『離れて初めて把握できる』
~太陽の塔を初めて見た時、オオッ‼と心が弾んだことを写真を見ると思い出します。今回太陽の塔の内部を見させて頂き、岡本太郎の世界観に浸ることが出来ました。外からみた世界と内側にある世界はまったく違っており、私の心をくすぐる神秘的な空間でした。~
"モネが描く転描画は、身近に見てもなにがそこに表現されているのかわからない。離れた場所から鑑賞して初めてそこに描かれているものの輪郭がわかってくる。
物事の渦中にいる人も同じだ。近くにいると、何がどうなっているのかわからない。しかし、物事から離れて遠くから見ると、何が問題かがよく見えてくる。構成しているものの軸になっているものが、くっきりと浮き出てくるからだ。
この手法は、複雑なものを単純化するということだ。思想家と呼ばれるような人は、まずはこの方法を使って単純化し、誰の目にも見えやすくするのだ。"
超訳 ニーチェの言葉
フリードリヒ・ニーチェ 著
白取晴彦 訳
他の人の問題だと、どうしたらよいかというのは見えやすいのですが、自分のことになると、問題が見えにくく感じます。
何故なのか考えて見た所、色々な感情が絡まって、冷静に物事を見る事が出来なくなっているからだと思います。
自分に起こっていることなので、感情を切り離して考えるのは難しいのですが、距離をとることにより、問題が見えやすくなると感じています。
私が実践したことは
●家庭での問題があった為、実家から離れる
●仕事での問題があった為、職場から離れる
という、物理的な距離をとることです。
大きな問題であるほど、その場所から離れるということは大切で、そうしないと、問題の本質を見る事が出来ないと感じました。
そしてその間、両親との連絡もなるべく控え、職場は休職、悩んでいる場所や人との関わりを減らすことで、冷静に自分と向き合うことができたと思います。
時間はかかりましたが、自分が本当はどうしたいのか見えてきたと感じます。
もう一つは俯瞰してみるということです。
俯瞰してみることが難しい時は、友人に同じ状況が起こった時に、私はどう言ってあげることが出来るのか、ということを考えています。
そうすることにより自分を客観的に見る事が出来、問題点が見えやすくなったと実感しています。
実際の距離感、俯瞰してみることにより、複雑に絡まった問題を明確にし、様々な問題の奥にある根本的な大きな問題が見えてきました。
今までの自分のことを振り返ってみると、小さな問題を解決しても、根本的な大きな問題点を解決しないでいると、同じような小さな問題が来る返し起きているんだな、と気が付きました。
根本的な大きな問題を解決することにより、悩みは減るんだと感じています。
人それぞれのやり方があると思いますし、他にも方法が色々あるのかも知れませんが、同じように問題を見ることが出来ずに辛い思いをしている方へ、一つの案として読んでいただければと思い書いてみました。


