『皆が知らない、うなぎ料理のひとつ』(くりから、じゃないよ) | 鰻に魅せられて

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☆うな重を食べるとそこには笑顔が生まれる☆

“冬の土用丑の日”(1月25日)が間近に迫りました。

昨今、近年のシラスウナギ(ウナギの稚魚)漁獲量の急激な落ち込み、それに伴う相場高騰話もあっ、なかなか明るい話が少ないけど、今日は前回の“くりから”に続いて、皆がほとんど知らないうなぎ料理を紹介しますね。

お店は、創業昭和21年の老舗蒲焼店『日本橋 鰻 いづもや』さん。


蒲焼の語源となった、江戸時代はじめの食べ方でもあった“蒲の穂焼き”(ググると画像、確認出来ます)を提供しています。

↓クリックすると拡大します。


食べ方はアユ、ヤマメ等を食べるように、串刺しされた塩焼きのうなぎをがぶりつきます!(※小骨が背骨にくっついているから蒲焼のように小骨が気になる事がないんですニコニコ [三代目談])



初めて食べたとき、単純に“白焼き”をイメージしていたのですが正直、別物。淡白ながら程よく脂が乗り、塩加減も良く、ウナギの味をダイレクトに感じる事が出来て、これまた大変、美味しくいただけます。


うなぎが苦手の方、そうでない方も、“蒲の穂焼き”スタイルで一度、ウナギを食べてみてはいかがでしょう?



これまで見えなかった景色が目の前にぱっと広がるような、感動を覚えます♪
(蒲の穂焼きは前日までの要予約のようです)

(※『蒲の穂焼き』・・・その形状が、水辺に自生する植物、「蒲(がま)の穂(写真参照)」に姿かたちが似ていることから、「蒲を焼いたもの」→「蒲焼き(がまやき)」→「蒲焼き(かばやき)」と訛って呼ばれるようになったのが初めだそうです。
<日本橋 いづもやHPより抜粋>)




[データ]
『日本橋 鰻いづもや』本店(本館・別館)
〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町3-3-4
電話03-3241-2476
営業時間[月曜~金曜】午前11時~午後2時 午後5時~午後10時(ラストオーダー午後9時)
【土曜】午前11時~午後9時(ラストオーダー午後8時) ※土曜は休み時間なく通しで営業