写真は20秒で沈む子供用のライフジャケット『ジュニア用フローティングベスト LJ-1007』 /ラムセス社サイトより

https://store.shopping.yahoo.co.jp/lamses/lj1007a5b7.html

 

映像:ANN 12/18:「24時間以上浮く」 救命胴衣“20秒で沈む”  (0:55)

https://youtu.be/h7bNAzZuXNw

「24時間以上浮き続ける」はずのライフジャケットが20秒で沈みました。

 5キロの重りを付けた子ども用ライフジャケットが沈む時間を計った実験の様子です。取扱説明書で「7.5キロで24時間以上浮き続ける性能を持つ」と書かれていたにもかかわらず、約20秒で沈んでしまいました。この子ども用ライフジャケットはインターネットで約2500円で販売されていました。東京都は不当な表示を行ったとして、業者に対してこのような表示をしないよう措置命令を行っています。業者は「取扱説明書が実際のものよりも著しく優良であると示すもので、景品表示法に違反するものでした」と説明しています。ANN

 

東京都 12/18:子供用ライフジャケットの浮力について不当表示を行っていた事業者に景品表示法に基づく措置命令

http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2019/12/18/16.html

 

一言:ラムセス社はマスコミ取材に対し、「中国の業者の説明を鵜呑みにしてしまった」とコメントしているそうです。いずれにしても、浮かばない沈むライフジャケットは救命胴衣ではありません。コメントからは中国製のようですが、専門メーカーとして品質チェックをしなかったことは大問題です。不当表示と言うよりも事故が起きた時には刑事責任も問われます。一刻も早く全品回収をすべきです。また、他の製品についても自社若しくは第三機関に検査をしてもらわねばなりません。

 

事件現場のストリートビュー/大阪府東大阪市長田東4丁目

https://goo.gl/maps/VDprcbCKehHEnvbn9

中央線長田駅まで南西510m