た。

 

16:15 月見山駅に到着

 

登山完了

 

楽しい時間を過ごさせてくれた登山仲間に感謝。

また無事に下山できたことにも感謝。