※長文
「教えてください、私は人間なのですか?それとも・・・」
「どうしてロボットはいつも、人間の勝手で壊されるの?」
音楽担当のサックス奏者・本田俊之氏のディキシーランドジャズ風のオープニングテーマ
巨大都市国家メトロポリスでは、人とロボットが共存し、身勝手な人間たちばかりの思惑
全編、本田俊之氏作のテンポ良い曲が流れ、心地よさを感じさせるものの、テーマは“こ
人間のエゴによる、共存すべきロボットをもて遊んだツケ。
主人公・ケンイチとこころを通わせ始め、自身を人間だと信じ続けていたアンドロイド、
衝撃のクライマックスシーンでは、レイ・チャールズの「I cant stop loving you」が突如流れ始め、あたかも時間が止まったような錯覚に陥る。ワンシーン、ワン
映画公開から17年、ロボットは最新AIを積み、ディープラーニングでさらなる知識を
17年たった今も色あせない映画の一つ。内容もさることながら、全編通して音楽も良く
10数年振り2度目の鑑賞も、感動は不変。これからも大事にしたいね、“こころ”。