来週23日は“冬の土用丑の日”ですが、うなぎPRの準備は進んでいるでしょうか?
それぞれの“冬の土用丑の日”をお過ごし下さいませ。“寒い夜だから・・・”ウナギを食べてこころも体も元気、そして“ぽかぽか”しちゃいましょう!
ところで、ウナギ業界は昨年にも増して厳しい状況に置かれています。“ウナギマーケット”がさらに縮小しているにも関わらず、中国相場、そして今週も国産相場が値上がりました。。。先行き不透明感が強い現状に不平、不満、不安はますます強まっている感じです。
そんななか、ふと思い出した大事な事を改めてここに書き留めておきます。
『一碗からピースフルネスを』の理念を提唱し、国際的な視野で茶道文化の浸透と世界平和を願う千玄室さん。1923年京都府生まれ、茶道裏千家第15代家元。
そんな千玄室さんの言葉をここに抜粋しておきます。
『・・・あの時代は、純粋に学問をしていても、もう先が見えているのですよ。いつ戦争に引っ張り出されて、どこで死ぬかも分からない。そんな時代だった。だからフューチャーとか、ドリームというものがなかったのです。
そう考えると、いまの時代の若い人たちはもったいないと思う。私たちの時代に比べたら何不自由ないほどの自由を与えられているのに、その大切さに気づいている人がどれだけいるでしょう。
私たちの時代は、自由というものは遠いものだった。まず不自由であることがあたりまえ。だからこそ、その不自由な時代のなかでちょっとでも自由を見つけることが、どんなにうれしかったことか・・・』
おっしゃる通りですよね。これほどの“自由”を与えられている事にまずは感謝です。
いつの世も楽しい事もあれば、いっぽうで辛い事もあります。
すでに“恵まれた”立場に感謝しながら、ぐいぐい前へ進んでいきたいものですね。しかも、みなに平等に与えられている“時間”を上手に使いながら。
自由をいかに“噛みしめるか”。
考え方次第でいかようにも出来ます。
でも、不義理はしちゃいかんですね。