■音楽の誕生日映像/アントニオ・チェスティ、作曲家

1623/8/5~1669/10/14、イタリア・バロック音楽のオペラ作曲家。

本日はソプラノ2曲と同歌曲をオケ版に編曲したものをご紹介

肖像画はAntonio Cesti /クラシックニュースより

http://www.classiquenews.com/marc-antonio-cesti-1623-1669/

 

音楽:チェスティ/Intorno all'idol mio=あこがれの人のまわりに  オペラ「オロンテーア」より  (3:51)

https://youtu.be/KCqOtqu0Ll0

メゾソプラノはチェチーリア・バルトリ、ピアノはジェルジ・フィッシャー、録音は1990/11、ウィーン・Mozart Saal

 

音楽:チェスティ/Tu Mancavi A Tormentarmi =お前は私を苦しめていなかったのに  (4:37)

https://youtu.be/isb9PeIUTcY

ソプラノはソニア・テオドリドウ、ピアノはクリストス・サケラリディス、カウンターテナーのようなソプラノがいい!

ギリシャ人ソニア・テオドリドウの写真↓

http://kozan.gr/archives/1535

 

音楽:チェスティ/ストコフトキー編曲/Tu Mancavi A Tormentarmi オーケストラ版  (7:00)

https://youtu.be/VxlTJGyKS0k

指揮はリチャード・エガー、演奏はブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団、録音は2008/6、ブリュッセルにて

 

 

アレッツォに生まれ、ローマでジャコモ・カリッシミに師事した後、フィレンツェで活動した。フィレンツェではサルヴァトル・ローザと知り合い、ローザの台本を基にカンタータを作曲した。1652年からインスブルックのフェルディナント・カール大公の宮廷楽長に就任し、1655年に前スウェーデン女王クリスティーナがインスブルックでカトリックに改宗した際には、オペラ『アルゲイア』を上演した。1660年に教皇庁に地位を得た。1666年にウィーン宮廷副楽長に就任し、1669年に同地で没した。

 

チェスティは専らオペラ作曲家として知られており、最も著名なのが《ラ・ドンLa Don》(ヴェネツィア、1663年)と《黄金のりんごIl Pomo d'oro》(ウィーン、1668年)であり、後者は1666年の神聖ローマ皇帝レオポルト1世とマルガリータ・テレーザの結婚式で披露された。チェスティは室内カンタータも作曲しており、それらのアリアの純粋で繊細な調べは、舞台よりも小さな空間にふさわしい。-Wiki-より