昇仙峡(しょうせんきょう)

 

2023年10月28日(土)晴れ

山梨県甲府市

 

数年前から福井県にある刈込池の紅葉を見に行きたかった。

ようやく今回、機会に恵まれ計画したが、刈込池につながる県道173号線(上小池勝原線)は鳩ヶ湯から通行止めとなっていることに気づいた。

 

そこで、刈込池よりも近いところにある九頭竜湖で紅葉まつりが開催されるということなので、九頭竜湖の紅葉祭りを楽しむことにした。

 

ところが、計画日の2~3日前に福井県、石川県、新潟県には雨の予報が出ていることに気づいた。他の地域は晴れの予報なので、中止にするのは惜しい。紅葉が楽しめる他の目的地を探した。まだ紅葉のピークには早いが、訪れたことのない昇仙峡に行くことにした。

 

参加者 5人

 

お薦め度ランク  A+

 

A+・・・・・・・・・・B+・・・・B・・・・・

 

高い・・・・・・・・・・ 普通 ・・・・・・・・・低い

 

 

地図

 

 

出発日の前日、昇仙峡の観光協会に電話をして駐車場の込み具合を聞いてみた。

まだ、紅葉の最盛期ではないももの、土日の駐車場は早い時刻に満車になるから早めに来た方が良いとの返事だった。

 

当初、10:00~10:30位の到着予定を早めて8:30~9:00に到着するように出発時刻を1時間早め朝5:30出発にした。

 

今回の計画は昇仙峡の主な見どころを網羅したお薦めのコース。

大半の観光客はこのコースを選択をしているのではないだろうか。

 

 

08:30頃 グリーンライン県営駐車場に到着

無料駐車場だ。

この時間でも既に駐車場は満車に近かった。

滑り込みセーフで駐車できた。

駐車場にトヨタのハイエースバンと思われる定期バスが停車していた。

不定期にこのバスは出発する。

バスがいなければ、電話をすれば来てくれるという便利なバスだ。

昇仙峡を登りで観光するならこのバスに乗らなくてもよい。

昇仙峡を下りで利用すれば歩行が楽ということで私たちはロープウェイまでバスに載せてもらうことにした。運賃は1区間300円。

 

08:44 ロープウエィ駅へ行くバスの車窓から見えた。

左が覚円峰、右が天狗岩

 

仙娥滝駅に到着。

ロープウエィに乗る、運賃往復1300円。

 

 

09:14 パノラマ台はロープウエィの終点。

ゆめちゃんコースから回る。

羅漢寺山はパノラマ台、展望台、弥三郎岳の総称。

弥三郎岳(1058m)の標高が一番高い。

 

八雲神社、うぐいす谷、約束の丘、富士山遥拝所を散策する。

 

09:16 八雲神社、パノラマ台のすぐ隣

 

09:21 南アルプスが見える。

 

09:23 南アルプス

 

09:25 うっすらと富士山が見えている。

 

09:27 南アルプス

右から仙丈ヶ岳、北岳、間の岳が並んでいると思う。

 

09:34 パノラマ台に戻ってきた。

ここで休憩コーヒータイム。

 

09:25 山頂案内図

今度は下の地図でふくちゃんコースの展望台、弥三郎岳に行ってみることにする。

 

09:54

 

10:02 北方面の山々

 

10:02 ここの紅葉が一番きれい。

まだ紅葉には時期が早い。

 

10:06 真ん中奥に多分金峰山、

 

10:11 南アルプス


 

10:18

 

弥三郎岳は岩峰でいくつも鎖が設置してあるものの、少し怖い。

岩の上が丸くなっているところの上を歩くのはさらに怖い。

慎重に登っていく。

 

10:29 北の方面の山々が見える。

大きな岩の塊が下から見えたので、ここが頂上と思ったが、登ってみるとまだあと少し高いところがあった。ここの岩場は凸状なので怖い。

転落したらまず命はない。

頂上まで1分もかからないかもしれないが、ここまでで下山することにした。

 

弥三郎岳頂上付近の岩場は滑落の怖れがあるので、山に慣れた人以外は

登山禁止にした方が良いと思う。

 

10:30 南方向

 

パノラマ台からロープウェイで下山。

 

11:23 ロープウェイ乗り場まで下りてきた。

 

水晶の置物のお土産屋さんが多い通りを下って行く。

 

11:39 仙娥滝、落差30m

 

11:41 岩がせり出ているトンネルのようなところを下って行く。

 

11:43 荒川ダムから流れている荒川の渓谷すなわち昇仙峡は河原に巨石がゴロゴロしていて峡谷としては規模が大きい。

 

11:43

 

11:45

 

11:49 石門(せきもん)

 

 

11:51 大きな岩がぶら下がっている。

隙間が見えるので下にある岩に支えられているわけではない。

 

11:54 覚円峰

 

11:56 陽が当たった紅葉が美しい。

 

11:58

 

12:03 長田円右衛門の顕彰碑の横に東屋があった。

ここでもコーヒータイム

 

コトバンクから引用する。

 

長田円衛門:

「1795-1856 江戸時代後期の農民
寛政7年1月9日生まれ。甲斐(かい)(山梨県)猪狩(いかり)村の人。名主叔父の長田勇右衛門とともに荒川渓谷沿いの甲府と猪狩村間の道路(御岳(みたけ)新道)を計画し,村人の協力をえて天保(てんぽう)5年着工,14年完成させた。昇仙峡が世に知られることになり,通行人の休み所をもうけ「お助け小屋」とよばれた。安政3年6月9日死去。62歳。」

 

12:15 長田円右衛門の顕彰碑

 

 

12:16

 

12:19 昨日?、ヒョウが降ったようである。あちこちに残っている。

 

12:20 東屋

 

12:23 覚円峰の左奥に羅漢寺山らしき山が見える。

 

 

12:28 天狗岩

 

12:48 こらは人間が掘ったものと思う。

 

12:49

 

12:55 無料のグリーンライン県営駐車場まで戻ってきた。

この先も昇仙峡が続くが、今日はここまでで昇仙峡観光は終了。

 

まだ時間が残っているので金桜(かなざくら)神社に行くことにする。

 

13:19 金桜神社

上の駐車場に車を停めたが、下の駐車場に停めると階段を随分登らなければならない。

 

13:19 今日は少年少女らが演奏する奉納コンサートの日だった。

13:30からブラスバンドの演奏が始まるという。

まもなく開演なので聴いていくことにする。

 

13:20 神社の前に広い舞台がある。

 

 

楽しい時間を過ごさせてくれた登山仲間に感謝。

また無事に下山できたことにも感謝。