写真はウルムチ駅前/BackChinaより、休日のウルムチ駅前は何事もなかったかのようだ。

http://www.backchina.com/news/2014/05/01/295467.html

 

犯人は「39族男子 色地丁·沙吾」とある。もう一人の犯人の名前は出ていない。共犯者も探しているという。事件の起きた19時は成都から列車が到着した時間であり、乗客はほとんどが漢族であったようだ。自爆犯2名と爆発に巻き込まれた一般人1名が亡くなった。

 

爆弾ベストをつけていたとすれば、犯人の頭部が残っていたのだろうか?犯行声明も出ていないのに犯人の名前がすぐに出てくるのはやや疑問が残る。

 

47News5/2-爆発事件で共犯者捜索か 厳戒続く中国ウルムチ】

 【ウルムチ共同】中国新疆ウイグル自治区のウルムチ駅で3人が死亡、79人が負傷した爆発事件で、捜査当局は2日、「自爆テロ」の実行犯2人に共犯者がいた可能性もあるとみて捜査を継続しているもようだ。

 

 当局は2人について「長期にわたり極端な宗教思想の影響を受けていた」としており、背後関係についても調べている可能性が高い。ウルムチ市内では厳戒態勢が敷かれている。

 

 住民によると、駅近くの商店街では事件発生翌日の1日から、当局者がウイグル族の店を巡回して不審者が来ていないか聞き込みをした。

 

【産経5/1-死者3人、負傷者79人に 自爆テロ事件と断定  中国・新疆爆発事件】

 【北京=川越一】中国国営新華社通信などによると、新疆ウイグル自治区ウルムチ市の鉄道駅で4月30日に爆発が起き、3人が死亡、79人が負傷した。公安当局はウイグル独立勢力によるテロ事件と断定、死者のうち2人は爆発物を身に着けて自爆した実行犯だったとしている。4月30日まで同自治区を初めて視察していた習近平国家主席は、テロ分子の封じ込めを指示した。

 

 当局の調べでは、30日午後7時(日本時間同8時)過ぎ、駅の出入り口付近で刃物を持った「暴徒」が群衆に切り掛かった。それとほぼ同時に爆発が起きた。同自治区の政府系ニュースサイト、天山網は1日、実行犯の1人はウイグル族とみられる39歳の男で、2人は長期に渡って宗教思想に傾倒し、過激な活動に参加していたと伝えた。

 

 習氏は事件発生当日、少数民族対策を担当する兪正声・全国政治協商会議主席らとウルムチ市内のホテルを視察していた。

 

 習氏は事件発生後、「反テロ闘争は一瞬たりとも気を抜いてはならない。断固たる措置を取り、テロ分子の増長する気勢を制圧しなければならない」と述べ、テロ活動の徹底的な取り締まりを命じた。

 

 3月に雲南省昆明市の昆明駅で起きた無差別殺傷事件について、中国政府は新疆ウイグル自治区の独立勢力による「組織的テロ」と断定した。その後の抑圧的な政策に対し、ウイグル族の不満が高まっていた可能性がある。