告白
の
DVDが本日、発売ですね。
ちなみに、昨年夏頃に『告白』文庫版を読ませていただきました。ほんと、のめり込むように読んでしまった。あのラストは衝撃というか、何と言うか、うまく、”しめ”ましたね!
![$☆鰻に魅せられて☆](https://stat.ameba.jp/user_images/20110128/14/unax1974/f9/3d/j/t02200146_0800053211010706501.jpg?caw=800)
思わず、唸ってしまったラストがとにかく、印象的でした。前半から中盤までは淡々と、そして語り手が変わりながら、事件の全体像を浮き彫りにする手法など、気付けばどっぷりと浸かっていた『告白』ワールド。
↓本書の内容をちょびっと紹介↓
「愛美は死にました。しかし、事故ではありません。このクラスの生徒に殺されたのです」
我が子を校内で亡くした中学校の女性教師によるホームルームでの“告白”から、物語が始まるー。
全編通して、救いようのない、くら~い雰囲気が全体を覆っています。
読み終わった後は、フランス映画の様に、胸のもやもやがとれない感じでした。
最後の2行はとにかく、衝撃的だった、救いようはないかもしれないけど、ある意味では良かったのか・・・?
映像化された『告白』がどのように仕上がっているか、楽しみです。
『告白』
著者:湊かなえ、双葉社発行