「思いやりが大切だ」という事が日本ではよく言われる事ですが、「思いやりがあると思わせる事が大切だ」と言った人がいます。
なかなかしたたかですな…
その人とはイタリアのニッコロ・マキャベリです。
彼は綺麗事や性善説で世の中は成り立っていないと知り、超現実的にリーダーのあるべき姿を『君主論』として残しました。
今日はその中の一説から「思いやりがあると思わせる事が大切」の部分を抜粋しました。
究極的には、友愛で国家国民は守れないしリーダーはリーダーたりえないからなんですが、日本では特にリーダーには完全無欠でクリーンである事が過度に求められている上に権謀術数や兵法を日本人は嫌い精神論に縋ってきました。
それは今の偽善的な日本人の精神的土壌として長い間あった事です。
総理大臣や政党の文句を言うのも結構なんですが、今大事なのは日本人のリーダー観の確立だと思い、今回新たにブログテーマを追加しました。
という壮大な企画です。またいつか更新します(笑)