AFP1/16:ナイジェリアで「偽ワクチン」流通、当局が警告

【1月16日 AFP】ナイジェリア当局は15日、国内で新型コロナウイルスワクチンの偽物が流通していると警告した。

 ナイジェリア食品医薬品管理局(NAFDAC)の局長はオンライン記者会見で、「ナイジェリアで、偽ワクチンに関する報告がある」と発表した。

 さらに「NAFDACが承認した新型コロナワクチンはない」とした上で、「偽ワクチンは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)と似た症状をはじめとする重い症状を引き起こす恐れがあり、死に至ることもある」と国民に注意を呼び掛けた。

 同国は3月に、本物のワクチン1000万回分の接種を予定している。(c)AFP

 

一言:偽ワクチンのナイジェリアの武漢ウイルス感染者数は107千人・死者1413人と人口208百万人から考えると百万人当たりの死者数が6.8名と非常に少なくなっています。しかしながら平均寿命は55歳で老人が少ないことが武漢ウイルスの死者数が少なくなっているものと考えられます。また、ナイジェリアはマラリアで死亡者が世界一多く、2018年はおよそ95千人が亡くなっています。これでも153千人の死亡者を出した2010年よりは劇的に減っているのですが、これは我が国の住友化学の作っている長期残効型蚊帳(LLIN)の効果が高いとされています。オリセットネットと呼ばれる蚊帳はポリエチレン製の糸に防虫剤が練りこまれ、その効果は5年以上続き、マラリアを媒介する蚊を防ぎます。我が国では蚊帳はほとんど使われていませんが、このオリセットネットはマラリアやデング熱の発生地域では必需品として高く評価されています。

 

しかし、今回の偽ワクチンはどこ製なのでしょうか???

 

GIFは繊維に織り込まれた薬効が出ていく様子/ youtubeより

 

映像:Marketing MAG Africa 2017/6/13:有効性  (0:43)

https://youtu.be/bn-0BRMFJRQ

 

映像:Sumitomo Chemical Asia - Environmental Health 2018/6/5:Olyset Window Screen Product  (3:22)

https://youtu.be/KEUA1M04fuQ