[ニューヨーク 24日 ロイター] - 米ニューヨークの裁判所は24日、世界的なワイン収集家として知..........≪続きを読む≫

写真は20億円の罰金を言い渡されたルディ・クルニアワン被告/YouTubeより
クルニアワン被告は本物に混ぜて偽造ワインを売るなど、ばれた時の言い訳を常に考えていたようである。偽造ワインを作るには当然ながら知識も経験も必要であり、単なる収集家ではできない。量刑は8月4日まで待たねばならないが、当然ながら、出所となれば、また、偽造ワインの道を歩むであろう。もう、表舞台に立つことはできないが、C国からはVIP待遇で招かれる。クルニアワン被告が自分に投資したワインの味と香りは一生忘れられるものではない。
【ロイター7/25-高級ワイン偽造の元著名収集家、米裁判所が20億円の罰金命令】
[ニューヨーク 24日 ロイター] - 米ニューヨークの裁判所は24日、世界的なワイン収集家として知られたインドネシア国籍のルディ・クルニアワン被告に対し、偽造ワインを計数百万ドルで販売したなどとして、罰金2000万ドル(約20億円)の支払いを命じた。
クルニアワン被告は昨年12月、偽造ワイン製造にからんだ郵便詐欺と、融資会社から300万ドルを騙し取った詐欺の罪で有罪となった。
検察は、クルニアワン被告がカリフォルニア州の自宅近くで偽造工場を運営し、偽のレア物の空き瓶に偽装ラベルを添付したワイン数百本を製造したと主張した。
一方、クルニアワン被告を担当するジェローム・ムーニー弁護士は公判で、被告は偽の瓶とは知らずに購入したと反論。高級ワイン業界に蔓延する偽造問題のスケープゴートにされたと訴えた。
なお、量刑の言い渡しは、8月4日に延期された。