今のウナギ業界<シラスウナギ編> | 鰻に魅せられて

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現在、注目されているシラスウナギ漁。

シラスウナギ!?

そうです、ウナギの稚魚(アンギラ・ジャポニカ種)の漁模様、それが芳しくないのです。

国内で池入れされたシラスウナギの量は、”大不漁”だった昨年同時期の半分以下といえる水準です。一方、とどまるところを知らないシラス国際価格、ほぼ昨年に匹敵するぐらいで常軌を逸しています。

シラスウナギは、ご存知の様に”天然資源”。これは養殖出来ません。。。

「いや、完全養殖成功しているんじゃないですか???かお


はい。確かに成功しています。


が、完全養殖で大人まで育ったうなぎはこれまで精々600匹ほど(約120キロ=5P換算)なんです。しかも水産庁による5カ年プロジェクトが今年からはじまっていますが、目標は”1万匹”。


「ん?1万匹?どんなもん?むっ



1万匹をシラスウナギで言いますと2kg分。



「へ??えっ



もっとわかりやすく言いましょう。例年、日本が必要としているシラスウナギは年間で約20トン。
単位は”トン”なんです。



ケタ違いなんです。。。




話を戻しますが、このシラスウナギが今のところ、芳しくないのですしょぼん




シラスウナギ漁が解禁され、早1ヶ月、リミットは来年4月末です。あと約4ヶ月のうちに果たしてどれくらい採れるのか、戦々恐々です。



それにしても、シラスウナギ1キロが    円って。。。ドンッ


ほんと、どうしちゃったのだろう、、、2009年12月から始まったシラスウナギ漁から、いきなり採れなくなってしまって、すでに4シーズン目。。。


この年に”何か”あったか?  この間に”劇的”な変化があった? 


とにかく、この変化というものが”突然”すぎるんだよね得意げ


資源について考え直すきっかけにはなっているけど。



今はただただ採れる事を祈りたいと思います。!!