うなぎを、生きたまま、むしゃむしゃ・・・   (!) | 鰻に魅せられて

鰻に魅せられて

~鰻(うなぎ)に関する話題をメインに書き綴ったこだわりブログ~ 
☆うな重を食べるとそこには笑顔が生まれる☆

「昭和6年。。。」


そんな昔に!


「うなぎの小説。。。」


あるの!?


「しかも、ホラー。。。」


まじで!




「うなぎと言えば、この人の小説『鰻に呪われた男』が思い浮かぶ」—。そんな、解説が『うなぎ鬼』という本に書かれていたのでその当時、すぐに探して購入しました。

うなぎのホラー小説って言われれば、そりゃ読むしかないでしょ。

そのタイトルは『鷲—新装版—』(著者:岡本綺堂(1872~1939)光文社文庫、文庫、309頁、580円[税込])。


内容についてはここでは一切、言いますまい。独特な、それでいて淡々としたうなぎホラーの世界観にねっとり、はまります。怖い、というか、不思議な物語。


ちょっとだけ↓

『おそらく鰻でしたろう・・・ちょっとあたりを見かえって、たちまちに生きたままでむしゃむしゃと食べてしまったのです』(「鷲」より)


やっぱ、「天然ものは・・・」、なんて考えちゃったりなんかして。