写真は現在、売出し中の軽空母「イラストリアス=Illustrious/YouTubeより、以下の映像はジブラルタル海峡を航行しており、退役間近とは言え、英国領であることを主張するかのように空母でスペインを威嚇している。ハリアーの運用が終わってからは、ヘリ空母として使用されていた。イラストリアスの意味は「輝かしい」、ラテン語のillustris=卓越したが語源である。

 

中国がまた購入を希望するかもしれませんが、今回は英国から出すことができず、練習艦としては使えません。英国での保存となりますと外国が買いたいと希望することは考えられず、運命は「買いたい」から「解体」へ・・・。

 

【産経10/22-英海軍「空母売ります」 歴史遺産保存に懸命 スクラップの恐れも】

 緊縮財政に悩まされている英海軍が、30年以上にわたって活躍してきた空母「イラストリアス」(排水量2万2千トン)の買い手を探している。英国外の企業や財団による購入も可能だが、空母の一部または全体を歴史遺産として英国内に残すことが条件だという。

 

 イラストリアスは、1991年の湾岸戦争や2001年のアフガニスタン攻撃時にも任務に当たった。来年、退役する予定だ。

 

 英国では以前、別の退役空母が競売の末、スクラップ会社に落札され「貴重な遺産が失われる」と物議を醸した。英政府は、今回は観光資源として保存したい考えだが、有効な提案がなければ同様の運命をたどるという。

 

 英海軍は新たな空母2隻を建造中で、17年の就役が予定されている。