「“夜”の意味が違うんですよ」〜うなぎパイ〜 | 鰻に魅せられて

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☆うな重を食べるとそこには笑顔が生まれる☆

『バターを豊富に入れたパイに、うなぎの粉、夜の調味料ガーリックを配合し、日本茶にも、紅茶にも合い、あなたの暮らしに微笑みのひとときを与えるお菓子です』

“浜名湖名産・夜のお菓子”うなぎパイを包装するフィルムには、そう記されています。

 

 

昭和36年、静岡・浜松で誕生した『うなぎパイ』(春華堂)、誰もが知っているメジャー和菓子として今も多くの人に愛されています。東海道新幹線に乗れば、“うなぎパイ”を手にした人が目立つのもお馴染みの光景でしょう。

 

ちなみにかれこれ10年ほど前(汗)に、うなぎパイファクトリー(2005年4月完成)を訪れ、『うなぎパイミルフィーユ仕立て』をいただいたのを覚えています。その様子はブログにて(http://unax.blog.so-net.ne.jp/2006-09-25-1)。

 なお、当時のデータによる、うなぎパイの生産量は年間、7100万本!距離にして地球の直径(12741.9キロメートル)とほぼ同じ長さということです!
 

2011年の夏の土用丑商戦では、イベントで東京・池袋のサンシャインに6メートルものうなぎパイモニュメントが展示されていました!

 

 

また2015年には、うなぎパイ専門店が東京原宿に期間限定でオープンしていましたね。そこでは「うなぎパイのミルフィーユ仕立て 旬の苺を添えて」をいただきました。



 

 

さてタイトルの件ですが、うなぎパイと言えば前出のように“夜のお菓子”と言われるわけですが、当時、お会いした春華堂の担当の方はこう、話していました。

 

『多くのみなさまが言うところの、“夜”の意味が違うんですよ(苦笑)』と。

 

変な意味ではなく、“ほっと一息つける、夜の家族団らんの場にうなぎパイをどうぞ”ということで売り出したそうなんです。それが今では(笑)



いずれにしても、あらゆる場面で人と人をつなげるうなぎ。なかでもお菓子部門で世を席巻するうなぎパイも魅力たっぷりですねニコニコ

▼“この製品は原料に日本うなぎ(学名:Anguilla japonica)を使用しています”と記されています。