■誕生日の音楽映像/ニーノ・ロータ、作曲家
1911/12/3~1979/4/10、イタリアの作曲家。クラシック音楽と映画音楽で活躍した。ロータ自身は「本業はあくまでクラシックの作曲であり、映画音楽は趣味にすぎない」と言っていたが、映画音楽の分野で多大な業績を上げており、死後クラシックの作品も注目を集めるようになった。今回の音楽紹介はクラシックを中心に!
GIFはNino Rota /youtubeより、1975年、オスカー受賞時
音楽:ニーノ・ロータ/ハープのためのサラバンドとトッカータ 1945年 (7:21)
ハープはマリア・グラーフ、録音は1996年、オーストリア・ロッケンハウス城にて
音楽:ニーノ・ロータ/弦楽器のためのコンチェルト、1965年 (16:20)
ヴァイオリン-ギドン・クレメル、演奏はクレメラータ・バルティカ、録画は1998年、ミュンヘンにて
音楽:ニーノ・ロータ/ピアノのための15のプレリュード 1965年 (22:33)
ピアノはニーノ・ロータ本人、録音は1965年、ローマにて
音楽:ニーノ・ロータ/フェリーニの「道」より 1954年 (3:27)
ザンパノとジェルソミーナの残酷な男女の関係を描いた「道」は我が国に初めて登場したイタリア映画でもあった。
北イタリアのミラノ出身。11歳でオラトリオ、13歳でオペラを作曲し、ミラノ音楽院、サンタ・チェチーリア音楽院で学んだ。その後米国に渡り、カーティス音楽学校に学んだ。帰国後ミラノ大学に入学し、文学と哲学を並行して専攻。
大学卒業後音楽教師となり、その傍らクラシック音楽の作曲家として活動を開始。1942年以降、映画音楽の作曲も始めた。1951年、当時新進映画監督として注目を集めたフェデリコ・フェリーニと出会い、その後フェリーニの映画の殆どの音楽を手がけることになった。
フェリーニ監督以外の映画音楽も多数手がけ、フランシス・フォード・コッポラ監督の『ゴッドファーザー』の音楽はロータの代表作となり、『愛のテーマ』は日本でも尾崎紀世彦によってカヴァーされ、多くの人々に親しまれた。
心臓発作によりローマで死去、67歳。生涯結婚はしなかったが、娘が1人いる。
南イタリアのモノーポリにニーノ・ロータ音楽院(イタリア語版)が1971年に設立されている。続ぎ↓ウイキより
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%8E%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%82%BF