弘化2(1845)のこの日、世界初の一般向け科学雑誌『サイエンティフィック・アメリカン』が創刊されました。同誌は、一般向け科学雑誌としては世界最古、また現在定期刊行されているアメリカの雑誌としても最古です。現在は月刊ですが、初期は週刊の新聞風刊行物でした。主として第一線の研究者自らが執筆しており、内容は高く評価されています。


写真はサイエンティフィック・アメリカン創刊号1845/8/28

https://en.wikipedia.org/wiki/File:Scientific_American_-_Series_1_-_Volume_001_-_Issue_01.pdf

弘化2年、時は仁孝天皇、徳川家慶将軍の時代、天保の改革を行った水野忠邦が老中を辞職し、隠居蟄居処分となった頃の話です。

 

 

◇産経8/27:【阿比留瑠比の極言御免】もはや健全な批判というより憎悪や悪意に…「安倍嫌い」の感情論と焦燥

 郵便ポストが赤いのも、電信柱が高いのも、みんな安倍晋三首相が悪いのよ~とばかりに、一部のメディアや学者、文化人、野党議員らの安倍首相たたきが過熱している。もはや健全な批判というより、憎悪や悪意をぶつけているとしか思えないほどである。

 この現象について、雑誌『新潮459月号の特集「『安倍嫌い』を考える」が興味深い視点を提供していた。例えば、著述家の古谷経衡氏は、5月の憲法記念日のトークイベントで繰り返された「呪詛(じゅそ)の言葉」を紹介する。

 「安倍以外なら誰でも良い」「安倍は史上最悪の独裁者である」「安倍のせいで日本は破滅する」…。

◆批判の裏に嫉妬

 古谷氏は、「安倍総理をヒトラーになぞらえ、それを支持する人々を右翼、社会を右傾化していると批判的に捉える人々は、『極右内閣にもかかわらず、国民的支持を受けている』という事実に狼狽(ろうばい)」し、嫉妬していると説く

 それは「戦後左派勢力は、もはや自分たちが大衆から離反しているのではないかという事実を薄々(うすうす)感じているから」だという。うなずける指摘だ。

 確かに嫉妬という要素はあるのだろう。古谷氏の文脈とは異なるが、第1次安倍政権が倒れた直後、ある省庁幹部はメディアの姿勢についてこう語っていた。

 「各社の編集局長らは、自分たちより若い首相の存在が我慢ならなかったのだろうね」

 また、この特集でコラムニストの小田嶋隆氏は「安倍さんという政治家は、人を感情的にする」と分析し、こう述べている。

 「私に限らず、安倍さんについて何かを言う人たちは、おしなべて、感情的になっている。(中略)安倍さんの政治手法や、安倍さんが掲げている政策ならびに理念には、人を感情的にする何かが含まれている」

 確かに今国会の安全保障関連法案の審議を見ても、国際情勢や安全保障環境にかかわる冷静な議論とはほど遠い。むしろ、憲法という「聖典」の解釈をめぐり自らを一方的に「正」「善」と位置づけた野党が、政府・与党に「邪」「悪」とのレッテルを貼って責め立てる場と化している。

 特集でも、著述家の神山仁吾氏は安倍首相に対し、感情的に「あの面の皮がいかにも厚そうなブヨブヨの顔にも虫唾(むしず)が走る」と記し、「暗愚総理」と嫌悪感を隠さない。だが、普通は首相の容姿をここまでけなすことはしない。

◆大衆は同調せず

 ともあれ、安倍首相ほど好き嫌い、評価するしないがはっきり二分している首相は珍しい。左派勢力は、自分たちが寄りかかってきた戦後の価値観と既得権益が壊されることに焦燥感にかられ、批判のボルテージを上げるが、大衆はなかなかついてこない。そこで、さらに焦りを募らせ、いよいよ感情的になっていく。

 戦後70年の安倍首相談話が発表された翌15日の朝日新聞社説は、談話を「極めて不十分な内容」と書き、こう決め付けた。

 「この談話は出す必要がなかった。いや、出すべきではなかった」

 逆上したかのような論説だったが、やはり大衆はついてこなかったことが数字に表れている。朝日が2223両日に実施した世論調査では、安倍談話を「評価する」が40%で「評価しない」の31%を上回り、内閣支持率も1ポイント上がっていた。朝日は、民意にはしごを外されたのである。

確かに阿比留氏の言う通りです。安倍首相を叩く政治家もメディアも大学の先生もみんな感情的になっています。共産党のスローガン「安倍政治をゆるさない」ですが、誰だったら許すのでしょうか?ハトやカンならいいのでしょうか?彼らは他党の政治を許していませんよ!そんな中で一番冷静なのは安倍首相です。冷静でなければ、まともな政治などできません。冷静さを欠いた政治家の方々、失格ですよ!

唸声川柳

勘定(感情)はどこから出るの国会前

 

 

◇日経8/27:パナソニック、北京の電池工場閉鎖 1300人解雇へ 

 パナソニックは携帯電話やデジタルカメラに使うリチウムイオン電池を生産する中国北京市の工場を9月に閉鎖する。今月中に生産を終え、従業員1300人を解雇する方針だ。韓国など海外メーカー向けを中心に供給してきたが、韓国勢との価格競争で採算が悪化していた。デジタル家電向けから、競争力が見込める自動車や産業機器向けへシフトを急ぐ。

また、大騒ぎになるのでしょうね。しかしながら、韓国勢が価格を下げて儲けの出ない状態で出荷していることが原因であることを解雇する中国人に啓蒙しなければなりません。こうした時に日本のメーカーは言うべきことを言わず撤退するから中国人から恨まれるのです。悪いのは市場価格を乱した韓国であることを悪口でもいい訳でもなく、説明すべきです。彼らも利益がとれているとは思えません。

 

 

◇日経8/26:世界景気判断3年ぶり下げ 8月月例報告「アジアに弱さ」 

 政府は26日発表した8月の月例経済報告で、世界景気の基調判断を3年ぶりに引き下げた。「アジア新興国に弱さがみられる」とし、中国経済の減速が周辺国に波及していると指摘した。日本の基調判断は「緩やかな回復基調」との表現を維持したが、個人消費や輸出の判断を下げ「改善テンポにばらつきもみられる」としている。

日本

基調  緩やかな回復基調が続く

消費  底堅い動き

住宅  持ち直している

生産  横ばい

輸出  弱含んでいる

輸入  弱含んでいる

海外

基調  アジア新興国などに弱さ

米国  弱めの動きもみられるが回復

欧州  持ち直している

中国  緩やかに減速

台湾  弱い動き

タイ  減速している

 世界景気の判断下げは、欧州債務危機の懸念が強かった2012年8月以来だ。7月の「一部に弱さがみられるものの緩やかに回復している」から「アジア新興国において弱さがみられるものの全体としては緩やかに回復している」に改めた。

 金融市場の混乱が続く中国は7月に「緩やかに減速している」と判断を下げており8月は据え置いた。一方、電子・自動車部品の対中輸出が多い台湾の判断を「弱い動き」に、タイを「減速している」にそれぞれ下げた。続きは↓

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS26H3J_W5A820C1EA1000/

中国の影響があまり反映されていませんね。

 

 

◇日経8/27:デマで110番誤通報急増 22府県、ツイッターで拡散 

 全国で誤った110番通報が相次いでいることが26日、警察庁への取材で分かった。警察庁は、スマートフォンで「1」「1」「0」を入力後に通話ボタンを押すと通信制限が解除されて通信速度が速くなるとのデマがツイッターなどで拡散したことが原因とみている。

 警察庁によると、24日以降26日午後までに誤通報が確認されたのは、宮城、大阪、福岡など少なくとも22府県警。110番を受理する通信指令の職員が電話に出る前に切れてしまったり、応答がなかったりする例が多かった。同庁の担当者は「本来の通報に支障が出るので、うその情報に惑わされないでほしい」と話している。通報の急増を不審に思い、職員が尋ねると「ツイッターの書き込みを見てやった」などと認める通報者もいたという。〔共同〕

デマも必ず始まりがあるものです。そうした出処を抑えなければ、また新しいデマが飛び出します。

 

 

◇毎日写真映像8/26:あぶくま洞:ひんやり幻想世界、観光客戻る…福島・田村

http://mainichi.jp/graph/2015/08/26/20150826k0000e040196000c/002.html

福島県田村市の鍾乳洞「あぶくま洞」、 全長約600メートルの洞内は、年間通じて気温が15度前後と避暑にはうってつけ。今夏は猛暑が続き、今年度は事故前の約7割、20万人を達成する見込みという。

8000万年が作った奇跡ですね。最近は涼しいのですが、暑い日にはこうしたひんやりしたところで一杯やるのもいいですね。但し、アルコールを飲めるかどうかは分かりません。

 

 

◇産経8/27:被告に終身刑「12回」と禁錮3千年 12人死亡の米西部映画館の銃乱射で

26日、出廷したジェームズ・ホームズ被告(右)と弁護士(AP)

http://www.sankei.com/world/photos/150827/wor1508270024-p1.html

 米西部コロラド州の映画館で2012年に起きた銃乱射事件で、殺人罪などに問われたジェームズ・ホームズ被告(27)に対し、同州アラパホー郡の裁判所は26日、仮釈放なしの終身刑12回と禁錮3318年の判決を言い渡した。AP通信が報じた。

 事件では12人が死亡、多数が負傷した。被告は殺人や殺人未遂などの罪に問われ、最高刑は死刑で、最低でも仮釈放なしの終身刑だった。検察側は死刑を主張していたが、同地裁の陪審は今月7日、仮釈放なしの終身刑の評決を出した。(共同)

終身刑12回とはどういうことでしょうか?仮に死んだとしても生命維持装置で12回蘇生させるのでしょうか?そして、3318年間延命させる・・・。なんてことは金が掛かり過ぎてあり得ませんが、彼が万一、パンパイアであったならば、3318年経っても死にません。このアホらしい判決が有効である限り続きます。死刑の方がよほど人間的ではありませんか?

 

 

◇日経映像8/26:FTリディングCEO「メディアに国籍なし」

http://www.nikkei.com/video/894952670002/

 英有力新聞社、フィナンシャル・タイムズ(FT)・グループのジョン・リディング最高経営責任者(CEO)は26日、日本経済新聞のインタビューに応じた。リディング氏は「デジタル時代のメディアに国籍はない」などと述べた。

まさにその通りですが、メディアがジャスミン革命を後押しし、中東に大混乱を巻き起こし、ISISを産み出した元凶とも言えるでしょう。また、国籍の明確なメディアも厳然としてあります。と言うか、国籍と言うよりも党の機関紙ですね。新華社や朝日、琉球新報に沖縄タイムズもその部類でしょうか。リベラルに偏り過ぎた報道がジャスミン革命で中東を暗黒社会に落し込んだのです。しかし、その責任は全くとりません。「メディアに責任取る気なし」でしょうか?

 

 

◇時事8/27:象暴走、象使い死なす=中国人観光客乗せ森に逃走―タイ

 【バンコクAFP=時事】タイ北部チェンマイで26日、中国人観光客3人を乗せた象が突然暴れだし、象使いの男性を牙で突き殺した上、逃走した。

  観光客はその後、無事保護された。

  現地では、象の背中に乗るのが観光客に人気だが、地元警察幹部はAFP通信に、この象が「象使いになついていなかった」と語った。親子連れ3人を背中に乗せたまま森へ逃げ込んだ後、別の象使いになだめられて戻って来たという。


写真は象に刺殺された象使いのカレン族の男性/Back Chinaより

http://www.backchina.com/news/2015/08/27/381012.html

この象は象使いに慣れていなかったのでしょうか?観光客が象の上で何かしたのではないでしょうか?タイでまた中国人のトラブル?なんて考えてしまいます。