写真はヤフオクに出品された「木浦から釜山行の三等切符」、この写真から気になったことをメモします。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/b290131059
今では木浦から釜山への移動はバスが多く、列車ですと本数が少ないうえに時間もかかります。所要時間は、なんと8時間弱、高速バスで行くと約6時間かかります。韓国ご自慢のKTXには直通はなく、木浦から西大田で5.7km離れた大田にタクシーで移動してKTXに乗り換え釜山へ行くと言う遠回りルート、それでも乗り換え時間を入れても5時間半と早いようです。
さて、運賃の8円44銭ですが、現在の価格にするとどれくらいになるでしょうか?昭和10年の大卒初任給73円、2017年は21万円ですので、これだけで換算してみますと、当時の8円44銭は現在の24280円となり、かなり高額です。ちなみに昭和10年の東京-大阪間の運賃は8円6銭でした。
現在の韓国の鉄道ですと24500ウォン≒2578円、高速バスは22500ウォン≒2367円
この切符の日付は昭和10年11月23日、ちょうどこの日に女優の青山京子が生まれました。後に小林旭の奥さんとなります。
写真は二人の結婚式/伊吹二郎さんのブログより
https://plaza.rakuten.co.jp/aduke/diary/201712060000/
以下は昭和10年(1935)にヒットした木浦の涙/李蘭影=이난영、OKレコード(朝鮮テイチク) (3:43)
この歌で港町の木浦が一躍有名になりました。
そんな港町木浦に、孤児たちから「オモニ(母)」と愛された日本人女性がいたことでも知られているのです。
写真は木浦の旧日本領事館前に建てられた慰安婦像/産経新聞より
産経2016/10/1:日本人女性の死に「涙」した港町にまで「慰安婦像」は増殖していた 国民的歌手に「親日派」のレッテルも
http://www.sankei.com/premium/news/161001/prm1610010015-n1.html
82年前の切符から、色々なことに広がりました。さて、82年後に韓国人たちは異常に増殖した慰安婦像をどう受け止めるのでしょうか?このままずっと自分たちの愚かしい行いを肯定し続けるのでしょうか?