恋敵に猛毒入り誕生日カード、米国の19歳男を殺人未遂で訴追
[フィラデルフィア 15日 ロイター] - 米フィラデルフィア郊外に住む19歳の男が、恋敵に猛毒リシ..........≪続きを読む≫

写真はリシン入りのバースデーカードを送った犯人のNicholas Helman=ニコラス・ヘルマン(19)/YouTubeより、リシンは猛毒であり、体重75kgの人間であれば、2.25mgが致死量となる。2.25mgと言えば、ゴマ粒1個分にも満たない。怖がらせようとしてやったでは通らない。第一級謀殺未遂、加重暴行、大量破壊兵器使用、ストーカー犯罪などが加わると未遂とは言え、かなり長い間刑務所に入ることになる。リシンではなく、コウキシンだけだったらよかったのにねぇ。

http://youtu.be/dSOd9dzwJHo

このYouTubeのタイトルにあるウォルター・ホワイトとは、米国ドラマ『ブレイキング・バッド』(Breaking Bad)の主人公で化学教師、この化学教師が肺がんとなり、脳性まひの子供に財産を残すべき高品質な覚せい剤を密造し、この世界でのし上がっていく話。

 

【ロイター5/16-恋敵に猛毒入り誕生日カード、米国の19歳男を殺人未遂で訴追】

[フィラデルフィア 15日 ロイター] - 米フィラデルフィア郊外に住む19歳の男が、恋敵に猛毒リシン入りのバースデーカードを送ったとして、殺人未遂の疑いで訴追された。男は15日に出廷したという。

 

カードは今年3月、男が以前交際していた女性の新しい恋人の男性に送られた。カードが入った封筒は、男性の郵便箱に入れられたものの、男の同僚から寄せられた情報をもとに警察が捜査し、封が切られることはなかった。

 

警察によると、男は元恋人を取り戻すため、男性を怖がらせようと思ったと供述。男の自宅からは、リシンを抽出するために用いられたとみられるトウゴマの種子が見つかった。