一般メディアさんが早い時期から”豊漁、豊漁”と書くもんだから、”あら、ウナギはすぐ安くなるのね”みたいな傾向が消費者間で強まっています。しかし、現時点では”豊漁”とは言い切れません。細かく言えば、ここ4年間に比べて漁模様が”好調だ”ということ。
ちなみに、今シーズン(2013年12月~)、採れている稚魚が成鰻となって流通するのは早くて5月頃と見られます。書き入れ時の丑シーズンを控え、かつこれまで”不足感”が続いていたことを考えれば、”成鰻”に対する需要は当然、大きくなると思います。
ですので、相場はそれほど下がらない。それよりも、土用丑の日(※今年は7月29日)、そしてお盆を過ぎて需要が急減したときに、”相場は明らかに下がってくるのでは?”と見られています。
しかし
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相場が下がったとしても、これまで(不漁による、仕入れ高が続いた)苦労し続けてきたうなぎやさんがそう簡単にメニュー価格を下げるかと言えば、下げないお店の方が多いのではないでしょうか?
今年12月から、再び始まるシラスウナギ漁が”もし
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さきほどのシラスウナギ漁の話に戻りますが、今の好調さが持続すれば、4月末あたりでは晴れて”豊漁”と断言していいぐらいの採れ高となるかもしれません。続いて、注目したいところです。
おっと
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忘れてはいけないのが、ウナギの資源管理です。
この4年間は、とくにシラスウナギが採れなかった訳で、資源の事を見つめ直すいい機会になったと思います。シラスウナギ漁はまだ続きますが、資源保護の観点からも、”採れるだけ採る”という考え方も是正しなくてはいけませんね。このまま、漁模様が好調であれば、漁期を残しながら漁止めの可能性も十分あり得ます。
いずれにしましても、”多くの人を笑顔にさせてくれる”ウナギへの感謝を忘れてはいけません
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歴史のある、ウナギの食文化に思いを馳せながら、かつ資源の大切さも考えて、ウナギを美味しくいただきましょう
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※今年の春の土用丑の日は4月24日(木)
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