健康相談をさせて頂いていると、
その疾患の原因がご自身の心と関係している事を
認めたがらない方に出合います。
おそらく自分を責めなくてはいけなくなるから、
若しくは責められている感じがするからなのでしょう。
こんなに苦しい病気の原因が私のせいだと言うの?
と感じてしまう傾向があるからです。

実は誰のせいでもいいのです。

問題はその病気であり、その原因は
その疾患を手放す手掛かりでしかないのです。

関節炎の世界的権威であるラッセル・L・セシル博士(コーネル大学医学部)が
関節炎やリウマチをもたらす主要な四つの原因として、

一、結婚生活の失敗
二、経済的障害と悲嘆
三、孤独と苦悩
四、長期にわたる恨み
だと言っています。

ならば・・・
結婚相手のせいだ、
経済事情のせいだ、
親のせいだ、
境遇のせいだ、
あいつのせいだ・・・・・
だれも・・・なにも・・・
と自分以外の人のせいにします。

人は完全に自己責任です。
自分を責める必要は全くありませんが、
でも自己責任なのです。
結婚生活をただの失敗にするのかどうか、
ただ悲嘆し続けるのか、
孤独感や苦悩を持ち続けるのか、
長期間恨み続けるのか、
これらを選択できるのが自分であることを忘れた時、
身体が傷んでくるのだと思います。

現代医学は悪くなったパーツを修理してくれるかも知れません。
出なくなったホルモンを補充してくれるかもしれません。
細菌が引き起こす病気、天然痘、コレラ、黄熱病その他、
無数の人々を早死にへと追いやった多くの病気を
現代医学はほとんど全滅してくれました。
外科治療もまた素晴らしいものがあります。
痛い頭は薬局の薬で治って(?)しまいます。

悩みは解決してくれないけど、
思考をブロックしてくれる薬を出してくれます。
自律神経の仕組みを理解していない為に
精神病の薬物治癒率は0.06%未満だそうです。

薬を飲んでも借金は減らず、
好きな人からはフラれ、
邪魔なあいつも消えてくれません。

現代医学の様に心と身体を切り離し、
「肝臓が悪いから肝臓の治療」をしたとしても、
それは対症療法でしかありません。
ある意味の時間稼ぎはできるかもしれませんが
そう認識して治療する人は殆どいません。
現代医学は「本質から目を背ける」という副作用があるからです。

人も動植物もエネルギー体です。三位一体です。

人参を分解するとカロチンとビタミンAと繊維と水ですが、
カロチンとビタミンAと繊維と水をどう組み合わせても
二度と人参には戻れませんよね。


D・カ-ネギーの「道は開ける」
という本にこんな一節がありました

何年か前のある晩、近所の人が呼び鈴を押して、私や家族の者に天然痘の予防注射を受けに行くよう忠告してくれた事があった。
彼は、自発的にニューヨーク市内の家々の呼び鈴を鳴らしてまわった数千人中の一人にすぎない。あわてふためいた人々は、注射を受けにどっと押しかけて、数時間も行列の中に立ちつくした。接種場所は、全ての病院はもちろん、消防署、警察署、大きな工場にも設けられた。
二千人以上の医師と看護師が昼夜を分かたず奮闘して、注射に押し掛けた群衆をさばいた。
いったいこの大騒動の原因とは?
ニューヨーク市内で八人の天然痘患者が出て、二名死亡したのだ。約八百万人中で死者二名である。
ところで、私はもうずっと長くニューヨークに住みついているが、いまだかつて、悩みと言う心葛藤(私の住んでいる間に天然痘の一万倍の損失をもたらした病気)について呼び鈴を押して警告してくれた人はいなかった。

この本には悩みを解決する方法が沢山書かれていましたよ。
悩みが多い方は是非


そして私自身これからも、
煙たがられながらも
呼び鈴を鳴らす人でいたいと思います


 


 

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