天然ウナギの事をちょっと | 鰻に魅せられて

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☆うな重を食べるとそこには笑顔が生まれる☆

うなぎの稚魚(アンギラ・ジャポニカ種)、”シラスウナギ”が2年連続の不漁に・・・。



”2年連続”という事態は過去になく、先行きウナギ資源を気にする関係者も増えてきた。


今回の大震災など、シラスウナギの回遊環境の変化もあるんだろうが、専門家の中には”天然ウナギ”の乱獲を挙げる人も少なくない。


農水省のデータ(あくまでデータ)によれば、

天然ウナギの漁獲量は

1991年は1080トン
2001年は677トン
2009年は267トン
(※2010年データは28日、農水省が公表予定)

と減少傾向は明らかだ。

資源保護の観点から、”天然ウナギの採補禁止”についての議論は今後、
活発化するだろう。

蒲焼店でも天然ウナギを扱うところ,扱わないところ、問屋さん然り、また天然ウナギ漁を生業としている方々、消費者の中にも”天然”という言葉に弱い人がいるように、”天然ウナギ”採補に関しては、非常にデリケートな問題と言える。


そもそもこの”2年連続のシラス不漁”が、このたびの”活鰻相場高騰”を引き起こしている要因の一つとも言え、先行きが気になるところだ。





ところで、今月28日は、、、

春の土用丑の日

です。
皆さん、美味しいウナギを食べてさらに元気になりましょう!